ギンイロ本。
その朝、洗面所で目にしたものを、私は信じられなかった。
亜里沙が来た…。
彼女の名は本条亜里沙、またの名を飛鷹アリサ。
脱出不可能の洞窟に投げ込まれた、いたいけな13歳の少女は、一筋の日光も差さぬ地底で、知性と気力、体力を磨き、ついに4年後、再び地上の土を踏む。
自らを陥れ、愛する両親を死なせた3人のクラスメイトに、死の制裁を与えるために。
蘇った美貌の亜里沙の、復讐がはじまる…。
この少女巌窟王の冒険に、小学生の私がどれほどドキドキしたことか。

(「銀色の髪の亜里沙」 和田慎二)
17歳の少女が、相手が死ぬほど復讐するのもスゴイが、それ以前に13歳の少女たちが同級生を陥れる、というのもキョーレツだ。
昭和の少女漫画にリアリティーは必要ないのである。
ひときわ私の心を惹きつけたのは、4年間の過酷な地底生活で、亜里沙の髪が銀色に変わる、というエピソードだった。
復讐を終え、豪華客船で日本を離れたはずの、その亜里沙が、なぜ今になって…。
…というくらいのショック。
ヘアブラシに銀色の髪がいっぽん、くっついている。
生えている時はそう気にならないのに、抜け毛が白髪だとどうしてこう、ガックリ来るのだろう。
いや、きっと亜里沙が来て、うちのブラシで髪を梳いていったのだ。さすが神出鬼没のヒロインである。
そう思うことにしよう。

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亜里沙が来た…。
彼女の名は本条亜里沙、またの名を飛鷹アリサ。
脱出不可能の洞窟に投げ込まれた、いたいけな13歳の少女は、一筋の日光も差さぬ地底で、知性と気力、体力を磨き、ついに4年後、再び地上の土を踏む。
自らを陥れ、愛する両親を死なせた3人のクラスメイトに、死の制裁を与えるために。
蘇った美貌の亜里沙の、復讐がはじまる…。
この少女巌窟王の冒険に、小学生の私がどれほどドキドキしたことか。

(「銀色の髪の亜里沙」 和田慎二)
17歳の少女が、相手が死ぬほど復讐するのもスゴイが、それ以前に13歳の少女たちが同級生を陥れる、というのもキョーレツだ。
昭和の少女漫画にリアリティーは必要ないのである。
ひときわ私の心を惹きつけたのは、4年間の過酷な地底生活で、亜里沙の髪が銀色に変わる、というエピソードだった。
復讐を終え、豪華客船で日本を離れたはずの、その亜里沙が、なぜ今になって…。
…というくらいのショック。
ヘアブラシに銀色の髪がいっぽん、くっついている。
生えている時はそう気にならないのに、抜け毛が白髪だとどうしてこう、ガックリ来るのだろう。
いや、きっと亜里沙が来て、うちのブラシで髪を梳いていったのだ。さすが神出鬼没のヒロインである。
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娘 30代ですが 和田慎二
知ってました、
好きな 漫画かだと、
お亡くなりに なってました、
いつもありがとうございます、
えーっと、あとは何だっけ。スケバン刑事?
あとは、少女鮫も、既刊分は全部持ってました。強い女主人公が多かったですね。
思い出したら、読みたくなりました。
そんな古い漫画だとは思わないんですけどねー
と言っても40年前くらいですか?^^;
私なんか、黒いものは数えるほどしかないので、黒い髪が抜けるとショックですが・・・
子供のころ貸本屋から少女恐怖漫画を
借りまくっては読み倒した私だけど。
その内の一冊。
タイトルは忘れたけど手足がやたら長
くなる少女の漫画は怖かったなぁ。
怖いと言えば劣化が加速されている
私の髪質。
クォリティーの低下が止まりません。
黒い髮は何処へ?
シルバーヘアーにガッカリしましたか。
Welcome to our world 😁
巌窟王もいいけど偏屈王もいいですよね、
お姉様。
スケバン刑事が有名ですが、絵もきれいで好きな漫画家さんでした。
また読んでみたくなりましたよ。
超少女明日香も好きでした~!
地味なお手伝いさんが前髪を上げると体型まで変わるというメチャクチャな設定がステキです。
1人で地球を守るというなかなか大変そうな使命を負った明日香ですが、一也と両想い設定というのがホワホワ要素でしたね。
私が小学生ですから、40年は軽く超えてると思います。
イメージって古くならないけど、現物を目にすると驚きますよね。
確かに頭髪の状況を考えれば、白が抜けて黒が残っているほうがいいですね。
でも、白いのが落ちていると、やっぱりギョッとします。
50年にはならないと思うので、貸本にはなかったかもしれませんね。
私自身、古本屋や図書館にはお世話になりましたが、貸本は経験ないんですよ。
あったら絶対通ってたと思います。