さえない話。
あいかわらず寒さは続き、私の毎日は冴えない。
不幸が無いだけありがたい、と思うべきだろうか。それにしてもパッとしないのである。
今朝は腰のあたりにアヤシイ気配があったので、シップを貼った。
少し迷ったが、せめてもの景気づけに、高いほうのシップ(1枚100円)にしよう。
貼ればわかる、さすがのフィット感と、ぽかぽか温熱効果。
やはり 高いだけのことはある…
シップの違いが分かるオンナは、腰の不安が無くなって、仕事に精を出した。
意外にはかどったので、小休憩をとる。
コーヒーメーカーのスイッチを入れ、ご不浄へ。
ヤレヤレ…
腰を下ろそうとした刹那
ああっ!
下げたズボンと一緒に、シップが、高価なシップが、くるくる丸まってしまったではないか。
ちょうど指がかかる位置に貼ったのがマズかった。
まるで百円玉を便器に落としたような気分で、しおしおと部屋に戻った。
すっかりやる気を失くして、テレビを点けると、ロボットだのドローンだのIoTだの、高度な研究が紹介されている。
んなもんは要らんから ズボンを脱いでも剥がれないシップを発明しろ!
画面に毒づいた。
熱心に説明を続ける、かしこそうな研究員にしてみれば、とんだとばっちりである。

(違うのよ~ そゆことじゃないの ピンク・ブルー・ホワイトって何それ)

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不幸が無いだけありがたい、と思うべきだろうか。それにしてもパッとしないのである。
今朝は腰のあたりにアヤシイ気配があったので、シップを貼った。
少し迷ったが、せめてもの景気づけに、高いほうのシップ(1枚100円)にしよう。
貼ればわかる、さすがのフィット感と、ぽかぽか温熱効果。
やはり 高いだけのことはある…
シップの違いが分かるオンナは、腰の不安が無くなって、仕事に精を出した。
意外にはかどったので、小休憩をとる。
コーヒーメーカーのスイッチを入れ、ご不浄へ。
ヤレヤレ…
腰を下ろそうとした刹那
ああっ!
下げたズボンと一緒に、シップが、高価なシップが、くるくる丸まってしまったではないか。
ちょうど指がかかる位置に貼ったのがマズかった。
まるで百円玉を便器に落としたような気分で、しおしおと部屋に戻った。
すっかりやる気を失くして、テレビを点けると、ロボットだのドローンだのIoTだの、高度な研究が紹介されている。
んなもんは要らんから ズボンを脱いでも剥がれないシップを発明しろ!
画面に毒づいた。
熱心に説明を続ける、かしこそうな研究員にしてみれば、とんだとばっちりである。

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0と8の話。
老眼かも、と思ったのは、50代のはじめ、ブログを始めて間もないころ。(→よろしく話。)
以来かれこれ10年になろうというのに、今までほったらかしている。
とはいえ、ぱとばの区別がつきにくいくらいで、あまり不自由はない。
仕事で細かい作業もするのだが、今のところ精度に問題は無いようだ。
往生際が悪いという声が、四方八方から聞こえるが、老眼を認めるのにやぶさかではない。
今年60のオバハンが、そこだけ意地を張っても仕方ないではないか。
ならばなぜ、老眼鏡を持たないのか。
そもそも私は近眼であった。
産後、子供を寝かしつけながら、薄暗い中で本を読んでいたせいで、視力が悪化したのだ。
30代という遅咲きの近視だったので、眼鏡はあっても、かける習慣がなかなか身につかない。
今この時もバッグに入れっぱなしである。
そんな人間が老眼鏡を作っても、バッグの底のメガネケースが2個に増えるだけだ。
そして私は、荷物が増えるのが、近眼よりも老眼よりもキライなのである。


(ゼロの真ん中に線を引くのはできればやめてほしい)

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以来かれこれ10年になろうというのに、今までほったらかしている。
とはいえ、ぱとばの区別がつきにくいくらいで、あまり不自由はない。
仕事で細かい作業もするのだが、今のところ精度に問題は無いようだ。
往生際が悪いという声が、四方八方から聞こえるが、老眼を認めるのにやぶさかではない。
今年60のオバハンが、そこだけ意地を張っても仕方ないではないか。
ならばなぜ、老眼鏡を持たないのか。
そもそも私は近眼であった。
産後、子供を寝かしつけながら、薄暗い中で本を読んでいたせいで、視力が悪化したのだ。
30代という遅咲きの近視だったので、眼鏡はあっても、かける習慣がなかなか身につかない。
今この時もバッグに入れっぱなしである。
そんな人間が老眼鏡を作っても、バッグの底のメガネケースが2個に増えるだけだ。
そして私は、荷物が増えるのが、近眼よりも老眼よりもキライなのである。


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やまやく話。
天候は不順だし、体調を崩すし、どうもこのごろパッとしない。
今日はまた、土曜なのに仕事である。
やっと終わって街に出ると、どこから繰り出したか、やけに人出が多い。
寒いなかわざわざ ご苦労さんなこって…
新型ウィルスの騒動でめっきり減っていた観光客がまた増えるのは、地元のためにはよいことなのだろうが、疲れた時はつい、ヒガミっぽくなる。
お腹が減ったけど、どこも混んでるだろう。こんな日はさっさと帰るに越したことは無い。
楽しげな人の流れに逆らうように駅に向かっていたら
…どん……どん…
遠くで大きな音がした。
なに?事故?
振り返れば、建物の間の空に、まぶしい光。
…どん……どんどん…どん…
ああ、花火だ 山焼きだ!
3年ぶりの冬の風物詩(→若草山焼き)のポスターを、そういえばたしかに見た。
人が多いのは、そのせいだったのだ。
そのまま足を止め、冷えた空気に浮かぶ光の花を、我を忘れて眺める。
頬の冷たさにハッと気づいて、再び歩き出した時は、すっかり気分が変わっていた。
寒空に、花火を上げてくれた人がいる。それは別に、私のためじゃないのだけれど
ありがとう
マスクの陰で、小さくつぶやく。


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今日はまた、土曜なのに仕事である。
やっと終わって街に出ると、どこから繰り出したか、やけに人出が多い。
寒いなかわざわざ ご苦労さんなこって…
新型ウィルスの騒動でめっきり減っていた観光客がまた増えるのは、地元のためにはよいことなのだろうが、疲れた時はつい、ヒガミっぽくなる。
お腹が減ったけど、どこも混んでるだろう。こんな日はさっさと帰るに越したことは無い。
楽しげな人の流れに逆らうように駅に向かっていたら
…どん……どん…
遠くで大きな音がした。
なに?事故?
振り返れば、建物の間の空に、まぶしい光。
…どん……どんどん…どん…
ああ、花火だ 山焼きだ!
3年ぶりの冬の風物詩(→若草山焼き)のポスターを、そういえばたしかに見た。
人が多いのは、そのせいだったのだ。
そのまま足を止め、冷えた空気に浮かぶ光の花を、我を忘れて眺める。
頬の冷たさにハッと気づいて、再び歩き出した時は、すっかり気分が変わっていた。
寒空に、花火を上げてくれた人がいる。それは別に、私のためじゃないのだけれど
ありがとう
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ふくろの話。
以前は買物の紙袋を溜めこんでいた。
店から家まで持って帰るのに使っただけで、まだパリッとした大判の袋を、すぐに捨てるなんて、ケチで貧乏性の私には無理なのだ。
かといって使い道もなし、死蔵しては古びさせて捨てるという、不毛な作業の繰返しだった。
ところが、この2年で、状況が変わった。
自治会の回収業者が変わって、古紙を縛らず、紙袋に入れて出せるようになったのである。
後生大事にしまいこんでいた紙袋に、ギューギューに古紙を詰め、回収日に出すとき、思いがけず充実感を覚える。
おりしも新型ウィルスの流行で、百貨店やブティックの買物が減ったせいもあって、大量の紙袋はみるみる減って、もう残り少ない。
先週はついに、秘蔵の高級ブランドの紙袋が、ゴミステーション行きとなった。
古紙回収に使うと思うと、不思議と惜しくない。
紙袋に占領されていたスペースがほとんど空っぽになって、サッパリした気分である。
しかしこの期に及び、まだ使えない紙袋がある。
それがこれ↓

551の豚まんの袋を思わせる、いたって質素な白い紙袋でありながら、どうしてもここに古紙を詰め込もう、という気分にはなれない。
たいした信心もないくせに、と、勇を奮って手に取るものの、今日も気弱く元に戻すのである。

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店から家まで持って帰るのに使っただけで、まだパリッとした大判の袋を、すぐに捨てるなんて、ケチで貧乏性の私には無理なのだ。
かといって使い道もなし、死蔵しては古びさせて捨てるという、不毛な作業の繰返しだった。
ところが、この2年で、状況が変わった。
自治会の回収業者が変わって、古紙を縛らず、紙袋に入れて出せるようになったのである。
後生大事にしまいこんでいた紙袋に、ギューギューに古紙を詰め、回収日に出すとき、思いがけず充実感を覚える。
おりしも新型ウィルスの流行で、百貨店やブティックの買物が減ったせいもあって、大量の紙袋はみるみる減って、もう残り少ない。
先週はついに、秘蔵の高級ブランドの紙袋が、ゴミステーション行きとなった。
古紙回収に使うと思うと、不思議と惜しくない。
紙袋に占領されていたスペースがほとんど空っぽになって、サッパリした気分である。
しかしこの期に及び、まだ使えない紙袋がある。
それがこれ↓

551の豚まんの袋を思わせる、いたって質素な白い紙袋でありながら、どうしてもここに古紙を詰め込もう、という気分にはなれない。
たいした信心もないくせに、と、勇を奮って手に取るものの、今日も気弱く元に戻すのである。

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らっきょの話。
体調が戻ったことを、朝のコーヒーで実感した(→めーたー話。)ら、今度はカレーが食べたくなった。
よし、おひるはレトルトカレーにしよう。
カレーのお供はラッキョ。甘い福神漬よりも、ピリッとする小粒をパリパリ噛むのが好きだ。
久しぶりのカレーライスは、再放送のドラマに目をやるのを忘れるほどおいしい。
…ふう…
残り少なかったラッキョの、最後のひと粒をぱりんと噛んで飲み込んだら、食事は終わり。
満足してお腹を撫でながら、漬け汁だけが残った空瓶を眺める。
このラッキョは鳥取砂丘の高級品だが、タプタプのお酢が、いつももったいないんだなあ。
このお酢 なんかに使えないかしら…
思いついたらチャレンジクッキングだ。
冷蔵庫を覗いて、干からびたベーコンと、食べあぐねたキャベツを半玉見つけた。
鍋を火にかけて、オリーブオイルと、ニンニクと刻んだベーコンを入れたら、キャベツを千切り…いや、その10倍ほどの百切りに。
ベーコンの脂が出たら、大量のキャベツを放り込んでフタをする。
山盛りで、フタが閉まらないほどのキャベツが、熱でちょっとシンナリしたら
フフフ…
不気味にほほ笑む私の手には、ラッキョのビン。
な、何を…あああああああ!
じゃー!
とんでもなく酸っぱいにおいに負けず、粒コショウとローレルの葉を投げ込んだら再びフタをし、火加減は弱火に。
換気扇を強にして、台所を逃げ出そう。
おそるおそる台所に戻り、クタクタに煮えていたら、ざっと混ぜて出来上がり。
つまりはキャベツの酢煮ですが、茹でたソーセージと粒マスタードで食べるとおいしいです。

(ラッキョのお酢はポテトサラダの味付けにも使えます)

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よし、おひるはレトルトカレーにしよう。
カレーのお供はラッキョ。甘い福神漬よりも、ピリッとする小粒をパリパリ噛むのが好きだ。
久しぶりのカレーライスは、再放送のドラマに目をやるのを忘れるほどおいしい。
…ふう…
残り少なかったラッキョの、最後のひと粒をぱりんと噛んで飲み込んだら、食事は終わり。
満足してお腹を撫でながら、漬け汁だけが残った空瓶を眺める。
このラッキョは鳥取砂丘の高級品だが、タプタプのお酢が、いつももったいないんだなあ。
このお酢 なんかに使えないかしら…
思いついたらチャレンジクッキングだ。
冷蔵庫を覗いて、干からびたベーコンと、食べあぐねたキャベツを半玉見つけた。
鍋を火にかけて、オリーブオイルと、ニンニクと刻んだベーコンを入れたら、キャベツを千切り…いや、その10倍ほどの百切りに。
ベーコンの脂が出たら、大量のキャベツを放り込んでフタをする。
山盛りで、フタが閉まらないほどのキャベツが、熱でちょっとシンナリしたら
フフフ…
不気味にほほ笑む私の手には、ラッキョのビン。
な、何を…あああああああ!
じゃー!
とんでもなく酸っぱいにおいに負けず、粒コショウとローレルの葉を投げ込んだら再びフタをし、火加減は弱火に。
換気扇を強にして、台所を逃げ出そう。
おそるおそる台所に戻り、クタクタに煮えていたら、ざっと混ぜて出来上がり。
つまりはキャベツの酢煮ですが、茹でたソーセージと粒マスタードで食べるとおいしいです。

(ラッキョのお酢はポテトサラダの味付けにも使えます)

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めーたー話。
…母に電話して無事を確認してから、コーヒーなど飲みつつ…
昨日の記事(→かんぱの話。)を読み返して
あ、コーヒー飲んでた…
いまさらながら気がついた。
コーヒーを飲むのは長年の習慣で、朝起きると、ほぼ無意識にコーヒーメーカーに豆をセットし、スイッチを入れる。
例外は、体調のよろしくないとき。
ただでさえ安物のコーヒーが、てきめんにマズくなって
あ~ ちょーしわり~…
具合が悪いと淹れる気すら起こらないから、コーヒーを飲んだ日は、元気だということなのだ。
しばらく続いた体調不良も、どうやら快方に向かっているらしい。
同様に、元気が無いときはおいしくないものに、カレーがある。
お医者様に、刺激物は避けなさい、と言われるまでもなく、しんどい時は食べたくなくなる。
「○○は健康のバロメーター」などというが、私のそれはコーヒーとカレーなのだろう。
ところで、今ふと思ったのだが
そもそもバロメーターって何?
手元の辞書では
気圧計。晴雨計。転じて、あるものごとの現在の状態をさし示すめじるしとなるもの。
なるほど~。後半の「転じて」以降しか知らなかったな。皆さん、ご存じでしたか?

(たしかによく見るとBarometerと書いてある)

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昨日の記事(→かんぱの話。)を読み返して
あ、コーヒー飲んでた…
いまさらながら気がついた。
コーヒーを飲むのは長年の習慣で、朝起きると、ほぼ無意識にコーヒーメーカーに豆をセットし、スイッチを入れる。
例外は、体調のよろしくないとき。
ただでさえ安物のコーヒーが、てきめんにマズくなって
あ~ ちょーしわり~…
具合が悪いと淹れる気すら起こらないから、コーヒーを飲んだ日は、元気だということなのだ。
しばらく続いた体調不良も、どうやら快方に向かっているらしい。
同様に、元気が無いときはおいしくないものに、カレーがある。
お医者様に、刺激物は避けなさい、と言われるまでもなく、しんどい時は食べたくなくなる。
「○○は健康のバロメーター」などというが、私のそれはコーヒーとカレーなのだろう。
ところで、今ふと思ったのだが
そもそもバロメーターって何?
手元の辞書では
気圧計。晴雨計。転じて、あるものごとの現在の状態をさし示すめじるしとなるもの。
なるほど~。後半の「転じて」以降しか知らなかったな。皆さん、ご存じでしたか?

(たしかによく見るとBarometerと書いてある)

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かんぱの話。
10年に1度の寒波襲来。

(写真は5年前の雪の奈良公園)
温暖な当地も、昨夜は怖いような風が吹き、少しだが積雪もした。
今朝は空が青く晴れたから、うっすら積もった雪などすぐに解けるかと思いきや、昼前になっても残っているのは、気温が低いのだろう。
朝いちばん、母に電話して無事を確認してから、コーヒーなど飲みつつ
あの子らどうしてるかな…
離れて住む子供のことを考えた。
ムスメは昨年、職場に近いアパートに引越したから、たぶん心配ないだろう。
問題は、大雪が降った地方に住むムスコである。
電車が立往生、乗客が長時間閉じ込められたとニュースで報じていた、あの中にムスコがいないとも限らない。
かといって、できることは何もない。
とりあえずベランダに出て、窓の外の写真を撮り
こっちはこんな感じ そっちはどう?
LINEで送ってみた。しばらくして
ぺぽん♪
フカフカ積もった雪景色の写真が届き、つづいて
これから写真撮りに行く
コメントが返ってきたから、安心して
カメラ落とさないようにね
返事をしておいた。
今日は日本最低気温の日。
1902年のこの日、北海道旭川市で、公式記録-41℃を記録した。

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(写真は5年前の雪の奈良公園)
温暖な当地も、昨夜は怖いような風が吹き、少しだが積雪もした。
今朝は空が青く晴れたから、うっすら積もった雪などすぐに解けるかと思いきや、昼前になっても残っているのは、気温が低いのだろう。
朝いちばん、母に電話して無事を確認してから、コーヒーなど飲みつつ
あの子らどうしてるかな…
離れて住む子供のことを考えた。
ムスメは昨年、職場に近いアパートに引越したから、たぶん心配ないだろう。
問題は、大雪が降った地方に住むムスコである。
電車が立往生、乗客が長時間閉じ込められたとニュースで報じていた、あの中にムスコがいないとも限らない。
かといって、できることは何もない。
とりあえずベランダに出て、窓の外の写真を撮り
こっちはこんな感じ そっちはどう?
LINEで送ってみた。しばらくして
ぺぽん♪
フカフカ積もった雪景色の写真が届き、つづいて
これから写真撮りに行く
コメントが返ってきたから、安心して
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返事をしておいた。
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あいであ話。
あいかわらず体調はイマイチだ。食は健康の源、まずそこを何とかせねばならぬ。
取りいだしたるは伝家の宝刀ならぬ

おなじみのダラスケこと陀羅尼助丸である。(→だらすけ話。)
怪しくも真っ黒な丸薬を毎食後20粒。私の健康はだいたいこれで保たれてきた。
ところで皆さま、こちらにご注目いただきたい。

ひとビンにひとつ、必ず添付されているお匙。
冒頭の画像でも、ビンと外箱の間にシレッと映り込んでいるこれ、あらためて眺めてみると、独特な形状である。
ちょうど丸薬と同じくらいの小穴の開いた匙を、やみくもに瓶に突っ込むと

百発百中で10個の丸薬が上がってくるのだ。
いままで何十回も何百回もやっているが、10個出なかったことは1度もない。
あたりまえのようで、10個の丸薬が取り出せるたびに、ちょっといい気分になる。
アイデアって こういうことだよなァ…
よけいなことを思うようになったのは、ちょっと体調が戻ったしるしかもしれない。

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取りいだしたるは伝家の宝刀ならぬ

おなじみのダラスケこと陀羅尼助丸である。(→だらすけ話。)
怪しくも真っ黒な丸薬を毎食後20粒。私の健康はだいたいこれで保たれてきた。
ところで皆さま、こちらにご注目いただきたい。

ひとビンにひとつ、必ず添付されているお匙。
冒頭の画像でも、ビンと外箱の間にシレッと映り込んでいるこれ、あらためて眺めてみると、独特な形状である。
ちょうど丸薬と同じくらいの小穴の開いた匙を、やみくもに瓶に突っ込むと

百発百中で10個の丸薬が上がってくるのだ。
いままで何十回も何百回もやっているが、10個出なかったことは1度もない。
あたりまえのようで、10個の丸薬が取り出せるたびに、ちょっといい気分になる。
アイデアって こういうことだよなァ…
よけいなことを思うようになったのは、ちょっと体調が戻ったしるしかもしれない。

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チョットノ本。
小文や記事のカテゴリに「ちょっといい話」というのがある。

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(↑はい、これです)
雑誌の見出しに「○○のちょっといい話」などとあるのを、見たことがおありだろう。
この、ごく普通に思える言い回しに原典があるのをご存じだろうか。
その著者を、最初に知ったのは推理小説。
小説誌の批評欄で、クイーンの「Xの悲劇」と並んで、「日本のドルリー レーン」と紹介されていたのをきっかけに、作品を手に取った。
シェイクスピア俳優のドルリー レーンに対し、こちらはなんと歌舞伎の名優、中村雅楽が探偵役をつとめる。
歌舞伎の演目や梨園のしきたりなどもやさしく解説してあり、歌舞伎の世界を活写した連作を、門外漢の私も楽しく読んだ。
こんな小説を書けるのはどんな人だろう?
興味が湧いて、エッセイや演劇批評などにも手が伸びた。中の1冊がこれである。

(「ちょっといい話」戸板康二著 文藝春秋刊)
幅広い交友を基に、文壇・芸能・スポーツ、学界・政財界におよぶ人物の逸話をまとめたもので、当時はかなり好評を博したらしい。
大仰に言い立てるほどではないが、あの人がこんなことを、と、聞けばフッと嬉しくなる。
そうしたエピソードを「ちょっといい話」と表したのだ。
何気ないようで、なかなかできる表現ではない。
戸板康二(1915.12.14-1993.1.23)は、演劇・歌舞伎評論家、推理作家、随筆家。
探偵雅楽が忘れられ、戸板の名を聞かなくなり、残るのはちょっといい話、というのは、ちょっとさびしい話、のような気もする。

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(↑はい、これです)
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この、ごく普通に思える言い回しに原典があるのをご存じだろうか。
その著者を、最初に知ったのは推理小説。
小説誌の批評欄で、クイーンの「Xの悲劇」と並んで、「日本のドルリー レーン」と紹介されていたのをきっかけに、作品を手に取った。
シェイクスピア俳優のドルリー レーンに対し、こちらはなんと歌舞伎の名優、中村雅楽が探偵役をつとめる。
歌舞伎の演目や梨園のしきたりなどもやさしく解説してあり、歌舞伎の世界を活写した連作を、門外漢の私も楽しく読んだ。
こんな小説を書けるのはどんな人だろう?
興味が湧いて、エッセイや演劇批評などにも手が伸びた。中の1冊がこれである。

(「ちょっといい話」戸板康二著 文藝春秋刊)
幅広い交友を基に、文壇・芸能・スポーツ、学界・政財界におよぶ人物の逸話をまとめたもので、当時はかなり好評を博したらしい。
大仰に言い立てるほどではないが、あの人がこんなことを、と、聞けばフッと嬉しくなる。
そうしたエピソードを「ちょっといい話」と表したのだ。
何気ないようで、なかなかできる表現ではない。
戸板康二(1915.12.14-1993.1.23)は、演劇・歌舞伎評論家、推理作家、随筆家。
探偵雅楽が忘れられ、戸板の名を聞かなくなり、残るのはちょっといい話、というのは、ちょっとさびしい話、のような気もする。

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しんろの話。
早いもので、小さかった姪っ子も大学受験。
イモートは、自分はサッパリ勉強しなかったくせに、いっぱしの教育ママなので、メイちゃんも、きっとどこかいい大学に入れるだろう。
そんな風に私はちっとも心配していないのだが、それじゃ済まないのがおばーちゃんである。
メイちゃん 数学が苦手らしいわ…
国立は受けないみたい…
繰り返し言うものだから
ママも数学苦手だったからね~
パパも私学だから 私学志望なんじゃないの
同じように返事するのも面倒になってきた。
昔から、こっちが頼みもしない心配をするのが愛情だと思っている人だ。
そんなことおかーさんが考えてもしょうがないでしょう、と言うと
アンタは冷たいわね!
どっちが、と言いたくなるような冷たい視線が返ってくる。
親世代の私たちでさえ、今の受験制度の複雑さにはついていけないのに、80過ぎたオバアサンがくよくよしたところで、何の役に立つものか。
イモートも老母のこういう性質をわかっていて、志望校の詳しい話はしないらしい。
メイちゃん どこの大学受けるのかしら…
いつが試験なのかしら…
だから私に聞いても知らないって!


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イモートは、自分はサッパリ勉強しなかったくせに、いっぱしの教育ママなので、メイちゃんも、きっとどこかいい大学に入れるだろう。
そんな風に私はちっとも心配していないのだが、それじゃ済まないのがおばーちゃんである。
メイちゃん 数学が苦手らしいわ…
国立は受けないみたい…
繰り返し言うものだから
ママも数学苦手だったからね~
パパも私学だから 私学志望なんじゃないの
同じように返事するのも面倒になってきた。
昔から、こっちが頼みもしない心配をするのが愛情だと思っている人だ。
そんなことおかーさんが考えてもしょうがないでしょう、と言うと
アンタは冷たいわね!
どっちが、と言いたくなるような冷たい視線が返ってくる。
親世代の私たちでさえ、今の受験制度の複雑さにはついていけないのに、80過ぎたオバアサンがくよくよしたところで、何の役に立つものか。
イモートも老母のこういう性質をわかっていて、志望校の詳しい話はしないらしい。
メイちゃん どこの大学受けるのかしら…
いつが試験なのかしら…
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