かきのみ話。

民家の庭の木にも、鮮やかな柿色の実が生っているのをちらほら見かける季節になった。

わが県は、の名産地である。

柿の木は実もキレイだが葉も美しい。濃緑の葉でお寿司を包んだ柿の葉寿司も、人気のお土産だ。

今日はお天気が良いので、郵便ポストまでブラブラ散歩をしていたら、また見つけた。

かきのき1

桃栗三年柿八年のことわざ通り、柿はなかなか実が生らないし、生っても青いうちにあらかた落ちてしまうものなのに、こんな細い木で、よくこんなに大きくなったものだ、と感心しながら近づいた。

ん?

んんん?


かきのき2

またテメエか!



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ごきんじょ | コメント(26) | トラックバック(0) | 2014/10/31 08:19

とじまり話。

おばーちゃんが、友達と神戸のホテルに一泊旅行に出かけた。

デラックスツインに泊まり、温泉に入り、豪華ディナーをいただく贅沢なプランだ。

でらっくす
       (デラックスだなあ)

天然温泉や神戸ビーフ、瀬戸内の鯛などを十分に楽しんで、シワも伸びたらしい。

お昼頃、今から帰りますのメールがあったのを見て、帰宅を見計らって電話してみた。

ばっちり充電して元気いっぱいかと思いきや、なんだか声が小さい。

あのね… 帰ってきたら、玄関にかけてなかったの…

ええっ?!

窓や二階は全部、しっかり鍵していったんだけどねえ…

玄関が開いてちゃ、いくら他が閉まってたってダメでしょう!

そんなに怒らないでよ…。泥棒は来なかったし…

幸い事なきを得たが、一人暮らしのおばーちゃん、こういうことも増えてくるのかなと思うとドキドキする。

電話を置いたちょうどその時、うちの玄関から

うわあ!

という声がした。不審者か?と疑うまでもなくムスコなのだが、何か怒っているようなので行ってみる。

何だよこの

そういえば、布団の打ち直しが戻ってきて、中身だけ引っ張り出し、デカい箱をそのままにしていた。

待てよ。これはもしや、画期的な戸締りのヒントかも?

ドアを開けると

とじまり
     (測ったようにピッタリ)

おばーちゃんに勧めてみようかな。



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ごかぞく | コメント(8) | トラックバック(0) | 2014/10/30 10:54

いちびる話。

いちびる」というのは大阪弁で「調子に乗ってはしゃぐ・悪ふざけをする」といった意味である。

ところで演技派俳優を、CMでいちびらせるのはもういい加減にしないか。

一番目につくのはヤクショコウジである。

映画「蜩ノ記」で、武士の見事な生き方を演じた彼が、ダイハツムーヴのCMでワタベアツロウにお姫様抱っこされて喜んだり、マルちゃん正麺ごときでその大きな顔面に感動の表情を作るのを見ると

お金もらって、何をいちびってるんだろう…

と、悲しくなる。

ヤクショ氏のこういう使われ方はおそらくダイワハウスのCMに始まるが、立派な顔をした人がいちびる面白さ、というのに気付いたCM業界は、彼に次々と道化役をさせた。

やくしょ
        (なんでダイワハウスなんだ)

そして、ヤクショ氏一人で足りないCM業界は、次々と立派な顔の道化を生み出している。

ロト6のヤナギバトシロウもそうだし、携帯電話の白い犬が実はキタオオジキンヤだというのもその類だ。

エンケンことエンドウケンイチなど、コワモテと落差のある役柄をやりすぎて、最近では出た瞬間から

どうせそんなコワイ顔しててもオチャメな性格なんでしょ♪

と思われている。

そして、かねがねちょっとアブナイなと思っていたマツシゲユタカが、auスマートバリューのCMに、モモワレを結った町娘の女装姿で出始めた。

面白い、のかもしれない。でも同時に、クラスに一人は必ずいたいちびりの男の子が、薄笑いの同級生に囲まれ、孤立無援でいちびる姿を見たときの、物悲しい気持ちが、蘇ってくるのだ。

本当にこういうの、もうやめにしないか。

まつしげ
          (このツラで女装)




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てれびじょん | コメント(10) | トラックバック(0) | 2014/10/29 08:34

くーぽん話。

ムスコの着るものがないので、日曜に夕飯がてら近所のイオンに行った。

ムスメを連れたショッピングと違って、ムスコのものを買うのは一瞬だ。

親の私がムスコの着るもんなんてどうでもいいと思っているせいもあるが、ムスコ自身洋服屋がキライで、1秒でも短く済ませたいと願っているためだろう。

長袖Tシャツとチノパン、ニットのカーディガンを、試着含めてものの10分ほどで購入して終わり。

しかし、レストラン街に向かってエスカレーターを降りている時にもうひとつ思い出した。

こないだの雨の日、靴下がえらく濡れてたけど、靴に穴開いてんじゃないの?

ああ、そうかも

また買いに出るのは面倒なのでついでに靴屋に寄る。

店内で居心地悪そうにソワソワしているムスコに、テキトーな靴を試させ、1秒も迷うことなく購入する。

夕食はカキフライが食べたかったので、迷わず和食の店に入り、満足して帰宅した。

最短の時間で必要なものをすべて買えたうえに、食べたいものが食べられて、とてもうまく行った気がする。

ところが、帰ってからとんでもないことを思い出した。

イオンで買うならクーポンがあったんだった!

くーぽん

服屋も、靴屋も、食事した和食店まで、割引クーポンを出していた。

やめときゃいいのに損害額を計算すると、あれやこれやで1000円以上になり、非常に凹む。

とにかく買い物が嫌いで避けているので、こういうクーポンをうまく使えたためしがない。

おまけに今朝になって、買った洋服が入っていた紙袋を捨てようとしたら、中にこんなのが入っていた。

くーぽん2

5千円で一回抽選できるシールで、期限は日曜日

我が家の損害は一体いくらになったのか。

覆水盆に返らずなどと力弱く呟く私である。



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ごきんじょ | コメント(12) | トラックバック(0) | 2014/10/28 10:42

ゲンペイ本。

ゲンペさんが亡くなった。

ヘンなおじーさんだった。

眠そうな目をした今の容貌からは想像しにくいけど、若い時にはゲージツカを目指し、とんでもない貧乏をして、サンドイッチマンをやったり、そうかと思えばアンダーグラウンドの活動をしたり、若気の至りで警察のお世話になったりしたという。

40を過ぎて、普通ならもう落ち着こうかという年齢になってから、大きな賞をいきなりもらって、世の真ん中に飛び出てきたゲンペさん。

トマソンだの新解さんだの老人力だの、思いつきが次々と流行っちゃったゲンペさんだが、離婚して小さい娘さんと二人暮らしだったころの、父子家庭の実感を下敷きにした小説が好きだった。

小説の名義はゲンペさんじゃなく、オツジカツヒコ。

おつじ

短編集で、特に思い出深いのは、居間や風呂場、廊下や玄関が、あちこちで別々の不動産物件として賃貸に出ている世界を描いた「風の吹く部屋」。

主人公父子は国分寺の「居間」で暮らし、高円寺の「風呂場」へ電車で通い、千葉の我孫子で新しく「廊下」を借りることを考えている。

妄想に駆られがちで、決して明朗とはいえない性格のオツジお父さんと、肌寒い小説の世界で、一緒に何かに耐えているような、おかっぱ頭の小さい胡桃子(くるみこ)ちゃんがいじらしい。

1983年中央公論社刊、名作だと思うけど文庫化もされておらず、絶版らしい。

尾辻克彦こと赤瀬川原平氏のご冥福を祈ります。



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ブックガイド | コメント(6) | トラックバック(0) | 2014/10/27 10:50

ハズカシ本。

ワタクシごとだが、私はお腹が出ている。

ガリガリに痩せて、イモートに、お姉ちゃんではなくホネエチャンと呼ばれていた中学生の時も、お腹だけはポコンと出ていた。

私は昔から、内臓は人一倍丈夫で、お腹を壊したり胃を悪くしたりということはめったにない。

推測だが、内臓の活発さに対し、腹筋が貧弱で、元気な内臓を押え込めないのではないだろうか。

いわば全面的脱腸状態である。

冗談はさておき、痩せていた昔はともかくとして、人並み以上に中年太りが来ている昨今、腹部の突出も冗談では済まない状態になってきた。

何かしなくちゃなーと思っている時にこんな本を見つけた。

はらだけ

腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)

検索してみると地元の図書館の蔵書にもあるではないか。

タダで済むならそれに越したことはない。お腹は出ても決して太っ腹ではない私は、迷わず図書館の貸し出し予約を入れた。

そこまでは何も考えずにやったのだが、問題はこれから。

ネットで予約した本が用意できると、図書館からはメールでお知らせが来る。

カウンターに出向いて借り出すのだが、この書名、よく考えるとものすごく恥ずかしい。

人生50年、多少のことには動じなくなった私でも、カウンターのお姉さんに

ああ、この人、お腹だけひっこめたいのね…

と思われると想像すると、身もだえしたくなるくらい恥ずかしい。

全身痩せたい!というほうが、まだいい。

お腹が出ているので、ひっこめたい!というのは、単に体重を減らしたい、というよりも、なぜかムキダシに恥ずかしいのだ。

ワキ毛やスネ毛は生えなくてもいいから、頭髪だけはフサフサとしていてほしい!というのにも似た、ムシのいい願望だからだろうか。

今朝図書館からメールが来たのだが、取りに行くかどうか、迷っている。



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ブックガイド | コメント(12) | トラックバック(0) | 2014/10/26 11:50

とりっく話。

商店街を歩いていたら、黒いゴミ袋がわしゃわしゃと、風で転がってきて足に当たった。

…と思ったら違った。

黒い袋みたいなものを着た小さい子だ。

ハロウィーンの扮装らしい。

近くの子ども英会話教室から出て来たのか、似たようなのがウジャウジャいる。

黒猫カボチャ魔法使い、ディズニーキャラ、はては何なんだか、見当もつかないナニカ。

こんなややこしいチビどもを、仮装させて連れ歩く、最近の親も大変だ。

  はろうぃん
(ハロウィン限定ドーナツ。ムスメがまた5個買ってきた)

一見ほほえましい行事だが、町会のイシヅカさんは怒っている。

いきなり来て、なーにがとりっくおあとりーとよ!お菓子が欲しけりゃ地蔵盆に来ればいいでしょ!

地蔵盆とは、近畿圏のお盆行事で、お地蔵さんを灯篭やお供えで飾って子供を集め、お菓子を配ったり、花火をしたりして過ごすものである。

私も子供のころ、名入りの提灯を作ってもらって、浴衣でお地蔵さんに参った楽しい思い出があるが、今は廃れてしまっているらしい。

役員がイヤだとか、町会費払わないとか、地区の行事は来ないでいて、何がハロウィーンよ!

イシヅカさんのような強硬派は特別としても、世の見る目は意外に厳しいのかもしれない。

思うに、あれが良くないね。

Trick or Treat!お菓子をくれなきゃ、イタズラするぞ!

無邪気な子供が言うことと聞き流しているが、これは脅迫だ。

それを言うなら、お月見団子をとるのだって窃盗だけど、脅迫はかなりタチが悪い気がする。

欧米流のドライな交渉術というか、取引に関する価値観の表れだろうか。

そう考えると、

とりっく おあ とりーと!

そう言われて唯々諾々とお菓子を渡してしまうのもつまらない。

イヒヒヒ…そいつは面白いねえ…やってみるがいいさ!トリック上等じゃ!

なんて、ドアの隙間から言い放って、玄関をぴしゃっと閉めたら、スッとするだろうか。

子供は泣くだろうな~。

近所の子供の間で、きっとうちは魔女の館として有名になるだろう。



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ごきんじょ | コメント(20) | トラックバック(0) | 2014/10/25 08:05

おいすた話。

冷凍の牡蠣があるが、まだ鍋には早いので、いいお料理はないかと検索していたら

牡蠣のオイスター風味

というのを見つけた。

おいすたー
      (けっこうおいしそうだ)

なんか変じゃないか?

oyster = 牡蠣

牡蠣がオイスター風味なのは、いわば生まれつきだ。

ストロベリー味のイチゴとか、ミルキー牛乳とか、言うか普通?

お料理名としても、ガーリック風ニンニクとか、豚肉のポーク風味とか、けっこう美味しそうだけど、考えるとおかしい。

…なんちって、知ってますよ。

オイスター風味のオイスターは、オイスターソースの略なの。

分かってるけど、からんでみたかっただけだよーん。

50代、そういうお年頃なのだ。



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もろもろ | コメント(10) | トラックバック(0) | 2014/10/24 08:52

かつどん話。

どんぶりと言えばカツ丼

かつどん

誰が何と言おうとベストオブどんぶりはカツ丼である。

自腹でも食べるけれど、本来カツ丼は人におごってもらうほうがおいしい。

なんかご馳走するよ。何食べたい?

と、大好きな人に聞かれたときには、いつでも

カツ丼!

と大きな声で言える、元気な自分でいたいと思う。

余談だけど、昔の刑事ドラマでよく見たような、取調室で容疑者がカツ丼を取ってもらうことって、本当は無いんだって。

まあ、あれもおごりと言えばおごりだが、だからって美味しくはなさそうだ。



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もろもろ | コメント(16) | トラックバック(0) | 2014/10/23 13:10

おかゆの話。

おとっつあん、おかゆができたよ

病人コントはだいたいこんなセリフで始まる。

子供の頃熱など出すと、好むと好まざるにかかわらず、ゴハンがおかゆになった。

薬を飲むときは食事はおかゆ。薬とおかゆはセットのように思っていた。

看病  おかゆを作ること

…と考えられているフシもなくはない。

しかし、風邪をひいても自分で治さなくちゃいけない年になってみると、熱でゾクゾクするなか、わざわざ台所に立って、おかゆを作る意味が分からない。

風邪くらいなら、わざわざおかゆに薄めるよりも、炊飯器のゴハンをそのまま食べたほうが治りが早い。消化の良さだって、そんなに変わらないのだ。

白いご飯をずしんとくるくらい食べると、身体は温まるし、眠くなる。そうして薬を飲んで寝れば、起きたときにはかなりスッキリしている。

風邪をひいたらドンブリメシ

そしておかゆは、健康な時に食べたほうが断然おいしいのだ。

トッピングが楽しい中華粥もいいが、なんといっても高級和風旅館の朝粥

あさがゆ
       (これは京都・瓢亭の朝粥定食)

うっひょ~!

あれを思い浮かべると、早く風邪なんか治して、おかゆを食べよう!と、強く思う。



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もろもろ | コメント(10) | トラックバック(0) | 2014/10/22 12:00
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