ぶたまん話。

大学の時、女子ばっかりの下宿に住んでいた。

台所やトイレ、お風呂が共同で、今ならシェアハウス(笑)とか言いそうだけど、要するに7人の女の子が一軒家の間借りをしてるということ。

アパートよりは親密で、でも友達というんでもない、微妙な距離感だったなあ。携帯とかない時代だから、1台っきりのピンク電話を、順繰りに使ったりしたもんだ。

中に一人、体育会系運動部の元気な子がいた。

夜はクタクタで帰ってきて、朝は一番に出ていくんだけど、台所でコーヒー淹れながら見てると、彼女の朝ごはんはいつもいつもいつもいつも!ぶたまんなのである。

共同の冷蔵庫からぶたまんを出して、これも共同のレンジでチンして、湯気の上がってるのを口にくわえて飛び出していく。もう毎日毎日同じだ。

珍しく彼女が共用スペースでヒマそうにしていたある夜、朝いっつもぶたまんだね?と聞いてみた。

皮が炭水化物で、中身がタンパク質で、バランスがいいでしょ。じかに持っても手が汚れないし、トーストみたいにパン屑が落ちない。それに、歩きながら食べても、飲み物が要らないんだよ!ぶたまんって理想の朝食だと思うけどなー。

なるほど~、とは思ったけど、実際朝ごはんにぶたまんを食べたことはまだない。この頃みたいに寒いと、朝ぶたまん、いいかもしれないなと思う。
むかしむかし | コメント(4) | トラックバック(0) | 2013/12/10 21:53

せんたく話。

見回して思うのだが、世のオカーサンがたの洗濯の頻度は高すぎないか?

ちょっと聞いてみたところでは、学齢期の子ども2人を含む4人家族のゴトウさん宅では3日に2回。運動部の高校生がいるミギタさんでは、共稼ぎのフルタイム勤務であるにもかかわらず、洗濯は毎日だそうである。

仕事から疲れて帰って毎日、畳まなきゃいけない洗濯物のを見るなんて、想像するだけで気の滅入る話だ。

ここはひとつ力を込めて言っておきたい。

あなたは何の為に、パンツを10枚も持っているのかと。

1週間は洗濯をしなくとも、心安んじて暮らす為じゃないのかと。

いつになく声が大きくなってしまったが、大事なことなので言うのだ。決して

かーちゃん俺のシャツまだ乾いてないの。洗濯サボってねーか?

と言われたからって言い訳をしているわけではない。言われたけど。
ごきんじょ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2013/12/08 13:00

ふあんな話。

何年か前に、ホットカーペットをもらった。

デザインを一目見てダッセエ!と思い、でも新品を捨てるのはナンだし、と、使わずにしまいこんだ。

月日は過ぎ、50を目前にして足腰の冷えに耐えかね、死蔵してるホットカーペットを思い出した。

納戸から取り出して敷いてみると、とにかくあったかいし、デザインも思ったよりマシ、っていうか、全然オッケーだ。なんであの時、ダッセエ!とか思ったのかな。

…と、喜んでいたのだが。

だんだん冷えたケツがポカポカし始め、落ち着いて考えたのだが、これってもしかして、しまいこんでる数年の間に、私の感覚がダサくなったということじゃないのか?

あったかければいいじゃないの、ちょっとくらいダサくったって、っていうのは、もはやババアの考えじゃないのか?

ケツはあったまったが、にわかに不安になる、ババア予備軍なのであった。
もろもろ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/12/06 11:11

ものもち話。

年賀状の時期なのに、プリンタの調子が悪くて、すぐ紙詰まりになってしまう。

メーカーに電話したら、6年前の機械なので、もう部品がなくて修理もできないらしい。というか、えらい前の機種なので電話のお姉さんにちょっと驚かれてしまった。

私は物持ちがいいほうかもしれない。

たとえばダッフルコートは10代から着てる30年物で、ゼミ会の時に着て行ったら、先に集まっていた皆に

おい、ええかげんにせーよ!

と、口を揃えて突っ込まれた。ちょうど皆で見ていた、大学時代の旅行の写真に、同じコートを着た私が写っていたようだ。

そういえば、刷ろうとしていた年賀状のほうも、物持ちがいいって言えばナカナカだ。

本屋さんで買った年賀状作成ソフトで作ったんだけど、ムックの表紙はカワイイネズミさん。

来年が午年だから7年目になるか。

まだまだ使ってないデザインがいっぱい残ってるし、それにあと5年経ったら、またネズミの絵柄が使えるな~、などと思っている。

あ、でも、プリンタは買い替えなきゃだなー。
もろもろ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/12/05 13:39

へんがお話。

家ではおかーさん。外に出るとおばちゃん。どこからどう見ても平和な一般市民である。

機嫌がいいか悪いかで、多少は違うけど、だいたい安定した表情で過ごしてる。

変化ったって、ニコニコしてるか、マジメで神妙な顔か、ちょっとブスッとしてるか、そんなもんだ。

でも、やろうと思えば、氷のように冷酷な表情や、悪魔のように残忍な表情も、鬼のような怒りの表情だってできるのだ。

だけど、しない。

顔の可能性ということを考えた場合、これは非常にもったいないと言わざるを得ない。

そのことに気付いたので、最近はいろいろ試している。

冷酷に洗濯

残忍に食器洗い

怒りのボタン付け

非常に前向きで斬新な取り組みと思うが、家の外ではできないのが残念なところである。
もろもろ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2013/12/02 19:31
« Prev | HOME |