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ちびまる話。

さびしい時、ツラい時、理想の親友とはだれか、ということを考える。

そのたびに、やはりこの人しかいない、と確信する素晴らしい人。それは、ちびまる子ちゃんの親友のたまちゃんである。

夕飯のおかずに文句を言ってお母さんに怒られたことも。

お姉ちゃんのマンガをなくしたと言えずに悩んだことも。

祖父友蔵の心の俳句がつまらないことも。

父ヒロシの屁が臭いということも。

とにかく翌朝登校して彼女に打ち明けさえすれば、それがどんなことであっても必ず

それはたいへんだったね~

と言ってもらえる。

それがどれほど貴く美しいことなのか、わたしくらいの年になると分かるのだ。

テレビ画面の中でまる子が、たまちゃんに言うだけ言ってヘラヘラしているのを見ていると、あの細っこい肩をつかんで前後に揺さぶってやりたい気持ちになる。

あんた、たまちゃんを大事にしなさいよ!あんなイイ友達、一度なくしたら、もう金輪際会えないよ!

まる子はバカだから、そのうちたまちゃんを泣かせるような心ないことをして、大切な友情を失ってしまうんじゃないか。

そう思うとおっかなくておちおちテレビを見てられない。

まる子!あんたホントにたまちゃんを大事にしなさいよ!



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てれびじょん | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/11/04 20:33
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