がじょう話。

今年も無事に年賀状が出せた。

年賀状を面倒な虚礼としか考えていない人も多いようだが、私にとっては幸せのしるしなのだ。

別居や離婚など家庭内に問題がある時は、年賀状一つ出すにも、悩みが多い。

別居中の夫の親戚には出すのか出さないのか。

結婚以来ずっと夫婦連名で出していた学生時代の友人にはどうするのか。

いいことなど一つもなかった今年の近況報告に何を書くか。

いっそ出すのをやめてしまいたいが、そうすると誰かに不審に思われるかもしれない。家庭の不和を抱えている時というのは、決定的な何かがあるまでは、できるだけ隠したいものなのだ。

私はずっと夫と子ども、家族4人の連名の年賀状を作っていた。

それが、ある時から、姓はそのまま、私と子ども、3人の連名となった。

そして、3人の姓が、私の旧姓となり、さらに次の年には、実家のある県に住所が変わった。

ずっと近況コメントは書けず、印刷の年賀状に宛名を書くだけが精いっぱいだった。

そんな年賀状を受け取る昔からの友だちは、何も書かなくても、何かを感じ取ってくれていたのだと思う。

そして、引越しの翌年の年賀状。

健康のため、水泳を始めました

たった一行、近況コメントが書けたその年、何人かの友だちが連絡をくれた。

元気?こっちに帰ってきてるなら会おうよ

そんなメールがとてもうれしかった。詮索しないで、心配してくれていたんだなあ、と思った。

今年も、ありふれたことばかり書いた、なんの変哲もない年賀状が出せた。そのことの幸せを、改めて思う。



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むかしむかし | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/12/26 10:36
コメント
No title
こんばんは!
年賀状間に合いましたね。
そうですか~年賀状を出すのも色々悩んだんですね。
友達と逢って洗いざらい吐き出してしまいなさいよ!
きっとスッキリすると思いますよ!
今年もあと少し!もうちょっと頑張りましょう!
Re: No title
Carlos様

おかげさまで、いい友達のおかげで、今はスッキリと年賀状を出せます。

今年は珍しく喪中のおはがきが1枚もなかったので、友だちが誰も悲しい思いをしなかった年なんだな、良かったなと思いました。

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