おせちの話。
年も押し詰まったこの時期にインフルエンザに倒れたおばーちゃん(→ いんふる話。)。
昔ニンゲンのおばーちゃんは、正月準備はちゃんとやりたいのに、思うに任せず
いつもみたいにおせちは作れないかも…
と、落ち込み気味である。おばーちゃん自身、もう何年も前から
私ももうトシだから、大層なことはやめようかしら…
などと言っていたこともあり、ちょうどいい機会なので提案してみた。
黒豆とかカマボコは買って、お屠蘇だけ祝ったら?私が買ってくから、おかーさん何もしなくていいよ!
そうね、そうさせてもらおうかな…
少し気が楽になったようだ。
おばーちゃんもトシなんだから、いつまでも大量のお煮しめを作ることはない。若いもんにはオセーボのハムでも食べさせとけばいいのだ。
ところが、熱も下がったというので顔を見に行ってみると、どうも様子がおかしい。
まず、レンジに大鍋がかかっている。フタを開けてみると、中には大量の昆布出汁。
シンクには、皮をむいた里芋とゴボウ。ボウルの中では、黒豆が既にふやけている。
おーかーあーさーん!
怖い顔をして見せたら、いたずらを見つかった子供のように首をすくめ
いや、買ってあったもんだけでも 煮ちゃおうかと思って…
こうして毎年、いつも通りの、うちのおせちが出来上がる。

(こんなに立派なもんではない)

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昔ニンゲンのおばーちゃんは、正月準備はちゃんとやりたいのに、思うに任せず
いつもみたいにおせちは作れないかも…
と、落ち込み気味である。おばーちゃん自身、もう何年も前から
私ももうトシだから、大層なことはやめようかしら…
などと言っていたこともあり、ちょうどいい機会なので提案してみた。
黒豆とかカマボコは買って、お屠蘇だけ祝ったら?私が買ってくから、おかーさん何もしなくていいよ!
そうね、そうさせてもらおうかな…
少し気が楽になったようだ。
おばーちゃんもトシなんだから、いつまでも大量のお煮しめを作ることはない。若いもんにはオセーボのハムでも食べさせとけばいいのだ。
ところが、熱も下がったというので顔を見に行ってみると、どうも様子がおかしい。
まず、レンジに大鍋がかかっている。フタを開けてみると、中には大量の昆布出汁。
シンクには、皮をむいた里芋とゴボウ。ボウルの中では、黒豆が既にふやけている。
おーかーあーさーん!
怖い顔をして見せたら、いたずらを見つかった子供のように首をすくめ
いや、買ってあったもんだけでも 煮ちゃおうかと思って…
こうして毎年、いつも通りの、うちのおせちが出来上がる。

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行事の第一定義は「しなければならないこと」です。
言い換えると「割愛できないこと」ですね。
なのでお母様は定義に従った行動をお取りになられたわけです。
こればっかりは可愛いお嬢様の提案も威力はありません。
そう。
容喙の効果も望めません。
敗退あるのみ。
お母様のお節。
美味しいに違いない。
ご相伴に預かりたいものです。
良い年末年始をお過ごしください。
昔の人はやはり、お節料理を作らないと落ち着かないんですね。
我が家も(今年はさすがにやりませんが)いつも家内が”今年は何も作らない!”と言いながら結局煮物の、昆布巻き、黒豆、きんとん、田作り、数の子、など作っておりました。
さすが今年は何もやらないので、気が抜けたようです。
関西独特の表現でしょうか?
年取ると自分中心に考えるのか、昔ニンゲンと言わなくなり「アタシはひとが良いから」と身勝手な美化をして言い募ります。
どっちかというと、小意地が悪いオバーチャンだ、と娘は思ってます。
昔ニンゲンなのは、確かです(笑)
やっぱりおせち作っちゃうんですね~
毎年、我が家でも『もうおせち止めようかぁ~』と言いつつ、それなり(地味)のを作っております。
テレビで高級おせちが出てた時に、ぢょん でんばあさんのブログを思い出し『(自慢げ)にちゃろぎって知ってる?』と言ったら、母と姉は声を揃えて『知ってるで~』と言われてしまい、母は『友達の家で昔、食べた事あるで』と・・・
知らないのは私だけだったのね~教えてあげようとしたら、あっさり答えられてしまい、らっきょみたいな味とまで教えられました(~_~;)
もうほんとに言ってもダメなのはわかってたんですけれども、一応言ってみました。
やっぱり思うようにしか行動しない母です。
それは残念でしたね。サッカー観戦は例年の行事ですか?
父の生前には新年にテレビでラグビーを見るのが楽しみでした。妹のご主人の出身校と、父の出身校が対戦することになると、それは盛り上がりました。
おせちの受け取りも重要な任務ですものね。美味しいおせちを囲んで、おそろいで良いお正月をお迎えくださいませ。
奥様も母と同じなんですね!
そうそう、これくらい、これだけは…とやっていたら、結局いつも通りのおせちになるんです。
暮れも押し詰まってからご不幸があり、奥様もCarlos様もお疲れでしょう。こだわらずにのんびりと休養にお努めになってください。
あれ?昔ニンゲン、って標準語じゃない?しかも、今あまり使わない?
意外なところに方言?死語?って潜んでいるものですね。
お母様のお具合ご心配ですね。お正月どころじゃないかもしれませんが、どうぞ御身お大切に。病院にいる人はお医者が見てくれますが、家族を見てくれる人はいないですから。
同じ家族なのにチョロギの知識に差が!
そういえば私も家でチョロギの話をしたことはないなー。子供は知らないかもしれません。母や妹はどうなんだろう?