ぽすたー話。

マンションの掲示板に、春から貼りっぱなしの防火ポスター。

背景のピンクも色あせて、風景に溶け込んでいる。

ニッコリ笑ったモデルの目がギラリと光ったので、ギョッとしてよく見ると、両目のところに画鋲が押されていた。

イタズラだろうが、場所が場所だけに、あまりいい気分じゃない。

私が子供の頃から、ポスターにイタズラをする者はいた。

清涼飲料水のビンを持ち、微笑む女優の顔に、描き込まれた鼻毛とおデコのシワ

レコード店の店頭に立つ、アイドルの等身大パネルにこすりつけられた、ガムの噛みかす。

本人の知らないところで、誰かがその人を嫌ったり、妬んだりしている。

人気者に向けられた、小さな悪意の棘

有名になるって、いいことばかりじゃないんだな、と、思ったのを覚えている。

周りを見まわしてから、目に刺さった画鋲を外し、掲示板の高いところに並べてとめた。

翌朝、ポスターは剥がされて、代わりに「資源ごみ回収のお知らせ」が貼られていた。

ぼうかぽすたー



にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


日記・雑談 ブログランキングへ



スポンサーサイト
むかしむかし | コメント(4) | トラックバック(0) | 2017/06/17 12:14
コメント
No title
何なんでしょうね、ついついいたずらしたくなるんでしょうか。
鼻毛と皺、よく見ますね。
ポスターへの
加筆修正の記憶はありません。
子供心にタブーだと思っていたフシがあります。


ぢょん でんばあ様のポスターを見たいものです。
Re: No title
Carlos様

イタズラする人は軽い気持ちなんでしょうが、写真の当人が見たらショックでしょうね。

特にかわいい若い子や、おすましした女優さんなどは…。
Re: ポシターへの
rockin'様

私は小学校の時、納税のポスターで賞をとったことがあります。

私のポスターに関する最大のエピソードです。

管理者のみに表示