しかよせ話。

…冬の風物詩鹿寄せが始まりました 集まった観光客は 森から群れをなして現れるシカの様子を 盛んに撮影していました…

しかよせ
(「森から群れをなして現れるシカの様子」)

外は寒いが、心暖まるニュースである。

…午前10時 愛護会の職員がホルンでベートーベンの「田園」を演奏すると 約100頭のシカが集まります…

鹿寄せをご存知の方でもあまり知らないことだが、シカを呼ぶにはなぜかホルンで、クラシックの名曲が奏でられるのだ。

ほのぼのとして、ステキなのかダサいのかわからないあたり、いかにも土地柄である。

この行事が私は大好きなのだが、好きなポイントは実はホルンでもシカでもない。

エサのドングリがまかれると、シカは争うようにして食べていました…

そう、シカにドングリをやるという点なのである。

秋から冬にかけて、公園や遊歩道にはたくさんのドングリが落ちる。若いお母さんに見守られて、小さい子が丸まっちい手でドングリを拾うようすはとてもかわいい。

年甲斐もなく1つ拾って眺めると、ドングリというのはとてもよくできていて美しい。作ろうと思って作れない、自然の美しさだ。

しかも、ドングリというのは種子だから栄養豊富

それが毎年何千何万と地面に落ち、むなしく通行人の足に踏み割られてゴミになると思うと、生来のビンボー性が刺激される。

かといって、私自身がドングリを食べて暮らすというのも現実的ではない。

だから、たくさんのシカが、カゴに山盛りのドングリをボリボリ食べ、お腹いっぱいになるのだ、と考えるだけで、

ああ、ドングリの栄養が 有効に活用されていることだなあ…

と、満ち足りた、いい気分になる。

そんなオバサンの思いを知る由もなく、シカは今朝も森の中から駆けてきて、ドングリを食べる。

鹿寄せは、10日の奈良マラソン開催日を除き、毎日午前10時から。14日まで行われる。(→ 奈良の鹿愛護会 イベント情報



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てれびじょん | コメント(8) | トラックバック(0) | 2017/12/06 11:30
コメント
No title
鹿寄せですか~
でもホルンでクラッシック音楽とは知りませんでした。
あの柔らかい音が好きなんですかね~まさか「私はベートーベン」私は「バッハ」というんじゃないでしょうね。
No title
こんにちは、ぢょん でんばあさん
鹿寄せのホルンはニュースで見た事があります
しかし、ベートーヴェンの田園とは、知りませんでした

写真を見たら「鹿男あおによし」を思い出しました
頭の中はあの時の音楽が流れています
へー
ホルンなのは知っていましたが、ほら貝のように吹き鳴らすのだと思っていました。曲なんですね。
昔、観光シーズンに奈良公園に行ったとき、鹿せんべいに飽きて見向きもしない鹿に、じゃあ、ってんで拾い集めたドングリをたべさせたことがありました。
 その時一緒にいた人に、「鹿って、どんぐり食べるんだ…」とおどろかれました。
 たくさん集めてあると、一個一個、拾って食べるよりいいみたいで、食いつきますよね。
そのあと、わらわらと鹿が寄ってきたので、ほうほうのていで離脱しました。
おおお!
ベートーベンの「田園」だ!
中学生の時、ベートーベンの全交響曲のボックスセット、もちろんレコードね、を買いました。
レナードバーンスタイン+ニューヨーク・フィルハーモニックです。

おおお!
どんぐりだ!
数ヶ月前、どんぐりを拾ってきて植木鉢に植えました。
春になると芽を出てくるように祈っているんです。

鹿ってドングリを食べるんだ。
うん、いい光景だ。
鹿がドングリを貪り食うところなんて。

以前、奈良公園の鹿が駅前のお店のゴミ箱をあさっているのを見ました。
これはあまりいい光景ではありませんでした。
Re: No title
Carlos様

法被を着てホルンを吹いているというのが独特なんですよ。

ピーピー鳴る笛よりは風情がありますよね。
Re: No title
ヨッシィー様

鹿男の冒頭の映像はたぶん鹿寄せのものだと思います。

平城宮跡の中を突っ切っている近鉄電車など、なじみの場所がいろいろ映って楽しいドラマでした。
Re: へー
まこ様

観光シーズンはシカせんべいが過剰供給になるんですよね。歯ごたえのあるものが食べたくなるのかな。

奈良の鹿愛護会では、県下の幼稚園児が拾い集めたドングリの寄付を受け付けているようです。

Re: おおお!
rockin'様

朝早く、開店前の商店街を歩いていたら、前方から10頭ばかりのシカの群れが、ウインドウを覗きながらやってくるのに遭いました。

アイツらゴミあさりの帰りかもしれないなー。

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