エスエル本。

朝パソコンを開けたら、知らないおじさんが窓辺でノートを前に、思索にふけっている。

あらんぺいとん

アラン ペイトン 生誕115周年、とある。

誰か偉い人ね、と、すっ飛ばしかけて、ふと引っかかる。

どこにって、この部分だ。

あらんぺいとん2

普通の家には無い、この金具。

これは書斎の窓辺じゃなくて、車窓なのだ。

よく見れば向かいにも席があり、頭上には荷物置きの棚もあり、テーブルが大きすぎる気もするが、間違いなくこれは客車内の情景らしい。

そう思った瞬間、絵の中の白いカーテンを揺らした風が、頬に触れた気がした。

どこかに行きたいなあ。

私は自分で思っているより、もっと、ずっと、旅が好きなのかもしれない。

今年は遠くに行ってみよう。かならず何の用事もなく。

ひそかに小さく、しかし強く、心に決めた。

cry the beloved country
「Cry, the Beloved Country」 Alan Paton



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ブックガイド | コメント(14) | トラックバック(0) | 2018/01/11 11:30
コメント
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いいですね…
カーディガン一枚持って。

まあ、もうちょっと温かくなってからがいいとは思いますけれども。今、電車で窓を開けたら、とーーーっても寒そうです。
No title
ふ~~ん。。

同じ(旅する)アラン・ペイトンさんをお見かけしても、、、鈍い私!

でんばあさんの(感性)は底知れない深さが有る。
クリックして、アラン・ペイトンさんはどういう人なのか、、まず調べるところからだな。。
 
No title
いいですね~のんびり旅をしたいですね。
ぜひ実現できるといいですね。
自分へのご褒美に・・・
(=゚ω゚)ノぃょぅ
目的があまりない旅行もいいですよね。
ボクもたまにやります。
ひとり旅行はできないから、早朝出発の遠出ドライブ。

ボクもどこかに行きたいなあ。
ぢょん でんばあさん おはようございます。

今朝一番最初に開いたブログを読んで 
なんだか懐かしいようなものに出逢った気がしました。

そして今日が良い日になるような予感がして
嬉しくなりました。ありがとうございます。
記事のタイトルを見た瞬間
エスエム本と思ったのは私だけではないと信じたい rockin' です。

アラン ペイトン。
誰だ?
全く知らない人です。 

Cry, the Beloved Country
叫び。最愛の祖国。

難しそうな本です。

原書を読まれたのですね。
summary を調べました。

The day before Absalom's execution, Kumalo hikes up a nearby mountain to meditate.
At the top of the mountain, Kumalo sits and waits for dawn to come, since Absalom will be executed at dawn.

わ、ヘヴィーな内容だ。
Re: No title
鍵コメj様

さあ、実際に旅に出るのはいつになりますやら…。

あてにせずにお待ちください。
Re: いいですね…
まこ様

窓の開かない電車も増えてますよね。

ここはやっぱり青春18きっぷですかね。
Re: No title
アイハート様

同じものを見ても、引っかかるところはそれぞれ違いますよね。

アイハート様のeyeやheartをとらえるものは…?
Re: No title
Carlos様

1人なら気楽にどこへでも行けるんですが、ずっと誰かと一緒だった習慣はなかなか取れませんね。

楽しみを増やしたいと思います。
Re: (=゚ω゚)ノぃょぅ
焼き鳥おうじ様

私は車が無いので、遠くのお出かけは電車です。

とりあえず自転車で遠回りでもしてみようかな。
Re: 旅
遠音様

楽しんでくださってありがとうございます。

ほんのちょっとしたことですが、書いてよかった、うれしいです。
Re: 記事のタイトルを見た瞬間
rockin'様

ごめんなさい、読んでません。

誰だろうと思って調べたんです。そしたら、この本の中で印象的なSLのシーンにちなんで、廃線になった鉄道が復活したことを知りました。車窓に憩う姿に描かれたのが理由のあることだと分かりました。

訳書も出ているようなので機会を見て読みたいと思います。

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