ことわざ話。

大晦日だというのに、まだ仕事。

年明け早々納期なので仕方がないのだが、情けないことだ。

こんな風に休むべき時にバタバタしていると、昔は愚図の節季働きと叱られたものだ。

グズのセキバタラキ、なんて言われても、子供にはわからない。

だが、ただ重々しい口調で「愚図の節季働きが!」と言われると、何だかわかんないけどダメなことなんだな、と思う。それで十分だったのだ。

思えば昔の大人はコトワザを使った。たとえばちょうど今頃の時期、祖母がよく言ったのは

冬至十日アホでもわかる

であるが、正確な意味はいまだによくわからない。祖母が生きていたらきっと

せやからアホなんや

と叱られることであろう。

昔の大人はいちいちコトワザの意味を説明してくれるほどヒマではない。

その時々言いっぱなし、子供の疑問はほったらかし。そういうもんだったし、子供も不満に思わなかった。

だからこそ、子供電話相談室なんて番組があって、エーさんやムチャク先生たち、大人がマジメに答えてくれるのが、特別なことだったのだ。

今の大人はみんな親切で、聞かないことまで子供に教えようとするし、そこらに大人がいなくても、チャッと検索すればイッパツだ。

そんな今の子供がうらやましいかというと、そうでもない。

わからないことは、面白い。

わからないことに囲まれているから、子供の毎日は面白いのだ。

何でもすぐわかってしまう今の子供は、つまんないだろうなあと同情する。

…おっと、よその子の心配をしてる場合ではなかった。まだまだ仕事がある大人の私は、サッサと働かねばならない。

遅いことは牛でもする

トロかった私はよく言われたが、これくらいなら意味は分かる。

はやいうし
(しかし、ホンモノの牛は別に遅くはない)



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むかしむかし | トラックバック(0) | 2016/12/31 10:34