おばさん話。
高校生にオバサンと呼ばれて腹を立て、殴っただの暴れただのという事件があったらしい。
腹が立ったからといって殴りかかる短絡性はいただけないが、どう呼ぼうが口調がムカつくやつというのはいるから、問題の本質がオバサンにあるかどうか、ホントのところは分からない。
50代の私など堂々たるオバサンであるから、今さらどう呼ばれようがビクともしないけれども、もっと若い頃は抵抗を感じることもあった。
その昔、私よりもっともっと若い、20代のママ友がいた。アヤセハルカみたいな美人で、まだ遊んでいてもいい年頃なのに、私などよりよほどシッカリした、素敵なママだった。
公園でそれぞれの子供を遊ばせていた時のこと。彼女がうちの子を手招きして
ほら、オバチャンとこにおいで…
ごく自然に、そう言ったのを聞いて、そのあまりのカッコよさに、私はシビレた。
こんなに若い、かわいい人が、こともなげにオバチャンと自称してのけるのだ。自分の小さなひっかかりが、ものすごく恥ずかしくなった。
オバサンと呼ばれて腹が立つのは、若いことに価値を置くゆえである。
オバサンと呼ばれて怒る人というのは、じつは呼ばれたことだけに怒っているんではない。
自分が心のどこかで、若いほうがいい、と思っているのを、見透かされて恥ずかしいのだ。
オバサン呼ばわりされて腹を立てる、その心のあり方こそが、オバサンの始まり。
若かったママ友も、今はもう40代だが、きっとステキな女性になっていることだろう。


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腹が立ったからといって殴りかかる短絡性はいただけないが、どう呼ぼうが口調がムカつくやつというのはいるから、問題の本質がオバサンにあるかどうか、ホントのところは分からない。
50代の私など堂々たるオバサンであるから、今さらどう呼ばれようがビクともしないけれども、もっと若い頃は抵抗を感じることもあった。
その昔、私よりもっともっと若い、20代のママ友がいた。アヤセハルカみたいな美人で、まだ遊んでいてもいい年頃なのに、私などよりよほどシッカリした、素敵なママだった。
公園でそれぞれの子供を遊ばせていた時のこと。彼女がうちの子を手招きして
ほら、オバチャンとこにおいで…
ごく自然に、そう言ったのを聞いて、そのあまりのカッコよさに、私はシビレた。
こんなに若い、かわいい人が、こともなげにオバチャンと自称してのけるのだ。自分の小さなひっかかりが、ものすごく恥ずかしくなった。
オバサンと呼ばれて腹が立つのは、若いことに価値を置くゆえである。
オバサンと呼ばれて怒る人というのは、じつは呼ばれたことだけに怒っているんではない。
自分が心のどこかで、若いほうがいい、と思っているのを、見透かされて恥ずかしいのだ。
オバサン呼ばわりされて腹を立てる、その心のあり方こそが、オバサンの始まり。
若かったママ友も、今はもう40代だが、きっとステキな女性になっていることだろう。


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綾瀬はるか似のお母さん、なかなかですね。
子供がいれば、自分の子以外の子には”おばちゃんのところへおいで”・・・となるでしょうね。
ぢょんさんはまさか他人の子を呼ぶときに、”お姉さんのところへおいで・・”?
今日、他家の孫に危うく「おばさんの孫はね、、、」と言ってしまった。
本当は「このお婆ちゃんの孫はね・・」と言うべきだったのか。
当然だと思います。
だって、若さって自分の努力では保てない、一過性のものだから。
いくら頑張っても生物は確実に老化していきます。
これが摂理。
消え行くものに価値を置くのは当たり前だと思います。
でも若さを基軸に置くことはあまり賢明じゃないかも知れませんね。
ただ言えることは「若い」ってことはそれだけで素晴らしいってこと。
かな?
思うに境界線上の存在が一番違いを意識してるんでしょうね。
今や「オバサンでないなら何なんだ?」という感じですから…笑。
子供がいれば若くてもオバチャン、という割り切りがかっこよかったです。
あれ以来私もスッキリ割り切れたように思います。
ええ~、そこはおばさんでいいのでは?
私はよく知らない年配の女性に「おばあちゃん」と呼びかけることには抵抗を感じるほうです。
人の若さを尊ぶのはステキだと思います。
自分の若さを惜しむのがみっともないのかな。