かんじの話。
仕事で子供の書いた字をたくさん見る。
このごろ漢字が書けない子が多いなー、と、最初に思ったのが15年くらい前。
通っている学校も成績もけっして悪くないのに、え?と思うくらい簡単な漢字が書けない。
身体がよじれそうなヘンな誤字を書く子もいる。(→ ごじごじ話。)
ちゃんと教わらなかったのか?誰にも正してもらえなかったのか?
面白がってるうちはまだよかった。
揚げ足取りの私は誤字に気付くことが多いが、書籍や雑誌でも明らかに漢字の誤りは増えている。
15年前の子供が、漢字の書けないまま大人になっているわけだ。
特にひどいのはテレビ画面の字幕。
その同じテレビが、クイズ番組で難読漢字を紹介するのだから、ちゃんちゃらおかしい。
普通の漢字も書けないヤツらが、一番画数の多い漢字とか、知らなきゃ読めない当て字を見せられて、喜んでいる。
そういえば、子供が漢字を書けなくなった、と感じた同じ頃、漢字検定が開始した。
検定試験なんていうものは、それを知ることによって他の人と違う資格を得られるような、特別な知識について行われるものだと思っていた。
漢字検定を知った時、ペットボトルで水を買うのと同じ、気持ち悪さを感じた。
漢字というのはもはや、書けて当たり前のものではないのだろうか。
一部の人が、お金を払って認めてもらうような、特別な知識なのだろうか。
年末に、世相を一字で表す漢字が発表されるのも恒例になったが、漢字がちゃんと書ける人が多い時代には、ぜったい生まれない発想だと思う。
今年の漢字は、今日午後に発表される。

(墨が下に垂れるのが気になってしかたがない)

にほんブログ村

日記・雑談ランキング
このごろ漢字が書けない子が多いなー、と、最初に思ったのが15年くらい前。
通っている学校も成績もけっして悪くないのに、え?と思うくらい簡単な漢字が書けない。
身体がよじれそうなヘンな誤字を書く子もいる。(→ ごじごじ話。)
ちゃんと教わらなかったのか?誰にも正してもらえなかったのか?
面白がってるうちはまだよかった。
揚げ足取りの私は誤字に気付くことが多いが、書籍や雑誌でも明らかに漢字の誤りは増えている。
15年前の子供が、漢字の書けないまま大人になっているわけだ。
特にひどいのはテレビ画面の字幕。
その同じテレビが、クイズ番組で難読漢字を紹介するのだから、ちゃんちゃらおかしい。
普通の漢字も書けないヤツらが、一番画数の多い漢字とか、知らなきゃ読めない当て字を見せられて、喜んでいる。
そういえば、子供が漢字を書けなくなった、と感じた同じ頃、漢字検定が開始した。
検定試験なんていうものは、それを知ることによって他の人と違う資格を得られるような、特別な知識について行われるものだと思っていた。
漢字検定を知った時、ペットボトルで水を買うのと同じ、気持ち悪さを感じた。
漢字というのはもはや、書けて当たり前のものではないのだろうか。
一部の人が、お金を払って認めてもらうような、特別な知識なのだろうか。
年末に、世相を一字で表す漢字が発表されるのも恒例になったが、漢字がちゃんと書ける人が多い時代には、ぜったい生まれない発想だと思う。
今年の漢字は、今日午後に発表される。

(墨が下に垂れるのが気になってしかたがない)

にほんブログ村

日記・雑談ランキング
スポンサーサイト
いや~ドキッとしました、ぢょんさん、ごめんなさい。
確実に漢字で書けるのは、名前と住所だけ・・・恥ずかしい限りです。
外出先で、何か書く機会があると、漢字が出ないことがあり、冷や汗が出ることがあります。
本を読んでいたら、読めるし理解できるけど、書けと言われたら、苦手です。
なんか、すみません。ブログの下書きを、チラシの裏に書いてみましょうと反省してます。
最近はあまりものを書く機会が少なくなったのか、ぼけたのか、なかなか簡単な漢字が思い出せなくなりました。
読むことはできるんですがね~いざ、書くとなると・・・
書けない、ホントーに書けない。
これは真っ直ぐ歩けないくらい問題です。
中華民国の人々は “帶領學生穿越歷史” みたいな難しい漢字を読んだり書いたりしているのに。
情けないことです。
反省。
そして猛省。
漢字を書こう!
(私のこと)
私もえらそうに言ってめっきり字を書かなくなったので、3年前から年賀状のあて先は手書きに戻しました。
友だちの名前を手で書くのもたまにはいいもんですよ。字の練習にもなるし。
博物館などに行きますと、昔の人の筆跡を目にすることがあり、その語彙の豊富さ、字のうまさ、頭が下がる思いです。
ああいうのを見ると、人間は進歩してると思えませんね。
豹、そして麩。
どちらも重要な漢字です。
書けるようになられてよかった。