FC2ブログ

わんつー話。

コーヒーを淹れながらカレンダーを見る。今日の予定を確認するためだ。

えーっと今日は…12がつ…12にち… 1 2、いち、に、わん、つー、わん、つー

唱えたら、頭の中で景気のいいイントロが鳴りはじめた。

♪ぱーっぱぱららら ぱーっぱぱららら ぱららぱらら ぱららぱらら ぱらららららら~♪

♪ しあわっせわ~ ああるいってこない だあ~っからあるいってゆっくんだね~♪

つい飛び出したのは、子供の頃よく歌った歌。

音痴だったらしい父は、晩酌の時など、イモートや私に歌え、と命じた。(→うたった話。

特に指定はなかったが、これは

オイ、あれ歌え

リクエストがあった、数少ない1曲だ。

♪いっちにちいっぽ み~っかでさん~ぽ♪

子供にも分かりやすくて、だいたいは楽しく歌ったが、少し成長すると

♪さ~んっぽすっすんで にっほさがる~♪

なんだか気の滅入る歌詞だなと思ったりもした。

♪じ~んせいは わんつ~ぱんち あっせかっきべっそかっき あるこおよ~♪

ときは高度成長期。

中小企業のサラリーマンであった父は、2人の幼い娘の歌うこの曲を、どんな気持ちで聞いていたのだろう。

♪あなたの~つけったあっしあっとにゃ~♪

それは激励か。

♪きれいな はながさっくでっしょお~♪

それとも慰めか。

♪ やすまないであ~る~け~♪

いつになくサクサクと出勤準備を終え、歌いながら玄関を出た。






にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


日記・雑談ランキング

スポンサーサイト



てれびじょん | コメント(8) | トラックバック(0) | 2019/12/12 11:30

どらまの話。

何度目だろう、また挫折した。

今度は大丈夫だと思ったのに。

タメイキをつきながら、録画したドラマの残りを見ずに消去する。

しゃーろっく

面白そうだと思ったのになあ。いや、最後まで見られればきっと面白かったのだ。

ただ、見てられない。始まってしばらくすると、何かを我慢してる自分を感じる。

自分が我慢してることに気付くともうダメだ。

身もフタもない言い方をすれば、ドラマとは、共感できる人物に、困りごとや意外なことがあり、色々やって解決して終わる。そういうものだ。

私は多分、人が困ったり、予想外の事態に驚いたりするのを見るのがイヤなんだ。

そこを何とか我慢できれば、解決の楽しさを味わえるのだろうが、年々その我慢が効かなくなっている気がする。

いっそのことドラマは見ない、と割り切ればいいんだけど、予告は面白そうだし、俳優にも魅力を感じる。

なのに見ていられない。

ドラマを見るのにコツとかあるのだろうか。

他の誰もに備わった能力が、自分には欠けているのではないかと、不安になる。



本日パソコンの不調により2014年12月11日の記事を再掲いたします。



にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


日記・雑談ランキング

てれびじょん | コメント(10) | トラックバック(0) | 2019/12/11 11:30

こやくの話。

土曜の朝はチコちゃん

ちこちゃんにしかられる

近頃は、5歳の女の子設定を忘れがちなチコちゃんだが、楽しく見ている。

あー面白かった、と他局にチャンネルを変えたら、子役タレントが映ったので電源を切った。

もともと子供はあんまり好きじゃないが、子役はもっとニガテである。

演技してるとこなんか見ていられないので、子役の出るドラマは見ない。

下手だから、ではない。上手ければ上手いほど、イヤなのだ。

失礼な例えかもしれないが、サーカスの動物の巧みな芸を見るようで、感心する以上に、気の毒でいたたまれない。

子役諸君はニコニコして、言うだろう。

お仕事楽しいです!

ご本人が、すっかり思い込んでいること自体が、痛ましくてならないのである。

ドラマの筋立て上、子供が必要なことはある。

心穏やかにドラマを見るためには、CGを駆使してもらうのがいいかもしれない。

作り物の子供、中の人は大人とわかっていれば、きっと楽しめる。

そう、チコちゃんのように。



にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


日記・雑談ランキング

てれびじょん | コメント(7) | トラックバック(0) | 2019/12/07 11:30

ずばりの話。

マイド~!

実家に帰るときは、できるだけ威勢よく入る。老母がシンナリ独居する家に、活気をもたらそうと思ってのことだ。

既に若くはない私の活気などたかが知れているが、気は心である。

届け物を渡して居間に落ち着けばお茶とお菓子が出て、やがてテレビでは体操がはじまった。

たいそう

テレビ体操は簡便で運動量も少ない。椅子から立てない人にも配慮されており、子供向けのラジオ体操に比べれば、ババア向けと言える。

ホラ、おかーさんもやろうよ 体操!

え~?ホコリが立つわぁ

渋るおばーちゃんを促し、音楽に合わせて手足を動かす。

おばーちゃんは最近まで健康体操の教室に通っていたし、長距離もスイスイ歩く。80代にしては達者で、テレビ体操も時々やっていたはずだ。

しかし、こうして目の前で身体を動かすところを見ると、ヒジもヒザもちゃんと曲がってないし、体重移動ができていない。

年をとったんだなあ…

思うけれど、口には出せない。

小さくなった丸い背を見て、なんとも言えない気持ちでいると、当のご本人は元の座布団に戻り

アンタ、背中に肉がついたね やっぱトシだね

ズバリと言い放った。

おかーさん!



にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


日記・雑談ランキング

てれびじょん | コメント(8) | トラックバック(0) | 2019/12/03 11:30

ばんめし話。

AI献立はマッピラゴメン(→ えーあい話。)だが、献立に悩む気持ちも分からなくはない。

今は1人暮らしで、気まま勝手にやっているが、家族がいた頃はやっぱりめんどくさかった。

献立の悩みとは、食べたいものと作りたいもの、作れるもののミスマッチである。

作りたいものは材料がなくて作れないし、作れるものは食べたくない。かといって食べたいものはめんどくさくって、およそ作る気がしない。

シワが増えるほど悩んでも、子供や亭主にウケるとは限らない。

それが毎日続くのだから、イヤになるのも当然だ。

画面では若い主婦が、小さい子供にまとわりつかれながら、悩みを訴えている。

お昼からもう、ヨルゴハンはどうしようって…

話は変わるがこのヨルゴハンって何だろう。

子供の頃の実家の夕食はバンゴハン。同じものを父はバンメシ、と呼んだ。

お友だちのお家ではユウハンと言っていて、珍しく思ったのを覚えている。

いずれにせよ、ヨルゴハンなんて言う人は、昔はいなかった。

昼のゴハンがヒルゴハンだから、夜のゴハンはヨルゴハンでしょう?

そんなのは言葉を知らない幼児の理屈である。

ともあれ、冬の日は短い。

悩める主婦に待ったはなく、あっちゅうまにバンゴハンだかヨルゴハンだかの時間がやってくる。

とつげきとなりのばんごはん
(ヨネスケ師匠もヨルゴハンでは突撃しにくい)



にほんブログ村 その他生活ブログ ちょっといい話へ
にほんブログ村


日記・雑談ランキング

てれびじょん | コメント(6) | トラックバック(0) | 2019/11/26 11:30
 | HOME | Next »