かんだん話。
おかーさんおかーさん!今日寒い?
フトンの中から母に聞くのが、子供の頃の冬の朝の習慣だった。
知らん!自分で起きて考えなさい!
そんな返事も毎朝のこと。しかたなくネマキのまま窓を開け、手を突き出してヒラヒラする。
これ寒いの?寒くない?
騒いでいると、母はブツクサ言いながらやってきて、ぴしゃりと窓を閉めると
ほらコレ!あとコレ!
次々に着るものを出してくれた。
もう、この子は…忙しいのに…着るものくらい自分で決めなさい!
そう言われるのだが、わからないのだから仕方がない。
フリースとダウンでいい今と違って、昔は着るものも難しかったのだ。
セーターの下にブラウス、ズボンの下にタイツ、ジャンパーは着るか着ないか…
晴れか曇りか、風は強いか、いろんな変数から総合的にその日の服装を決めるなんて難しいこと、子供の単純な頭ではとても無理である。
とりわけカンの悪い私は、中学で制服を着るようになるまで、ながらく母の判断を仰いでいた。
そして月日は流れ
えーと、今日は…寒い?
50過ぎても、団地のベランダで朝日に当たりながら、似たようなことをしている私。
ただでさえ進歩がないのに加えて、微妙なオトシゴロ。(→としごろ話。)
ジッとしていてもカーッと暑くなったり、そのくせ手や足は氷のように冷たかったり、ややこしさは増すばかりだ。
昔のようにホイホイと服を出してくれる人は、今の私にはいない。
しかたなくテレビを点け、天気予報を見ても、何を着るかまでは教えてもらえないのである。

(服装の参考にならないお天気お姉さん)

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フトンの中から母に聞くのが、子供の頃の冬の朝の習慣だった。
知らん!自分で起きて考えなさい!
そんな返事も毎朝のこと。しかたなくネマキのまま窓を開け、手を突き出してヒラヒラする。
これ寒いの?寒くない?
騒いでいると、母はブツクサ言いながらやってきて、ぴしゃりと窓を閉めると
ほらコレ!あとコレ!
次々に着るものを出してくれた。
もう、この子は…忙しいのに…着るものくらい自分で決めなさい!
そう言われるのだが、わからないのだから仕方がない。
フリースとダウンでいい今と違って、昔は着るものも難しかったのだ。
セーターの下にブラウス、ズボンの下にタイツ、ジャンパーは着るか着ないか…
晴れか曇りか、風は強いか、いろんな変数から総合的にその日の服装を決めるなんて難しいこと、子供の単純な頭ではとても無理である。
とりわけカンの悪い私は、中学で制服を着るようになるまで、ながらく母の判断を仰いでいた。
そして月日は流れ
えーと、今日は…寒い?
50過ぎても、団地のベランダで朝日に当たりながら、似たようなことをしている私。
ただでさえ進歩がないのに加えて、微妙なオトシゴロ。(→としごろ話。)
ジッとしていてもカーッと暑くなったり、そのくせ手や足は氷のように冷たかったり、ややこしさは増すばかりだ。
昔のようにホイホイと服を出してくれる人は、今の私にはいない。
しかたなくテレビを点け、天気予報を見ても、何を着るかまでは教えてもらえないのである。

(服装の参考にならないお天気お姉さん)

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寒いのか寒くないのかの判断に迷ったことはありませんでした。
私の中では冬なるものは
「寒い」
と
「すごく寒い」
の二つしかなかったから。
だって、私は名うての寒がりの“ぼん”でしたし。
このネタ、パクらしていただきます。
お許しあれ。
追伸
服装の参考にならないけどこんなお天気姉さんが
たまらなく好きです。
これだけは言っておきます。
私はエロジジイではありません。
単なる平和主義者です。
私は、上に着るもので調整しております。
寒ければカーデガン、暑ければ脱ぐ。
こんなお天気レポーターが寄ってきて「今日は寒いですか?」と聞いたなら。
さあ、rockin'様は何と答えるのでしょうか。
子供って言わないと上着を脱がなかったりしますよね。
真っ赤な顔をして、だらだら汗かいて、分厚いセーター着たままだったりして。
と答えます。
躊躇なく。
ナイス返事!
冬場このカッコで寒くない女性なら、さぞかしポカポカ体温も高いことでしょう。