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こまつな話。

冷蔵庫に小松菜があるのは分かっていた。

使わなきゃ、料理しなきゃと思いつつ、つい取り紛れて数日が経過。

今日こそは、と出したらシオシオのパー

情報番組の実験映像でよく見る

そしてこちらが、○○しなかった小松菜です!

みたいな、悲しい様子になっていた。

その時でんばあ、少しも慌てず。

ボウルに水を張り、根元に切り込みを入れた小松菜を投げ込んだ。

しおれた野菜は、水に浸ければ回復するのだ。

半日外出して帰ってくると、小松菜は昨日買ってきた程度には元気を取り戻していた。

さあ、料理だ。

見違えるほどシャッキリした小松菜に包丁を入れると、ザクザクと手ごたえが楽しい。

鍋に胡麻油を熱し、切った菜っ葉を投入。じゃーじゃー炒めたら出汁を加えて煮る。

昔から作り慣れた、小松菜の炒め煮である。

油と火の力で、みるみるシンナリしていく小松菜を見ていて、考えた。

わざわざシャッキリさせてから、またシナシナに煮てるけど、これって意味あるのか?

シナシナのままでも、結果は同じじゃないのか?

しばらく考えたが、結論は出ない。

こまつなな
(こちらは若手人気女優の小松菜奈さん)



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もろもろ | コメント(4) | トラックバック(0) | 2020/07/11 11:30

ほうがん話。

湯たんぽが、レンジの中でカレーと出会ってしまった(→ シュールナ本。)ので、仕方なく肩にシップを貼った。

スッとするニオイと冷たい感触。しばらくして貼った個所がポカポカしはじめる。

若いころは、あんなみっともないもの、と思っていたが、今やシップが無ければ生きていけない。

家にシップを常備するようになったらババアである。

ひと息ついて時計を見ると、もういい時間。急いでゴミ出しに出た。

傘をさして、ゴミ袋を提げて、雨は面倒だ。もうちょっとババアになったら、足元が危ない日にはゴミ出しは休もう、と思っている。

ゴミステーションに、ちっちゃいゴミ袋をポンと置いて、ヤレヤレ任務完了。

ブラブラ散歩気分の帰り道、首筋がムズムズ…

はっ、シップ!

Tシャツの襟ぐりが大きめで、白くて四角いアレが丸見えだ。

折も折、前方から人が来たので、慌ててその箇所を手で押さえた。

首の付け根に手をやり、肘を張って、ちょうど、砲丸投げの投擲姿勢のあんばいである。

ほうがんなげ

片手にカサ、片手に砲丸

非常に不自然だし、すれ違う人も、いつ砲丸を投げつけられるのか、不安だろう。

いっそ、素早く剥がすか。

しかし剥がしたアレをどうするかの問題もある。

それに、貼ったばっかりのシップを剥がすのは、貧乏性の私にとって、勇気のいることなのだ。

迷ううちにも、人はどんどん近づいてくる。

どうする、私!



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ごきんじょ | コメント(6) | トラックバック(0) | 2020/07/10 11:30

シュールナ本。

根を詰めすぎたせいか、ひと晩寝ても肩こりがとれず、パッとしない。

カーテンを開けば、重い気分を映したような雨。

こんな朝は、どっしり食べて、景気をつけよう。

冷蔵庫にあったカレーをアツアツに温め、ラッキョウを添えて食べたら、ちょっと元気が出た。

そうか、あっためるといいんだな。

ふと、レンジでチンする湯たんぽがあったのを思い出す。

れんじでゆたぽん

説明書にあるとおりの時間をセットし

ちーん!

いそいそと取り出した湯たんぽに、異変が。

このニオイ、この色…カレーだ!さっき温めた時に、庫内に吹きこぼれたと見える。

湯たんぽにカレー。あり得ない。

あり得ないものがくっつく。

そういえば、なんかそういうのあったな…

レンジから目を背け、視線を中空に漂わせて

Il est beau … comme la rencontre fortuite sur une table de dissection d'une machine à coudre et d'un parapluie !

解剖台の上でのミシンと蝙蝠傘の不意の出会いのように美しい!


詩の中に逃避を試みたが、煮詰まったスパイスのニオイに、現実に引き戻された。

電磁波の中のカレーと湯たんぽの不意の出会いは、うう、ちっとも美しくない。

まるどろーるのうた
(「マルドロールの歌」ロートレアモン著 現代思潮新社刊)



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ブックガイド | コメント(6) | トラックバック(0) | 2020/07/09 11:30

らんちの話。

毎朝の家族LINE

明日はお友だちとランチ会です!

わーいのすたんぷ

おばーちゃんが、ウキウキと報告した。

高校の同級生グループの、定期的な集まりだが、新型ウィルス騒動で見送っていたランチの約束。

県境を越えた移動が可となり、やろうという話になったようだ。

しかしこの時期、後期高齢者のお食事会に、まだ大賛成はいたしかねる。

うーん 大丈夫かなあ

えー、大丈夫でしょ 近所だし

場所の問題じゃないんだよ 息子さんと同居の人もいるんでしょ

そりゃそうよ 一人暮らしなんて私だけだもん


すると、それまで黙っていたイモートがひとこと

やめて!

発言したと思うと、それきりイモートからも、おばーちゃんからも、既読がつかなくなった。

どうしたのかな、と思いつつ

お食事中は黙って、積もる話はマスクをかけてからね

私は人と会う仕事だから、念のため明日から2週間は会いに行けないよ


それだけ書き込んで、スマホを切った。

しばらくしてスマホを見たら、イモートからメッセージが来ている。

お母さんどうしても行くって!

どうやらイモートは、LINEを見るなり実家に電話し、ランチ会中止を進言したらしい。

既読がつかないのは、電話でケンカしていたせいだった。

近いから大丈夫だとか、わけわかんないことばかり言って… 私はずっと帰省も我慢してるのに、何のためだと思ってるんだろう

泣かんばかりである。

感染者の少ない田舎に住む私やおばーちゃん。

首都圏に住まい、日々薄氷を踏む思いで、夫と娘を会社に、学校に送り出しているイモートとは、感じ方も違って当然だ。

おばーちゃんよりイモートが心配で電話すると

モシモシ?!

予想より元気な声には、落胆より怒りがあった。

母とイモート、仲良しの2人のケンカは珍しい。しばらくまあまあ、となだめ

アタシらの年だとさ また来年、って気楽に言えるけど 来年があるかわかんないんだよ… みんな80過ぎてんだから…

そうか そうかもね…

私も重ねて、気をつけるように注意するから、と言うと、イモートは

わかった ありがと

少し落ち着いて、電話を切った。

さて、当日の今日。

昨夜からの大雨で電車が運休となり、ランチ会は文字通りお流れとなった。

母は落胆しているだろうが、ヤレヤレである。



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ごかぞく | コメント(12) | トラックバック(0) | 2020/07/08 11:30

ぽんこつ話。

わが扇風機軍団をご紹介した(→ てきざい話。)が、問題のある家電は彼らだけではない。

来たるべき猛暑で、調子を崩すのがテレビ

最高気温が30度を超すと、画面がいきなりモザイク状の静止画になってしまう。

テレビ君と同級生のDVDレコーダーは、近頃めっきりリモコンが鈍くなった。

炊飯器は炊き込みご飯がキライらしく、ムリに炊くとスネて芯メシを作る。

ご不浄では気まぐれな温水洗浄便座が、お湯を出したり、出さなかったりするし、電話の子機は高熱を出したため、電源を抜かれて静養中である。

揃いも揃ってポンコツばかり。

買い替えたくても、悲しいかな私はビンボーだ。やむなく使ううちに、コツもわかってきた。

暑い日のテレビは背面に扇風機を当ててやる。

DVDは長押しなら反応するし、洗浄便座は電源を抜き差しすれば我に返る。

子機が無くても携帯があるし、そもそも私は白いご飯のほうが好きなのである。

不具合だらけの持ち主には、家電もポンコツがお似合いかもしれない。

今、この家でまともに暮らせるのは、おそらく私だけであろう。

もざいくたいる



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もろもろ | コメント(14) | トラックバック(0) | 2020/07/07 11:30
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