はばかる話。

さて、ご近所からお赤飯をいただいた私。(→ せきはん話。)
夕飯はまだだし、ちょうどいいと喜ぶべきところだが、ここに1つ問題がある。
今日は朝から家にいて、久しぶりにゆっくり台所仕事をしていた。作りおきというほどでもないが、お料理もした。
人参サラダ、鶏ハム、そしてカレー。
そう、鍋いっぱいのカレー。
部屋中に、朝からコトコトと煮込んだカレーのいい匂いがたちこめて、食欲を刺激する。
あとはご飯さえ炊けばいい、という状況に、とつじょ赤飯が登場したのだ。
さあどうする。
生唾を飲んでカレーにフタをし、今日は赤飯ディナーとするか。
またはホカホカの赤飯を敢えて冷蔵庫にしまい、カレー用の白飯を炊くか。
あるいは…
無意識にシャモジを手にした私は
…ハッ!
気づけば赤飯をお皿によそい、鍋のカレーをかけていた。
なんという、大それたことを!
洋皿の上、茶色い液体をぶっかけられた赤飯は、不本意そのものという風情。
蹂躙、などという言葉も頭に浮かんだが、できたものはしょうがない。
残さずいただこう。
赤飯カレーは、小豆の風味ともち米の甘みがカレーにマッチして、意外においしかったが、なぜか口外が憚られるのであった。

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赤飯は晴れの日のごちそうなので、お姫さまと言えよう。
お姫さまに、なんとご無体なと思うけど、カレーの立場から考えると、どんなものでも受け入れるぜ!てイメージなので、意外と美味しいのは解る気がしますが・・・マネしようとは・・・(~_~;)
ウチの母は、前日の残りの豆ごはんにカレーをかけて父に出してました。
父は、『豆ごはんに、カレーか・・・』と言うと、母は『豆ごはん好きやろ?』と有無を言わせぬとばかりに微笑んでました、怖い女です。
普通は考え尽きませんよね。
でもなんか意外と美味しそう。
赤飯にカレーをかけちゃいけないわけじゃないですからね。
そんな人に言いにくいコラボに挑戦しなくとも私を呼んでいただければ一挙に赤飯を平らげたのに。
あ、もちろん手土産持参ですよ。
庭の分葱を持って。
数名ごとの班に分かれて、昼食は班ごとに好きなものを作ることになりました。
私らの班は、飯盒にお米と適当に切り刻んだ野菜を入れて醤油を垂らし、見た目それなりのかやくご飯を作りました。
ふと隣の班を見ると……赤飯パック(当時は白飯のパックはあまり売ってませんでした)とレトルトカレーをお湯で温め、赤飯にカレーをかけていました……。
訊いてみると、意外とイケル、とのことでした(^^;)
ガルバンゾビーンズとかはいったカレー、ありますよね、ああいう感じになるのでは。
未知のジャンルに果敢にチャンレンジされたぢょん でんばあさんの冒険家魂には、心からの敬意をあらわします。
ちなみに、私ならば、カレーライスを優先いたします。
ぢょんさんの文章はテンポが良くて読みやすくて良いですね。
へへー、やっぱ怒られちゃったよ~。
私は豆ごはんキライなので、別の意味でwancoママに文句言いそうです。
いや、美味しいですよ、ホントに。
豆のカレーとかもありますしね、親和性は高いと思います。
赤飯カレー、機会があればもう一回やってみたいくらいにはおいしかったですよ。
そのために赤飯炊こうとまでは思わないですけど。
へえ、なかなかのアイデアマンがいたんですね。
ぜんぜん自炊じゃないけど(笑)。
うちはカレーに大豆やら豆類をけっこう入れるんですけど、そんな感じでいけました。
北海道の赤飯、甘納豆なんですね。うにトラさんの黒飯といい、興味津々だわ。
へえー、そんな言い伝えが。
私はたぶんもう嫁入りしないので大丈夫です。
それが検索してみると複数の実食レポがヒットしました。
世の中横着者は多いようです。
ありがとうございます。
笑っていただけたなら書いた甲斐がありました。嬉しいです。
小豆じゃなくて黒豆で作ったお赤飯をイメージしていただくと分かりやすいかも。(もちろん赤くないんです。葬儀の時のご飯と言えばこれ。)
カレーにすごく合うと思います。
私もあの後、ない頭を一所懸命ふりしぼり、佐々木倫子さんの「動物のお医者さん」に黒飯が出てきたのを思い出しました。
漆原教授の実家が仕出し弁当屋さんという設定なんですよね。