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たけのこ話。

ムスメが久々に帰ってきたので、初物のタケノコでタケノコご飯を炊いてやった。

ふだん何を食べているのか知らないが、たまに帰ってくると家にいた時以上にがっつくので、非常に見苦しい

ムスメに食べさせるのは、大きい動物に給餌しているようで、おもしろくて楽しいのだが、若い女性としてはどんなものか。

ヒマワリの種をもらったリスのように、タケノコご飯でほっぺたを膨らましているムスメを見て、ムスコがぽつんと一言。

ボクが想像してた女子大生と違う…

そりゃね、虫じゃないんだから、くたびれた高校の制服の背中が割れて、中からは見違えるような女子大生のお姉さんが…ってわけにはいかないけどね。

こういうアネと私のようなハハに恵まれて、ムスコは女性にたいして、よけいなファンタジーは持たない男になりそうだ。

ごかぞく | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/04/14 08:38

ふなばし話。

私自身のご近所の話題ではないのだが。

イモートの友だちが、千葉船橋に住んでいる。

近所に素敵な輸入雑貨屋さんがあって、インテリアの参考に、よく見に行っていたそうだ。

センスが良くて人気のお店なのに、ここ1年、休業が続いているので、とても残念がっている。

お休みの理由は、店主がふなっしーに変身してしまったためだという。

ふなっしー
    (いそがしいなっしー)

友だちはテレビでふなっしーを見ては

もういいからそろそろ帰ってきてくんないかなー

と嘆いているそうだ。

ごきんじょ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/04/12 10:27

かいへん話。

春といえば番組改編

「笑っていいとも」が終了してみんな騒いでいたが、それどころではない

朝10時からの刑事ドラマの再放送枠がなくなっちゃったのだ。

その上午後の2時間サスペンスドラマの再放送の時間が変わって、テレ朝系とテレ東系の2局が完全に重なっちゃった。

仕事のない日は、1時から3時半、この2局を行ったり来たり、犯人逮捕まで捜査の進展を見守るのが楽しみだったのに。

なんかもう、生き甲斐がないってほどガッカリだ。

刑事ドラマやサスペンスが、大好きなのかって言えばそれほどでもない。

今期もいろんな刑事ドラマが新しく始まったがひとっつも見ていない

私は再放送が見たいのだ。

新しく始まるドラマなんて、海のものとも山のものとも分からないじゃないか。

ひょっとすると、全然解決しないかもしれないじゃないか。

テレビドラマごときでそんなにソワソワ、不安になるのはイヤなのだ。

これは既に解決した事件だと思うと、すごく安心して気楽に見られるのに。

テレビ局各局には、サスペンスや刑事ドラマの新番組は、まず早朝か深夜に放映し、ほどよく寝かせた後、見やすい時間に再放送をしていただきたい。

それが私の切なる希望である。


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てれびじょん | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/04/11 09:05

がっそう話。

ほぼバカ話だけの、このブログであるが、たまにはワタクシの知的探求の足跡を残しておこう。

うちのおばーちゃんは、おそらくそのまたオカーサンから受け継いだ、不思議な言い回しや表現をよくする。

中の一つに「ガッソカヅイタ」というのがある。

明日から学校なのに、そんなガッソカヅイタような頭じゃだめよ。散髪に行きなさい!

のように用いる。

ニュアンスとして、髪がぼうぼう、というほどではなく、伸びた髪で頭が一回り大きくなっているような、毛量の多い状態を言うようだ。

おばーちゃん自身、そうやって使いつつ、どういう意味なのか、わからないらしい。

「ガッソ」とは何か、「カヅイタ」とはどうすることか。誰に聞いてもわからない。そもそも家族以外にはまったく通じないのだから。

長年の孤独な考察の結果、「カヅイタ」は、「頭に乗っけている」という意味だろう、と見当がついた。

民話「鉢かづき姫」からの推測である。

しかし「ガッソ」は、この四十年以上、謎に包まれたまま。ワカンナイナ~と首をかしげた少女は、ワカンナイままオバハンとなった。

そして五十才になった少女ではないオバハンが、ヒマつぶしの読書をしていたある日。それは唐突に現れた。

がっそう

こここれ、これが幻の「ガッソ」じゃないの?

本文によると、「ガッソ」ならぬ「がっそう」は、江戸時代の子どもの髪型で、幼児の時はくりくり坊主に剃っていた頭を、まげを結うためにのばし始めた、おかっぱ頭のようなものらしい。

まさに「ガッソ」状態である。

そのルーツのあまりの古さに、頭がくらくらした。

五十年の時を経て、やっと一つの表現の意味が分かったわけだが、しかしおばーちゃんの不思議表現はこれだけではない

次なる謎は「フンダンダラコ」である。

はたして、わが命ある間に、第二の謎は解明するのか?知的冒険の旅は果てしなく続く。



(余談)きっといると思ったらやっぱり。

はちかづきちゃん
   はちかづきちゃん。


もろもろ | コメント(6) | トラックバック(0) | 2014/04/09 19:08

はだかの話。

水泳のクラスでご一緒のマダムと、街で偶然会った。

ナカニシさん!と声をかけたけれど、マダムはなぜか???という表情。

しばらく私の顔を凝視した後で、ようやく表情がほぐれた。

ハハハ、ごめんなさい、わかんなかったわ。今日はお洋服着てらっしゃるから

すれ違った通行人が一瞬ギクッとなったように見えた。

私はヌーディストと思われたかもしれない。

ごきんじょ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/04/08 11:08

あやまち話。

分かっていながら繰り返してしまう過ちというのはあるものだ。

人としてのサガ、とでも言うべきだろうか。

今日もまた同じ過ちを犯してしまい、とても情けなくて、なぜ、どうして、と、ひとり自分を責めている。

今日のお昼はこれ↓

スガキヤ

暖かくなってきたので、おいしく食べられる時期もそろそろ終わりだ。

今シーズンラスト味噌煮込み、ここはちゃんと鶏肉と油揚げ、かまぼこやネギ、玉子を全部入りで作りたい。

お湯を沸かして具を煮たら、スープの素を取り出して袋を逆さにし、麺のかけらを余さず鍋の中に。

…ああ~~~っ!!!

またやっちゃった。

この味噌煮込みうどん、七味の小袋がついている。
                 
スガキヤ2

それを毎回毎回、麺と一緒に鍋で煮ちゃうのだ私は。

袋からスープを取り出す時に、七味も出さなきゃいけない。わかってるんだけど、毎回忘れる。

何かの呪いがかかっているとしか思えない。

味噌味のスープでびっちょびちょに濡れてくたくたになった七味の袋を、ハシで引っ張り出す時の悲しさはたとえようもない。

同じことは出前一丁ごまラー油でも起こる。

これはもう宿命と思ったほうがいいのだろうか。



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もろもろ | コメント(10) | トラックバック(0) | 2014/04/06 13:13

さよなら話。

春はサヨナラの季節。

それはさておき、消費税増税前、オーブンレンジと掃除機を買い替えた。

掃除機は、使っていると差し込みのプラグが燃えるよーにアッツーくなるので、気になっていたのだ。

レンジは、なぜか温め機能に個性が出てきて、アッツいとこと、まだツメタいとこが混じり合う複雑な温まり具合。もっと画一的で無個性なレンジが欲しかった。

個性的なレンジと情熱的な掃除機を粗大ごみに出すため、ガラガラ台車を押していたら、古い古い記憶がよみがえってきた。

それは大昔、おばーちゃんとイモートと私、みんなで掃除機に手を振った思い出。

子どもの頃の掃除機はこんなの↓だった。

そーじき

ずいぶん長いこと使っていたこいつが壊れて、新しく買うことになった。

家電量販店などなかったあの頃は、町の電気屋さんが、横っ腹にタケヤマ電気とか書いたトラックで配達してくれたものだ。

タケヤマ電気のおっちゃんは、ツルツルピカピカ流線型の新しい掃除機をトラックの荷台からおろしながら、

古いのどうします?引き取りますよ?

と言うので、お願いする。

古い掃除機は、ホースをだらんとさせたまま、抵抗するでもなく(当たり前だ)タケヤマのおっちゃんに渡され、荷台に積み込まれた。

ついこの前まで使っていたものなのに、日の光の下で見ると、ずいぶんと薄汚れたポンコツだ。

しょんぼりうずくまった動物のようにも見える。

ブルブルとトラックが動き出し、私とイモートとおばーちゃんは、何となく道に出た。誰が最初だったかわからないが、私たちは3人並んで、去っていく掃除機にサヨ~ナラ~と手を振った。トラックが角を曲がって、見えなくなるまで。

~♪BGM 「ドナドナ」 をご想像ください♪~

なんだかヘンテコで、どことなくホンワカした、春っぽい思い出だ。

余談ながら、その時来た新型はこんなの↓で、これも長い間使っていた。

そーじきナンバー2

本体の後ろにあるコードの巻取ボタンと間違って、前の方のボタンを押すと、ゴパッと真っ二つに割れて、ドバッとゴミが出てきちゃうという、新型とはいえ、けっこう困ったヤツだった。



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むかしむかし | コメント(4) | トラックバック(0) | 2014/04/05 12:52

かふんの話。

認めたくなかったが、やはり花粉症なようだ。

ここ数年、春先に熊も逃げそうなでっかいくしゃみが出るし、外出した日の夜にはノドがふさがる感じになるが、気のせいで済ませてきた。

しかし、半信半疑ながらマスクをしたり眼鏡をかけたり、ごくごく一般的な花粉症対策をすると、あら不思議

症状が軽減するではあ~りませんか。

花粉症対策をすれば症状が出ないのなら、その人は花粉症に違いない(こういうの帰納法というのかな)。

50代、あまりにも遅いデビューが、恥ずかしいような、悔しいような。

この病気を知ったのは20年前、プリンスナルヒトのエッセイ『テムズとともに』。たしか「枯草熱 hay fever」と紹介されていた。

カッコいいな枯草熱。花粉症じゃなくて「私は枯草熱です」っていうことにしようかな。

それにしても、マスクで顔を覆っていると、ただでさえ地味な外見の私は、ほぼ誰にも気づいてもらえない。

マスクに黒マジックで「でんばあ」と記名してはどうか、と夢想する。

ますく
(画像はイメージです)

そういえばマスクって、ゼッケンに似ていますね。


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もろもろ | コメント(6) | トラックバック(0) | 2014/04/03 09:51

しんちく話。

消費税増税、この機会に我が家も建て替えることとし、めでたく落成とあいなった。

新居の白壁が、まぶしく青空に映える。

これで私も一国一城の主だと思うと、誇らしい。

敷地内のソメイヨシノ、シダレザクラなど約千本の桜は、五分咲きというところ。

しんきょ

天守から見下ろしていると、庶民たちが我が家で花見をしようと弁当を提げて集まり始めたようなので、そろそろ門を開けてこなければ。

… なんちて。きょう、四月一日でした!

慣れない大ボラを吹いたら、カミヌマエミコになってしまった。

今日は近所のイオンも空いてるかな。消費税に関係ない百円マックでも食べてこよう~っと。

(画像は世界遺産・姫路城です。念のため)



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もろもろ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/04/01 08:12
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