ゆびわの話。

アナタいい時計してるね、いつも

友だちに褒められた。

厳密に言うと、時計がいいんじゃない。安物だけど、面白いデザインのいろんな時計を持っていて、とっかえひっかえ着けているだけ。

とけい

最近はアクセサリーをほとんどつけないので、着るものに合わせた時計をつけることが、私の残り少ない洒落っ気の表れなのだ。

それでもバブルの頃は、指輪もネックレスも高価なのを人並みに買って着けていた。ボーナスの度に、宝飾品が増えた。でも、今は2千円の時計のほうがいいと思ってしまう。

指輪にあんまりいい思い出がないのは、離婚してるからかなとも思う。

知り合いには、離婚するとき相手から

今まで買ってやったもの全部返せ~!

と言われて、指輪もたたき返してやった、という人がいるが、私の場合はそんなこともなかった。離婚後バタバタ何度か家を変えて、指輪なんて持っていることも忘れていた。たぶん相手のほうも、ただ失念していたんだろう。

ずいぶん経って生活も落ち着いてから、タンスを片付けていたら婚約指輪が出てきた。もはや何の感慨もなく

あー、コレねー…

って感じ。今後はめることはまずないな、と思ったけど、捨てるのはもったいない?それに、何ゴミかわかんないし。不燃ゴミかな?

念のため、ムスメに聞いた

アンタ、これ要る?けっこう高かったし、キレイでしょ

ムスメは即答した。

そんな縁起の悪いもの、要らないよ

そりゃそうだ!

ムスメにハッキリ言われて、私は迷いもなく指輪を売っぱらった。そしてムスメとムスコと、焼肉を食べに行った。

おいしかった。


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むかしむかし | トラックバック(0) | 2014/08/11 09:26