せつぶん話。
今日は節分。
コンビニやスーパーでは恵方巻きとやらが山と売られているが、私はヒヤヤカに傍観するのみである。

関西が本場だと思っている人は多いと思うが、関西にエホウマキなどというモノは無い。
私が子どもの頃やらされていたのは、マキズシのマルカブリという、全く即物的な行為であった。
マキズシの方だって、今のように、カニだエビだという豪勢なのではない。
ただ切ってないだけで、寿司桶の場所ふさぎに入れる、ありふれた太巻きとまるで同じものだ。昔は、母親も寿司屋も、子供に迎合したりしなかった。
40年以上前だって、お寿司といえばニギリが一番で、太巻きなんてハズレである。
そんなものをまるまる一本食べさせられて、文句の一つも言いたいが、一方向を向かせられ、食べ終わるまで無言でいなければならない。
子供にとっては難行苦行以外の何物でもなかった。父も何か憮然としていたと思う。
もともとは海苔屋の組合の発案だとかいうが、切らないマキズシさえ買ってくれば、家族は文句も言えずに完食するのだから、こんなラクな習慣、母親族が採用しないわけがない。
自分が食事を用意するようになってからは、関西を離れたこともあって、そんな風習、すっかり忘れていた。
ところがある時から、あの節分のマキズシが、エホウマキなどと名前を変えて、東へ東へと攻め上ってきたではないか。
ヤバンなマルカブリの地から、安全な東方へ逃れた私を、マキズシどもは再び襲ったのである。
しかし私は負けない。
私の目の黒いうちは、切らないマキズシなど、決して家に入れないつもりである。
鬼は外!恵方巻も、外!

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コンビニやスーパーでは恵方巻きとやらが山と売られているが、私はヒヤヤカに傍観するのみである。

関西が本場だと思っている人は多いと思うが、関西にエホウマキなどというモノは無い。
私が子どもの頃やらされていたのは、マキズシのマルカブリという、全く即物的な行為であった。
マキズシの方だって、今のように、カニだエビだという豪勢なのではない。
ただ切ってないだけで、寿司桶の場所ふさぎに入れる、ありふれた太巻きとまるで同じものだ。昔は、母親も寿司屋も、子供に迎合したりしなかった。
40年以上前だって、お寿司といえばニギリが一番で、太巻きなんてハズレである。
そんなものをまるまる一本食べさせられて、文句の一つも言いたいが、一方向を向かせられ、食べ終わるまで無言でいなければならない。
子供にとっては難行苦行以外の何物でもなかった。父も何か憮然としていたと思う。
もともとは海苔屋の組合の発案だとかいうが、切らないマキズシさえ買ってくれば、家族は文句も言えずに完食するのだから、こんなラクな習慣、母親族が採用しないわけがない。
自分が食事を用意するようになってからは、関西を離れたこともあって、そんな風習、すっかり忘れていた。
ところがある時から、あの節分のマキズシが、エホウマキなどと名前を変えて、東へ東へと攻め上ってきたではないか。
ヤバンなマルカブリの地から、安全な東方へ逃れた私を、マキズシどもは再び襲ったのである。
しかし私は負けない。
私の目の黒いうちは、切らないマキズシなど、決して家に入れないつもりである。
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同志・・・と呼ばせて下さい^^
鬼は外!恵方巻も、外!
こちらでは 20年前くらいからぼちぼちと流行り出したように思います。
いわしは 骨が多いし…巻きずしはハイカラな感じがしていました
節分のロールケーキまで出てきていて、今や、「巻物」はいわしよりも主流になってますね・・・・
数年前、誘われて 巻き寿司作りの臨時バイトに出ていましたが・・・
ものすごくたくさん巻きました。 疲れたなぁ・・・
恵方巻きと言う名称は、Wikipediaによると
某セブン-イレブンが全国に広める際に、
作った名前だそうですよ~。
東方地域の我が家が侵略されたのは4、5年前。
でも、食べやすい一口大に切り分け、
単なる美味しい太巻き寿司として
団欒しながら食べてますwwww
おじゃましますた。
食が細かった私は、ギョッとしつつも「無言で」というのにいたく感銘を受けまして、憧れました。
四国への進出に、大喜びで便乗した、楽したい主婦代表の、山姥です。 すんませ~~ん♪
なんか趣旨が外れた、とても一人では、ましてや一言も喋らず黙々と食べられないようなものまで登場してますから。
でもお祭りだと思えばいいかな。でもお祭りなら鬼退治の方が面白いですよね(◍'౪`◍)♡
でもお豆じゃ儲からないからなあ♪~ <(゚ε゚)>
ウケる(笑)と共感してつぶやきながら読ませていただいてます。
まさに私も今年はもう無しにしようと考えていたので
作らないよって言ったら、
絶対食べたい!と言われてしょうがないので
豪華ではない簡単な太巻きを作ってあげました。
母の様にうまく作れないので本当は嫌なのですが、
それでも良いみたいなので楽な子です。
商売に乗るなんてとか、面倒…と思いつつ、
楽しんでもらえるうちが
楽しいのかもしれないな〜とも思ったりします。
しかしワイワイしゃべりながらです。半分に切ったり、四分の一に切ったり。
方角?向いたり向かなかったり。ウンチクなんて誰かが適当に考えて付けたと思っています。まあイベントとしては楽しいのではないかな。
豆まきだと後始末なんかが大変ですから。
夕食の献立を考えず、それでいてみんなに好評ですからそれで良しとしましょう。
しかしあの豪華というかバカバカしいまでの物は要りませんね。
関西の風習とか言いますが、とっしー子どもの頃、こんなのは聞いたことありませんでした。
だいいち巻寿司なんて、遠足でも、運動会でもたまに食べられるくらい。めったに食せる物ではありませんでしたから。
「食べれるワケねぇじゃん」
それもシーチキンなんて入れて来んじゃねぇよ。
遊び気分なんだろうけど、食わされる立場に立って見ろってんだ。
かじれる訳ねぇだろ、っつうの。
誰だ、こんなの始めやがったのは!
おお、同志よ!心強いです。
豆まきは、ちゃんとやりました。
今、残った豆をつまみながら書いています。
イワシ小骨が多いけど美味しいですよね。
昨日は丸干しを食べたかったけど、いいのが無くて、小さいのを買ってから揚げにしました。骨ごと食べられてカルシウムもばっちり。
巻きずしのバイトなんてあるのかあ…。もう産業として定着してるんですね。
東方における巻きずし文化の受容の過程をお知らせくださりありがとうございます。
もはや、何が何だか…ですね。
豆まきのほうが廃れないか心配です。
ギョッとされて当然!真面目にやったら怖いし客観的にはものすごく変なものですよ、あれは。
黒い棒状のものを口にくわえ、無言で一方向を向いている日本人家族…。
動画サイトにアップしたら外国人は驚くでしょう。
何でもビジネスチャンスにする商魂のたくましさにはビックリさせられますが、消費者のほうもいちいち付き合ってやる必要もないように思うんですけどねえ。
掃除が面倒だから豆まきはしないという嘆かわしい話も聞きましたよ。
豆まき知らない世代が現れるのも時間の問題かなー。
お母さんの手作り巻きずしなら楽しいですよね。
私は太巻きを食べさせられながら「これが鉄火巻きか、せめてかっぱ巻きならどんなにいいでしょう」と思っていました。
未だに太巻き苦手です(笑)。
家族が幸せで楽しければ何でもいいですよね。
しかし!豆まきは、ぜひともやっていただきたい!
今日、ゴミ捨てに外に出たら、道にマメが落ちていました。うち以外にも豆まきしたお宅があったんだと、うれしくなりました。
奥様いいご友人をお持ちですね。
しかし、なんぼ手作りでも一人2本は多い!
ポトラッチの類ですかね?