てーぷの話。

どこだかの県で、若者のUターン就職を促す施設ができた、というニュースを見た。

公の作る箱モノの是非はさておき、またアレだ。

テープカット

てーぷかっと

小役人や町の社長が6~7人並んで、テープを等分に切る。

見れば見るほど、ヘンテコだ。

威勢のいいかけ声に合わせて切ったあと、25センチくらいになった切れっぱしを手に、ぼーっとしているオッサンたちの姿も物悲しい。

  :

今日は、誰もが待ちに待った施設のオープン。

その開業に心血を注いだ男は、惜しくもこの日を迎えることなく、世を去った。

銀のハサミを手に、緊張の面持ちで歩み出たのは、彼の一人娘

観衆は息をのみ、その一瞬を待つ。

娘は父の思いを胸に、張り渡した全長7メートルのテープの真ん中にハサミを入れる。

テープが左右に分かれると、館の玄関が大きく開かれ、人々は歓声を上げて入場。

  

…とまあ、これくらいドラマチックであってほしいよね、テープカット。



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てれびじょん | コメント(10) | トラックバック(0) | 2015/06/15 10:00
コメント
No title
テープカットの映像を見ていると、ちゃんと持って切らないで、テープの切れ端が落ちて慌てる役人って時々いますよね。アレは、もっと滑稽だと思いながら、テープカットの映像は「だれか落とさん¥ないか?」とみています。
感動した!
感動して涙が出そうになった・・・って、
フィクションか~~い!(笑)
うん、テープカットは
このくらいドラマチックであって欲しい。

役人のテープカットは
私も落下が気になります(^_^;)
No title
こんにちは
てーぷかっとね~
私も何度もその主催をやったことがありますが、考えてもみませんでした。

最後の演出は見事!
お涙ちょうだいのドラマになりそう。
No title
母が認知症になる前。
もう10年以上前。
テレビのニュースに映るこの25センチずつのテープカットを、母がおかしそうに笑って見ていたのを思い出しましたよ💕
テープカットは
大げさにゆーと権力闘争に勝利した者のみに与えられる儀式なんです。
だから人数と順番はとても大切です。

関係ない者から見るとおっさんのお遊戯ですが。
Re: No title
SuzyHill様

本来ならば一人でまん中を切るものだと思うので、左右に落ちればそれでいいんですけど。

バカみたいに何人もで切るから、寸断されて手に切れっぱしが残るんですよ。

落ちるのはいいとしても、慌てるのがみっともないですよね。
Re: 感動した!
理事長の妻様

にひひ…。ややこしい書き方をして、ごめんなさい。

でもホント、これくらいでないと意味ないと思うんですよね。

オッサンがテープを平等に分けているのを見て、誰が嬉しいのかと思います。切るなら巻き寿司でも切ってろって感じ。
Re: No title
Carlos様

仕事の中で、これはやるものだ、と決まっていると、おかしさには気づかないのかもしれませんね。

あれは相当変なものだと、私は思います。

しかもどんどん人数が増えてきてませんか?いっそ、ギネスに挑戦したらどうでしょう(笑)。

Re: No title
ポンたん様

お母様も面白がっておられたんですね!

テープカットは、確かに昔は、特に選ばれた人一人がやっていたと思うんです。

何人もやるようになったのは、運動会で全員が同時にゴール!とか言うのと同じ、くだらない横並び意識の表れじゃないかなあ。調べたわけじゃないので、分からないけど。
Re: テープカットは
rockin'様

へえ~。じゃあ、あそこに立ってテープを等分に切っているオッサンたちは、選ばれた喜びに打ち震えているんですね。

良かったね、でもそんなの家でやって、って感じですね。

焼き海苔でも切ってれば奥さんに喜ばれるのに。

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