めだまの話。
お友だちに驚かれたのだが、私は黒目をかたっぽだけ真ん中に寄せることができる。
例えば右目をヨリメにして、左目は普通に前を見ている状態。逆もまた可。
( ● ) (● )
図解するとこんな感じなんだけど、意外にわかりにくいな…。
やって見せたらお友だちは
わ~!スゴ~い!海老蔵みたい!

と喜んでくれた。
生まれつきできたのじゃなくて、ずいぶん練習したのだ。思えば昔はいろんなことを練習した。
指を第一関節だけ曲げる練習。足指じゃんけんの練習。耳を動かす練習。
DSもなきゃー、アニメのDVDもない。昔の子どもは雨の日はひたすらヒマだった。そういう時にこういう無駄な『特訓』をしたのである。
この海老蔵目玉ができるようになった日のことはわりに覚えてる。
私はヨリメが得意であった。
ところが、ヨリメで鏡を見ると、自分の顔がちゃんと見えない。
自分のヨリメを見てみたい!という強い思いに動かされ、私は飽きもせず熱心に工夫した。
目玉の表面が乾いて、痛くなってきたとき。
フイに片目のピントが合って、鏡の中に大マジメな、だけど笑える、ヘンな顔が見えた。
私は子どもだったから、ふざけることが面白い、と思っていたけど、あの時初めて、マジメで真摯だからこそ面白いこともある、とわかった気がする。

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例えば右目をヨリメにして、左目は普通に前を見ている状態。逆もまた可。
( ● ) (● )
図解するとこんな感じなんだけど、意外にわかりにくいな…。
やって見せたらお友だちは
わ~!スゴ~い!海老蔵みたい!

と喜んでくれた。
生まれつきできたのじゃなくて、ずいぶん練習したのだ。思えば昔はいろんなことを練習した。
指を第一関節だけ曲げる練習。足指じゃんけんの練習。耳を動かす練習。
DSもなきゃー、アニメのDVDもない。昔の子どもは雨の日はひたすらヒマだった。そういう時にこういう無駄な『特訓』をしたのである。
この海老蔵目玉ができるようになった日のことはわりに覚えてる。
私はヨリメが得意であった。
ところが、ヨリメで鏡を見ると、自分の顔がちゃんと見えない。
自分のヨリメを見てみたい!という強い思いに動かされ、私は飽きもせず熱心に工夫した。
目玉の表面が乾いて、痛くなってきたとき。
フイに片目のピントが合って、鏡の中に大マジメな、だけど笑える、ヘンな顔が見えた。
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