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きえてる話。

今もこうして向かっている、ノートパソコン。

まったく違和感なく使用しているものの、私以外の人が使うなら、ちょっと困るかもしれない。

というのも、キーボードのいくつかの文字が消えているのである。

私はカナ入力ではなく、ローマ字入力だ。

母音のAが消えるのは、まあ想像できるとして、そのお隣のSも、よく使う字なのだろう。

それから、名前や住所の最初の子音が無くなっているのも偶然ではなさそうだ。

住所氏名というのはどうしたって書き込むことが多くなるからである。

英語ではEをよく使うというが、だとすると英米人のパソコンはEが消えているのだろうか。

もっぱら日本語を入力する私のキーボードでは、Eの字の横棒3本のどれも欠くことなく、元気に突き出している。

生活や属性によって、消える文字は様々だ。

もしかして、見る人が見れば、消えた文字から

これは、釣りを趣味とする60代女性のキーボードに違いない!

とか、

ウクライナに滞在歴のある証券マンのものだ!

とか、分析が可能なのではないだろうか。

すんごい詳細に分析しても分からなくて、カナ入力だったことにハッと気づく、とか。

いろんな人のキーボードで、どの字が消えてるか調べたら、ちょっと面白いかもしれない。

ところで、OKNが消えているのは、ブログタイトルのせいだろうか?

もじきえきーぼーどすてっかー
(えらいものでこんなステッカーがちゃんと売られている)



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もろもろ | コメント(18) | トラックバック(0) | 2020/01/31 11:30

きやせの話。

アレ?痩せた?

久しぶりに会ったアッコに言われたので、ちょっとムッとして、答えた。

い~や、1グラムも痩せてない…

そう言われるのも、ここ最近で3人目くらい。

理由は何となくわかっているのだが、私は着やせするのである。

夏場の薄着の時期は、ごまかしようがないが、今頃の寒い時期、厚手のセーターやコートを着ていると、身体のラインが隠れて、痩せて見える。

手首から先とか、ひざから下とか、服から出てるとこだけ細いんだよね、私…

そう言うと、アッコはハタと膝を打った。

わかった、あれだね、サザエさん

はあ?

さざえさん

うーん、ホントだ…。

20代の若妻になぞらえてもらって、喜ぶべきなのかもしれない。

年齢的にはホントはこっちだからなぁ…。

ふねさん
磯野フネさん(推定年齢50代前半)

今日は、作者長谷川町子生誕100年にあたる。


本日早朝より多忙のため、2015年12月20日の記事を再掲します。
…と予約投稿したつもりが、日時指定を間違えた ♪愉快~なサザ~エさん♪



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もろもろ | コメント(8) | トラックバック(0) | 2020/01/30 13:00

そーすの話。

ねーねー これって食べるもの?

ホテルの喫茶室のティータイム。

クミちゃんがフォークにのせて見せたのは、ピンクの小さなカケラである。

花だね…エディブルフラワーってやつ?

お皿に乗ってるから ドクじゃないだろうけど…

あんまし食べる気はしないね

彼女は花びらに鼻を近づけるとフンフンと嗅ぎ、ちょっと口をとがらせてから、お皿に戻す。

昔のパセリね 食べるかどうか 迷うわァ

迷うといえばさ…
 
私は自分のお皿をクミちゃんに示した。

もようかりょうりか

大きなお皿の真ん中に盛り付けられたケーキの周囲に、グルグルと華麗な模様が描かれている。

これどうすんの?この模様…

モヨウって…ソースじゃない!ケーキにつける…

てことはさ… こーやって…

ケーキをひとかけフォークに刺し、ソースをなぞると、ブドウ色の線が、なすりつけたような汚れに変わる。

やだー ばっちい!

でっしょ~?どーしてもこうなるんだよね

食べないのが正解なのかな~ 

でもさ、チョコとか ブルーベリーとか…

そうよね~ だいたいケーキに合う味だよね

食べないならトンカツソースでいいのにさ

ハハハ…ケーキに?トンカツソース?ハハハ…

やがて2人の前のケーキはなくなり、お皿にはピンクの花びらと、半分消えたソースの線が、それぞれ残った。



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もろもろ | コメント(6) | トラックバック(0) | 2020/01/29 11:30

おさない話。

その日私は珍しく荷物が多かった。

通勤カバンのほかに手提げ、降り出した雨に折り畳み傘を広げたうえ、通りかかったスーパーでは買物までした。

また、よりによってその買物が、特売の玉子に大根、食パン。

重い、柔らかい、割れるの三重苦である。

寒いバス停で待ちかねて、やっと来たバスに乗ったら、これがまた大混雑。

座席どころか、吊革を確保するのがやっとだ。

手提げをムリヤリ肩にかけ、カバン2個とカサを片手にまとめて、ようよう吊革にぶら下がった。

カーブ、上り坂、下り坂。車の揺れが遠心力となって荷物を振り回すたび、よろけないよう懸命に脚を踏ん張る。

やがて車窓が見慣れた景色になりはじめても、吊革からも、荷物からも、手が離せない。

信号が青になり、降りるバス停がどんどん近づく。

誰か、ボタン押して!

大声で念じても、心の声は誰にも聞こえない。

このままでは通過してしまう。雨の中、重い荷物を手にとぼとぼ歩いて戻るのはイヤだ。

吊革を離すか、荷物を離すか。

年齢を考えたら、やはり安全策を取るべきだろう。

カバンを足の間に下ろし、苦心惨憺、膝にはさんで固定して、自由になった片手を伸ばすと

グラッ…

とたんに車体が揺れて、ヒヤリとするが、

♪ぺんぽーん♪つぎ とまります

こうしゃぼたん

やれやれ、なんとかボタンを押すことができた。

やがてバスが停まり、降車口に向かおうと目をやると、私の前にむくりと立ち上がる姿が見えた。

窓際の1人掛に、安穏と座っていた女性である。

降りるんならボタン押せやババア!

大声で思ったけれど、やはり心の声は誰にも聞こえないのであった。



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もろもろ | コメント(16) | トラックバック(0) | 2020/01/28 11:30

ふっとび話。

そこを通るのは、週に1度あるかないか。

駅を降り目的地の少し手前、到着を気にして時計をチラリと見るころ、その場所にさしかかる。

1日も終わりに近い夕刻、くたびれていても

よし、やるぞ!

こころなしか早足になり、胸を張る。

まだまだぶっとばすぜ!

ここを通るたび、そんな気分になるのだ。

明るい電気に照らされているのは、最近できたらしいスポーツジム

たしかに元気を出す場所ではあるんだけど、ただ通りかかるだけで入会の予定もない私が、元気になるのはおかしい。

あまり深く考えていなかったが、昨日の帰り道、改めて看板を見た。

…F…ふっ飛ばせ!
 
ふぃっとべーす24

とんだ読み違いである。

思わずアハハと声を出して笑ったら、化粧の濃い若い子が、驚いて振り返った。



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ごきんじょ | コメント(8) | トラックバック(0) | 2020/01/27 11:30

はっけん話。

ピアノに物をしまうようになった(→ぴあのの話。)にはキッカケがある。

どこのお宅にも、ちょっとした抽斗はあるだろう。

ボールペン、便箋、貰い物のキーホルダーや、宅急便の伝票。なんでもないけど、時々必要なものが、こまごまと入れてある。

ある日私は、そこに美術展のチケットを入れた。

見に行く予定がかなり先だったので、おサイフに入れていて折れたりしては困ると思ったからだ。

ところが、いざ出かけようと抽斗を開けたら、そのチケットが無い

たしかにここに入れたはずのチケットが、煙のごとく消えてしまったのである。

思い違いかと、他の場所を探しても見つからず、仕方なく当日券を購入して観覧した。

ケチの私にとって、1600円の損害はヒジョーに痛かった。

ところが先月のこと。

抽斗がふいに開かなくなったので、一つ下の抽斗を抜いて奥を探ると、何かが手に触る。

ひっぱり出したら、3つ折りにしたチラシにゼムクリップで止めた、消えたチケットが現れた。

むろん、とっくのとうに会期は終わっている。

チキショー!

その悔しさたるやいかばかりか。お察しいただきたい。

この抽斗はアカン!

以来、しまい場所の試行錯誤は続いている。

ぎゅうにゅうをそそぐうさこちゃん
(展覧会で買った、ミルクを注ぐうさこちゃん)



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もろもろ | コメント(10) | トラックバック(0) | 2020/01/26 11:30

ぴあのの話。

友だちのカナイさんと、ひさびさにランチした。

彼女の息子さんは目出度く就職が決まったのだが

困ったなあと思って…

何事かと思えば、息子さんの年金手帳が見当たらないのだという。

20歳で国民年金に加入すると交付される年金手帳。就職して厚生年金に入ると、提出だか、呈示だかが求められるはずだ。

失くしちゃいけないと思って しまったのは確かなの ただそのしまい場所がねえ…

あー、あるある!

これは大事だ、と特別な場所にしまったら、特別すぎて忘れてしまう、オバサンあるある。

アナタもムスコ君の年金手帳、預かってるでしょ?どこにしまってる?

あー、うちはね ピアノ

は?

ピアノのフタ開けて 鍵盤の上に並べてる…

私も、ムスメもムスコも、ピアノを習ったから、うちにはピアノがある。

子供たちが家を出て、鳴らさなくなった楽器を、私は収納家具として使っているのだ。

ホコリはかからないし、ドロボーにも(たぶん)見つかりにくいと思うし、いい考えだと思うが、どうだろうか。

とうめいぴあの
(YOSHIKIさんのピアノではマルミエだけど)



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もろもろ | コメント(10) | トラックバック(0) | 2020/01/25 11:30

ぎょうれつ話。

んー、もう!

振込に出かけたサカイさんが、昼休み終了ギリギリに戻ったと思ったら、何やらご立腹である。

2つ前のオジイサンがトロくさくってさー…

ATMコーナーが混んでいたらしい。

たしかに時間のない時に前の人がモタモタしていると、気がせくものだが、私もトシをとって気が長くなってきたせいか、彼女ほど腹は立たない。

むしろ、おじいさんと呼ばれる年になって、ちゃんと自分でATMに並ぶなんて、えらいじゃんか、と思ってしまった。

亡くなった父などは、1度失敗して以来、窓口しか行かなくなってしまった。

窓口嬢に、ATMのお手数料がお得です、と言われても、通帳とハンコで押し通したはずだ。

昼休み関係ないトシヨリは 空いてる時にやってほしいわよね!

未だ怒り冷めやらぬ様子の彼女を見ながら、しかし私はぜんぜん別のことを考えていた。

お正月休みにお嬢さんとテーマパークに出かけた、というサカイさんに、つい

わー、混んでたでしょう!寒いし、行列が大変…

と言うと、

もー、ぢょん子さんは気が短いわねエ 

彼女はフフンと笑ったのだった。

ゆーえすじぇー
(ATMで2時間待ちとかありえないし)



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ごきんじょ | コメント(10) | トラックバック(0) | 2020/01/24 11:30

16ねん話。

朝のテレビで、注文して届くまで16年、というパン屋の話題が出た。

店主が1人で作り、1日3斤しかできないパンだという。

16年何するものぞという美食欲も、酔狂をやるシャレっ気も無いので買う気はないが、別の疑問が湧いてきた。

まず、他人様を16年も待たせて、平気でいられるのがわからない。気の小さい私など、ソワソワして、日々ご飯ものどを通らないと思う。

行列商法とか、店の前に延々と並ばせることで、さらに客を呼ぶやり方があるそうだ。

そもそも1日3斤しかできないパンを、大々的に売り出すというのも、なかなかの神経である。

パンなんて、毎日あるのが値打ちの食物だろう。

どんなに美味しくても、同じものが明日はない、というのではダメなのだ。

それに、買ったほうだって、16年も待ったパンが、フツーだったとは意地でも言えない。

待ったら待っただけのことはある、と自分を納得させる方向に感覚を歪めてしまうものだ。

つまり、本当に美味しいか、確かめるすべは無いのである。

ところが、テレビではいいお話風に紹介され、感動して自分も注文したいという多くの視聴者の声が上がっているではないか。

私ってひねくれた人間なんだなあ、と痛感するのは、こういう時である。

てんしのぱん
(天使のような笑顔のパン屋ご一家)



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てれびじょん | コメント(20) | トラックバック(0) | 2020/01/23 11:30

ていでん話。

予定通り始まった(→ だんすい話。)マンションの全館停電

うちは電気が止まるとネット回線も給水設備も使えないから、手も足も出ない。

2か月前に予告があったので、この日は仕事が無くても出かけてしまおう、と思っていた。

予定開始時刻は11時。

朝起きて部屋を暖め、電気のあるうちに洗濯機を回して料理してと立ち働き、ひと段落して時計を見たら、10時になっていた。

めんどくせーな 出かけるの…

たかが知れた停電を前に、逃げ出すのもバカバカしい気がする。

そうと決まれば、せっかくなら快適に過ごしたい。

電気がアレだから、暖房が入らない。暖かくなることは何か考えて、1つ思いついた。

入浴である。

水は出なくても桶でかかり湯できるし、しっかり浸かれば暖房ナシでも数時間は暖かいだろう。

いそいでお湯を溜めた。10時50分、停電開始の10分前に

おフロがわきました…

人工音声の風呂子さんに呼ばれ、嬉々として風呂場に向かう。

眠い時のお風呂は億劫だが、朝風呂はいい。

今ごろ他の人々は、せっせと働いたり学んだりしているのだと思うと、入浴剤を入れただけの水道の水が、天下の名泉に思えてくる。

わが世の春などという言葉が、頭に浮かぶ。

われながら、お風呂は名案だった。のびのび手足を伸ばして解放感を味わっていると

フッ…

いきなり電気が消えたので、ビクッとした。

想像できないでもなかったのだが、予想外の暗さである。停電とわかっていても、いざ消えたら、やっぱり驚いてしまう。

なんだかおかしくてクククと笑ったら、薄暗い浴槽の水面に、さざ波が立った。

やみぶろ
(お風呂を暗くして入ると何か効果があるらしい)



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もろもろ | コメント(12) | トラックバック(0) | 2020/01/22 11:30
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