しめなわ話。

おせちを食べ飽きて、静かな正月の住宅街を、腹ごなしに散歩する。

どの家も、玄関にしめ飾りを出して、あらたまった様子。

関西では正月のしめ飾りというのはこういうものである。

しめかざりかんさい

太く縒ったしめ縄に、ウラジロと白いシデを重ね、目出度いダイダイを結わえたこれこそが、私にとってのしめ飾りなのである。

ところが、東京に引っ越して初めての正月、同様のものを探すと、どこにも見つからない。

しめかざりとうきょう

どこを見ても、こういう縦長で、やたらフサフサしてハデな赤い飾りのついたものばかり。

なんだかゲンナリして、なるたけ小さな地味なものを求めて飾った。

そんな東京のお正月に慣れたころ、今度は名古屋に住むことになった。

ご存知の方も多いと思うが、名古屋を中心とする中京地区の文化圏は、関東とも関西とも違う、独自なものだ。

しめかざりなごや

稲わらの縄とシデを主としたシンプルなしめ縄だが、なぜかちっちゃい紙の松竹梅が貼りつけてある。

縄を〆るだけにとどまらず、グリングリンと玉に丸めてあるのも珍しい。

私の乏しい経験だけでも、全く違う3種類が存在するのだから、日本も広い。

見たこともない、突拍子もないしめ飾りが、思わぬところにあるかもしれない。

まだまだ世の中、知りたいことはたくさんあるなあ、と思う年の初めである。


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もろもろ | トラックバック(0) | 2016/01/02 10:18