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あなたの話。

スマホを買ってから、パソコンのメールを忘れがちで、3日ぶりに開けたら大変なことに。

内容を確認しつつ不要なのをどんどん削除していたら

あなた

ん?

なんかヘンなもんがある。件名は

こんにち あなた!

50年以上生きてきて、アナタと呼ばれたのは何回くらいだろう?

迷惑メールには独特の怪しい気配があってわかるものだが、これは違う方向にアヤシイ。

あなた2

あなたは今夜女の子が欲しいですか?

今夜ア?急だなあ。

女の子、いてもいいけど、オムツがとれてない子はめんどくさいなあ。

幼稚園児は遊べ遊べとうるさいし。

小学生は生意気だし、中学生は何考えてんだかわからないし。

もっと大きい子は趣味が合わないと困るし。

話が面白くて、私の作るご飯をパクパク食べて、ガハハと笑うかわいい子がいいな。

見てみましょう!

と続くメールはサクッと削除して、久しぶりにムスメにLINEすることにした。



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ごかぞく | コメント(4) | トラックバック(0) | 2018/03/21 11:30

せいちょう話。

アンジュさんは大学の同級生である。

就職して東京に行ったので、卒業後は会わずにいたが、いつの間にか転職して先生になっていた。

親孝行のアンジュさんは、毎月ご両親の様子を見に帰るので、その時にお茶を飲んだりする。

ハイこれ こないだの出張のお土産…

しまった!またお土産もらっちゃった。よく気のつくアンジュさんはいつも何かお土産をくれるが、ボンヤリの私はお返しを忘れっぱなしである。

久しぶりでも話が弾むのは昔からの友だちのいいところ。話題は老齢の父母からムスメとムスコの近況に移る。

でもやっぱり子供を持つとさ 人間的に成長するとかいうでしょ

私なんかよりずっとジェントルで気配りのアンジュさん、なぜかずっと独身

これほど知的な人でも、思い込みはあるんだな。

いや、ぜんっぜん!それは幻想だよ!

そう、私は断言できる。

子供を産んで育てたからって、人は進歩したり、立派になったりしないと。

子供とあれこれしている時、とりわけ困難の時、私はいつも自分の子供の頃に引き戻される。

私もこうだった。あの時はああだった。その経験の中から、今の子供への対処を考えた。

進歩というよりは振り返りの連続なのだ。

してきた以上を子供に求めることはできないし、手持ちのカードでなんとかするしかないのだと。

そおお~?

ホレ、アタシなんか、成長したのは体重だけだからね!

アンジュさんはフォローのしようもなく、困り顔である。

子供がいなくても、毎年学生を育てて、親孝行で、友だちに優しい、アナタのほうがずっと上等の人間だよ。

大事な友だちにそう言いたかったのだが、言葉は難しい。

成長のない私は、次はなんとか忘れずに、お土産のお返しを持って来たい、と思っている。

しかさぶれ1



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ごきんじょ | コメント(6) | トラックバック(0) | 2018/03/20 11:30

くぎにの話。

イカナゴの釘煮の季節。

近頃は全国的な知名度も上がっているようだが、もともとは関西でも一部地域の郷土料理である。

私は釘煮を作らない地域に育ったため、作り方はおろか、煮る前のイカナゴを見たこともない。

それでもこの時期になると食卓に上るのは、かならず誰かしらが下さるからだ。

イカナゴの釘煮のもっとも顕著な特徴は、調理法でも、材料でも、味でもない。その流通方法である。

とにかく、作った人がやたらと周囲に配る

採れすぎた野菜をお裾分けする、というのはよくあるが、イカナゴをくれる人は自分で獲ってくるわけではない。

市場に足を運び、安からぬお値段で買うのである。

買ったものに、さらに調味料を加え、腕によりをかけて、出来上がったものを配る。

家計の負担も相当だろうに、不思議な習慣だと思う。

幼馴染のユキちゃんは、シュートシュートメと同居。嫁ぎ先は、主婦が競って釘煮を作る地域であった。

気楽に遊びに出るというわけにもいかず、たまにシュートメがいない時間を狙って電話してくると

あの、釘煮ババアが!

と、よく愚痴を聞かされた。

毎年毎年、10キロを超すイカナゴを仕入れては、専用のどでかい鍋に、それでなければ、という選りすぐりの調味料をどぼどぼ入れて、シュートメが作る釘煮。

家じゅうにたちこめる醤油の香りも、ユキちゃんにとっては忌々しいものだったに違いない。

時は流れて、私たちも、もはや電話口で慰め合った若嫁御ではない。

ユキちゃんから届いた釘煮を、炊き立てのご飯にのせながら、フフフと笑う。

立派な釘煮ババアになったね、ユキちゃん。

いかなごのおや
(釘煮にならずに海にいるとこういうサカナになるらしい)



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ごきんじょ | コメント(12) | トラックバック(0) | 2018/03/19 11:30

かわった話。

高校の友だちのチエから電話がかかった。

アンタさ、ハマノ君って知ってる?

何よイキナリ… ハマノくん…?

おぼろげな記憶をたどる。

ほら、鉄研で… 理系で…

あーあー、ハマノ君! 確か2年の時同じクラスだったよーな…

そーそー アタシはさ、3年で一緒だったんで 今も連絡とってんだけど

そーなんだ~ 

ボンヤリと思い出したものの、仲良かったわけでもなく、それ以上感想が出てこない。

ぢょん子と会ってるって言ったら、今度呼べってんだけど、来ない?

はア?

申し訳ないが、高校卒業以来、今の今まで、1秒たりとも思い出すことのなかった人だ。

しかし、こういう機会に地味に広げていかないと、トシとともに付き合いは痩せる一方である。

チエの他にも何人か来るようだし、ヒマなのでOKした。

メルアドを教えていいかというので了承すると、さっそくその夜。

同窓会開催決定!

件のハマノ君から、妙にテキパキした、テンション高いメールが来た。

読みながら、うっすら違和感がある。

こんな人だっけ?

おとなしくて、印象の薄い男の子だった。

少しずつよみがえってきた当時のイメージの中でも、ドッと笑うクラスメートの輪の中心に、彼はいない。

一歩引いて、腕を組んで、黙ってニコニコしていたような。

こんな風にグループメールの発信元になったり、飲み会の幹事をするような人とは、とても思えないのだ。

だいたい、ハマノ君の声ってどんなだったかな?

高校を卒業して35年。みんな社会人としての経験を積み、いつまでも昔のように、ナイーブではいられない。

自分だって変わった(主に体型)のに、それを棚に上げてどうこう言うのはヒドイと思う。

わかってる、わかっているのだが、どーうしてもヘンな感じがぬぐえない。

同窓会 お店決定!

同窓会、出席者確定しました!

ついに今週!同窓会(リマインドします)


幹事としては非常に有能らしい、ハマノ君のメールは、テキパキと届き続ける。

てか、同窓会だったんだ。ただの飲み会だと思ってたよ。

だんだん、当日が憂鬱になってきた。



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ごきんじょ | コメント(8) | トラックバック(0) | 2018/03/18 11:30

かいかの話。

遠く四国は高知では、全国に先駆けて桜の開花宣言がなされたとか。

しかしこの開花宣言というのも、考えてみればケッタイなものだ。

日本全国、暖かいところは早く、日陰は遅く、それぞれにその時が来れば、桜の花は咲く。

我々にとって重要なのは、近所の桜がいつ咲くか、来週末の花見の公園の桜はどうか、であって、遠い土地の基準木とやらが咲いたからといって、ヒントにもならない。

開花宣言をするには、基準となる木まで職員が赴き、花を数えるようだ。

ニュースで見たところ、数えている人は、失礼ながら働き盛りのバリバリ、という感じではなく、そこはかとなく窓際感の漂うオジサマである。

あってもなくてもいい、名誉職みたいな仕事なのかもしれない。

とはいえ職員1人を派遣すれば日当も発生するだろうに、人や経費を割いて、いったい誰に利するところがあるのだろうか。

何かと世知辛い世の中に、こういうものが生き残っているのは不思議な気もする。

開花予想、といえば必ず映る、こういう地図。

さくらかいかよそう

南から順に桜の色が濃くなり、やがて日本全国を覆っていく。

南北に細長い、この国の地形ならではの画像じゃないだろうか。

もし日本という国が、ゲンコツ状に固まっていたら、人はここまでこだわらない気がする。

南から、咲き起こっては風に散り、北をめざしてうねり、進んでいく桜色の波

あまりにも豪奢なイメージに、私は陶然とする。

そのために花を数えているのだとしたら、たしかに価値はある、かもしれない。



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てれびじょん | コメント(11) | トラックバック(0) | 2018/03/17 11:40

キジンノ本。

畸人伝の類が好きである。

葛飾北斎、南方熊楠など、有名な変人も面白いが、市井に隠れ、名誉を求めず、わが信ずる道をただ歩んだ人の逸話は、ことのほか味わい深い。

性質上、あの人はあんなだったらしい、この人はこんなことをしたそうだ、というエピソードの聞き書きになるのはやむを得ない。

正直なとこホンマかいなと思うものも多い。

ある画家のエピソードとして挙げてあるものに、こんなのがあった。

とある田舎の馬方が、ちょっと酒屋で一杯ひっかける間、馬と客を店の前に待たせた。イイカゲンで外に出てみると、馬上の客もろとも、馬がいなくなっている。

慌てた馬方は方々駆けまわって探したが、見つからない。

せんかたなく家に戻ると、ヒヒンといななき声が聞こえ、行ってみると、馬が背中に客を乗せたまま、厩におさまっている。

馬方は驚いて、客に向かって事情を尋ねたところ、馬が歩き出したので、行くに任せたら、ここに着いた、とすましている。

既に日も暮れ、仕方なく馬方のあばら屋に投宿した客は、一夜の宿りの礼に、と、障子紙に見事な絵を描き残した。馬方はその障子紙を剥がし、今も秘蔵しているという。

面白い話だが、さてこれを誰が喧伝したか

登場人物は2人だけである。

目に一丁字無い馬方に、さしたる発信力があるとは思われない。かといって、画家自身が

あのさア、オレさア、こないだ馬乗ってさア…

と、誰かにトクトクとエピソードを語ったとすると、これは艶消しもいいところだ。

同じ画家のエピソードではこんなのもある。

家じゅう反故を描き散らして、寝ていた画家のところに泥棒が入った。なにがしか盗み取って立ち去ろうとした泥棒を、画家は呼び止め

おいおい、金ならここにもあるよ オレはこの反故があればそれでいいから…

と、文字通り、盗人に追い銭をしてやった、というのである。

金銭に恬淡とした人柄を表す逸話として紹介されているのだが、まさか泥棒が言いふらすとも思えないし、

うちさア、こないだ泥棒が来てさア…

と、画家本人が語ったとすると、これまた大変に残念なのである。

しんばしのたぬきせんせい
(「増補 新橋の狸先生」 森銑三著 岩波文庫)



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ブックガイド | コメント(6) | トラックバック(0) | 2018/03/16 11:44

あらった話。

毎年、盛夏の頃と、春先の今の時期は、空模様が気になる。

夏には梅の土用干しがあり、そしてこれからはセーターの洗濯があるからだ。

ジャブジャブ洗えるフリースがどんなに普及しても、冬はやっぱりウールのセーターを着たい。

シーズンの終わりにセーターをまとめて洗い、スッキリ乾かしてから仕舞うと、本当に春が来たという気分になれるのだ。

洗濯物を仕分けしていたら、見慣れない青いセーターが1枚。

こないだムスメが着てきて、置いてったセーターだ。

何年も着ている自分のセーターは、扱い方もだいたいわかるが、初めてなので、一応洗濯表示を確かめる。

あらえません

あーハイハイ、洗えません、ね。

フフンと鼻で笑ってから、ネットに入れた。

洗ってやるぜ!

だいたい、ウール100%のセーターに、洗えない表示を付けるほうがおかしい。

あんな表示にいちいち馬鹿正直に従っていたら、クリーニング代がいくらかかるか、わからないではないか。

なんと表示がなされていようと、私は自分の勘と経験で洗うと決めたものは洗うのだ。

われながら毅然としていて、なかなかカッコいい。

まあ、万が一失敗したところで、あたしのセーターじゃないし

洗われたくなかったセーターは、心なしか不本意そうに、風に揺れている。



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もろもろ | コメント(8) | トラックバック(0) | 2018/03/15 11:45

ちゃいの話。

最初に連れてってくれたのは、ヅカファンのミドリちゃん(→ おどりこ話。)だった。

オクテの私は、高校生になっても、なかなか寄り道する知恵が湧かなかった。

ボーッと家と学校を往復しつつも、かくてはあらじと思っていたが、何をすればいいのか、わからない。

そんな私を見かねたミドリちゃんが

お茶飲んで帰らない?面白いキッサテンあるの!

と、誘ってくれたのだ。

その店まではけっこう遠くて、今ならおそらくタクシーか、せめて地下鉄に乗るだろうが、高校生の小遣いで交通費までは払えない。

くだらないことを話しながら、ブラブラ歩いた。

ここだよ!

ミドリちゃんの指さす先はいかにも怪しい地下の店だった。

両親とお茶を飲むなら、絶対に入らない種類の看板が、薄暗い階段の下に招いている。

おっかなびっくり重い扉を開けると、さらに怪しい内装が私たちを迎えた。

板張りの床に、擦り切れた絨毯。色も形もバラバラな椅子に、印度更紗の座布団が置かれている。

遠い国の音楽が低く流れるなか、座りよさそうな席に近づくと、そこには先客がいて、迷惑そうにこっちを見た。

猫!ネコがいるよミドリちゃん!

驚いていると、ミドリちゃんはフフフと笑って

もう1匹、黒いのもいるよ

教えてくれた。

手書きのメニューは見慣れない言葉だらけで、私はその時、はじめてチャイというものを飲んだのだ。

持ち手のないカップを両手に包んで、テーブル越しに見たミドリちゃんの耳元には、銀のイヤリングが揺れていた。

何度あの店に行っただろうか。

店に慣れ、猫に慣れ、メニューに慣れたころ、私は高校を卒業した。

ずいぶん行かないけど、まだあるのかな。検索してみたら、なんとHPがある。

レジすら無くて、小銭を木箱に入れていたあの店にねえ。ある種の感慨とともに見てみると

閉店のお知らせ

半世紀以上皆さまに愛され続けた当店ですが、2018年3月をもちまして閉店いたします。


この時期に思い出したのは、何かの虫の知らせだろうか。

最後に1度行ってみたいような、このまま行かずにいるほうがいいような。

ふと、チャイのスパイスが、香った気がした。

ちゃい



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むかしむかし | コメント(6) | トラックバック(0) | 2018/03/14 11:34

すーつの話。

どうやら、そろそろ学生たちが就職活動を始める時期らしい。

なぜなら就活スーツのCMが多いからである。

ようふくのあおやま

みんな同じような光沢のない黒いスーツに、中途半端な襟の白いシャツ、ヘンな大きさのバッグ。黒いパンプスのヒールは、脚を太く見せる高さ。

若い女をいちばんブスに見せるため、選び抜かれた服装である。

CMのモデルでさえパッとしない、あの手のスーツがいかにみっともないか。

就活スタイルの女子学生がビジネス街をウロウロしていると、マッチ売りの少女を見たような気持ちになる。

かわいそうに。

そんな感想は、むろんお門違いである。

たくさんの夢を持ち、将来を自分の手につかみ取るための、精いっぱいの武装をして、社会に飛び出してきた女子学生。

みっともないスーツが、若さを引き立てる。

かわいそうなのは、むしろもう若くない私のほうなのだ。

それなのに、ハツラツとした彼女らを見るたび、すこし気の毒に思えるのは何故だろう。

私はもうだいたい済んだけどね。アンタたちはこれからだね。

かわいそうに。

くたびれた50代のオバサンに、そう思われていると知ったら、さぞかしイヤだろう。

だから、黙っている。



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てれびじょん | コメント(6) | トラックバック(0) | 2018/03/13 11:30

みずくむ話。

当地に春を告げる伝統行事、修二会。(→ しゅにえ話。

そのクライマックスともいえるお水取りが、今夜行われる。

東大寺境内の井戸から、おごそかにお香水(おこうずい)を汲み上げるこの行事。

それに先立ち、遠く若狭の地でお水送りという神事が行われていることはご存知だろうか。

小浜市神宮寺で汲まれたお香水を、松明行列とともに遠敷川上流の鵜の瀬まで運び、大護摩供の後川に注ぐと、その水が10日間かけて奈良に届く、と言われている。

届くのに10日かかることを計算して、3月2日に送ってくれるあたり、非常に親切だと思う。

ところが、送ってもらう側は、イマイチ冷淡なのだ。

お水取りのほうの説明はこんな感じである。

修二会の創始者である実忠という坊さんが、神々を呼び出したところ、若狭の遠敷明神という神様だけが、魚なんか獲ってて遅刻をした。

スンマセン、遅刻のお詫びにエエ水湧かしますから!

そう約束したので、二月堂のそばに井戸ができたというだけなのだ。

あとはその井戸から勝手に水が湧いてくるんだと言わんばかり。

若狭で水を送ってるとか、届くのに10日かかるとか、そんなエピソードは一切無視である。

だいたい、先方の都合もお構いなしに呼びつけといて、遅刻を咎めるなんて、高飛車にもほどがある。

遠敷明神、気の毒!

県民としては若狭方面にお詫びをしたい気持ちになるが、とりあえず誰に謝ったらいいか、分からないのである。

おみずおくり
(夜中にこんな大騒ぎして送ってくれてるのに)



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もろもろ | コメント(6) | トラックバック(0) | 2018/03/12 11:30
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