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ラクチン本。

世の良き母親たちは、絵本の読み聞かせということをする。

子どもの聞く力や言語能力を育て、読書に興味を持たせ、親子の交流を深めるといった効用があるという。

ところが私はこの読み聞かせというのが大の苦手で、ほとんどやったことがない。

本は好きだが、とにかく音読がめんどくさい

声を出すと、しゃべるスピードでしか読めない。活字を目で追えば、その何倍ものスピードで読み進むことができるのに。

私には子供のためにめんどくさいことを我慢するという機能が欠落しているのである。

そんな私が唯一読んだ絵本がこれ。

ぴこ

この本の素晴らしいのは、目をつぶっていても読んでいるふりができることだ。

1ページ目の文章は

これは のみのぴこ

次は

これは のみのぴこが すんでいる ねこのごえもん

その次は

これは のみのぴこが すんでいる ねこのごえもんの しっぽふんづけた 某某…

と続いていく。

マザーグースに「これはジャックの建てた家」というのがあるが、あれと同じこと。

つまりこの本、最終ページの本文を覚えれば、そこにその前の全ページの内容が含まれているのだ。

詰め込み教育育ちで丸覚え大得意の私にとっては天の恵みのような絵本である。

難点は、目をつぶったままだと、うっかりページを2枚めくっても気づかず、挿絵と文章が合わなくなること。

それから、子どもよりも先に睡魔に襲われ、沈没してしまうことである。

これも絶版、手元の本は1979年刊ですが、小学校の教科書にも採用されたことのある作品なので、図書館にはだいたいあります。



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ブックガイド | コメント(14) | トラックバック(0) | 2014/07/10 11:15
コメント
No title
読み聞かせ,寝る前に布団の中でやってました。
めんどくさかったな~。
一杯飲んでるから,すぐに眠くなって,
「ぐりぐらぐりぐら」言いながら,
だんだん意識が遠のいてました。
良い本を教えていただいてありがとうございます。
谷川俊太郎さん作、和田誠さんの絵ですねっ
これは!
おもしろそうな本とお見受けする。
教えていただいてありがとうございますっ

そのペア(?)で「穴」という名作もあります。
男の子が穴を掘りつづけ、ラストに埋めるという
それだけなんですか、なんともいえない味があります。

アタシは読み聞かせが大好きで、
子供たちが小さいころは毎日のように読んでいました。

大げさに滑稽にオーバーアクションに読み、大爆笑されてました。楽しかったなあ・・・遠い目・・
No title
こんばんわ!

読み聞かせね~懐かしいですね。
随分やらされました。
同じ本を毎日何回も何回も・・・
子供は飽きないんですね。
Re: No title
次席家老様

ハハハ…「ぐりぐら」…

モト亭主も変な音程でよく歌ってましたよ。

台所にいると、暗くした部屋から、呪文のように単調なオリジナルメロディが…。

そして呪文にかかった子どもと、かけた当人の両方が、グーグー寝てしまうのです。
Re: 良い本を教えていただいてありがとうございます。
レインボウ様

お気に召しましたか。いや、ほんと、面白いと思います。

絵もかわいいのよ。

つるつると覚えられるのは言葉の選択が良いからだものね。

読み聞かせはほんとダメだったわ~。

一回だけ、「関西弁だから」というだけの理由で、学校の読み聞かせボランティアで「ぼちぼちいこか」を読まされたことがありましたが、顔から火が出そうでした。
Re: No title
Carlos 様

↑のご家老様もそうですが、案外お父さんの読み聞かせって多いのですね。

根気よく付き合ってくれたお父さんの読み聞かせ、お子さんにも良い思い出になってることでしょう。
No title
ブログ村からきました。

この本、私が子供のときのヘビロテ絵本でした!
(もう30数年前。。。)
八百屋のおじさんの絵がツボでした。
もう絶版なんですね。
保管しておいてよかったです。

覚えやすい文章なので、よく兄弟とオフロで言い合ったりしてました。懐かしいなー。
今では自分の子供と言い合いっこしてます。

No title
めんどうです、ほんとに。
昨夜も読んで〜って言われたけど、疲れていたので寝てしまいました。
自分が本を集め、立ち読みの様に流し読むのは好きだけど
子はそうではないのですよね。
勝手に読んでくれたら…と密かに願ったりしてます。
子どもの本は色々あるけど、活用されませんねぇ(T−T)
No title
この本、昨年娘のクラスで流行りました。
本が新しかったので新刊かと思ってたんですが
ベストセラーだったんですね。

先生が毎日読んでくださったそうで
順番も私は全く覚えられなかったですが
娘は完璧に覚えてました。

私も読み聞かせはキライです。
なのに宿題で出るので毎日聞かされる。キツイっす。

ちなみに長女は読んで聞かせるのは好きだけど
自分が聞くのは好きじゃないといいます。
自分の中のリズムや気持ちの抑揚と違うんだそうです。

Re: No title
kuru2 様

はじめまして、ようこそお越しくださいました。

私もシングル歴10年ほどになりました。子どもは大学生と高校生で、時々ここにも登場します。

「のみのぴこ」表紙写真は一生懸命キレイに撮りましたが、背も傷んでいるしぼろぼろで、よく読んだなあという感じです。

私もいまだに言えますよ。息子がまだ言えるかどうか、今日聞いてみよう。

Re: No title
mameco様

そっかー、mamecoさんは今読み聞かせも現役なんですね!

ホンット眠くなりますよね。

別に読み聞かせしなくても、家に本があって親が読んでれば子どもも読むようになりますよ。

本読むのが100%いいことかどうかは微妙だけど…。

うちの息子なんてやめろって言っても読むけど、だからって別に成績もよくないし、友達は少ないし、非活動的だしねえ…。

本なんてうっちゃって外に遊びに行ってくれる方が親は安心ですよ。
Re: No title
raumui様

私もいまだに言えますよ。絵もかわいいんですよね。フェルトアップリケにできそうな。

子どもって暗唱とか好きですよね。娘は「雨にも負けず」を唱えてましたが、大きくなった今、「そういうものに私はなりたい」の「そういうもの」とはほど遠い生活ぶりです。

音読の宿題、ありましたね~!

私は「ちいちゃんのかげおくり」とか「ひとつの花」とか、泣くやつはやめてほしいと思いました。子どもの声で読まれると、いけませんねえ。
読み聞かせが
好きじゃないのは話者の工夫が足らないからです。
ヒトヒネリすれば読み聞かせも楽しむ事ができます。

私が楽しむ為に実行した読み聞かせは次のツーパターンがありました。

A 本文に入る前に版元や出版社の名称、住所、著者の氏名、経歴などの付属情報を全て読み上げる

B いきなり本文を読み上げるが、一行飛ばしで読む

Bの注意点は決して笑わない事。
でも、これが結構難しいんだ。
Re: 読み聞かせが
rockin'様

ヤですよ、そんな工夫(笑)!

そんなわけで私はろくすっぽ読み聞かせをしませんでしたが、子どもらは早々に母に見切りをつけ、自分で読む子になりました。

めでたしめでたし。

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