サンビキ本。
白黒アニメのアトムを見て育った私。(→ あとむの話。)
手塚マンガも読んできたが、私の1冊と言えば誰が何と言おうとこれである。

名作、話題作の多い中、埋もれてしまった感のある「W3(ワンダースリー)」。
無益な戦争を繰り返す地球人の調査のため、銀河連盟から派遣されたW3。彼らの調査結果しだいで、地球は反陽子爆弾で消滅させられることとなる。動物の姿を借りて行動するうち地球人の少年と出会い、その人柄に触れて考えを改めていく。その後、悪の組織の手に渡った反陽子爆弾を取り戻そうと、彼らは少年と協力して立ち向かう。
とまあ、こういうお話なのだが、なんといっても魅力的なのは、賢く有能な女性リーダーだ。
ウサギの身体を借りた彼女は、2人の部下を従えて、強気で任務をこなすキャリアウーマンだが、少年と接するとき、ほほを赤らめ、上目遣いで(何しろウサギだから背が低い)
シンイチさん…
などと、いじらしい姿を見せる、いわゆるツンデレ系のヒロインである。
3人組で女子がリーダーという設定は、当時はまだ珍しく、女子のハシクレである私はシビレた。
手塚作品のヒロインは、とかくお色気不足のうらみがあるが、このウサギがまた、なぜか人間の女よりもずっと色っぽいのである。
時代は前後するが、黒澤明の「隠し砦の三悪人」を見た時、三悪人を従えた雪姫の姿に、ウサギのリーダーを思い起こしたことなども懐かしい。
今日で作者手塚治虫の没後、30年になる。

にほんブログ村

日記・雑談ランキング
手塚マンガも読んできたが、私の1冊と言えば誰が何と言おうとこれである。

名作、話題作の多い中、埋もれてしまった感のある「W3(ワンダースリー)」。
無益な戦争を繰り返す地球人の調査のため、銀河連盟から派遣されたW3。彼らの調査結果しだいで、地球は反陽子爆弾で消滅させられることとなる。動物の姿を借りて行動するうち地球人の少年と出会い、その人柄に触れて考えを改めていく。その後、悪の組織の手に渡った反陽子爆弾を取り戻そうと、彼らは少年と協力して立ち向かう。
とまあ、こういうお話なのだが、なんといっても魅力的なのは、賢く有能な女性リーダーだ。
ウサギの身体を借りた彼女は、2人の部下を従えて、強気で任務をこなすキャリアウーマンだが、少年と接するとき、ほほを赤らめ、上目遣いで(何しろウサギだから背が低い)
シンイチさん…
などと、いじらしい姿を見せる、いわゆるツンデレ系のヒロインである。
3人組で女子がリーダーという設定は、当時はまだ珍しく、女子のハシクレである私はシビレた。
手塚作品のヒロインは、とかくお色気不足のうらみがあるが、このウサギがまた、なぜか人間の女よりもずっと色っぽいのである。
時代は前後するが、黒澤明の「隠し砦の三悪人」を見た時、三悪人を従えた雪姫の姿に、ウサギのリーダーを思い起こしたことなども懐かしい。
今日で作者手塚治虫の没後、30年になる。

にほんブログ村

日記・雑談ランキング
スポンサーサイト
なるご意見には承服しかねます。
メルモちゃんなんて、すっごいお色気がありましたし、三つ目がとおるの和登さんもお色気たっぷりでした。
手塚治虫の特徴は描く女性にお色気があったことと昔から思っておりました。
男性と女性の感じる「お色気」に構造差があると思います。
ませてていたんですね。
私の子供のころは、漫画など買ってもらえなかったんです。
余り漫画を読んだ記憶がありません。
むしろ大人になってからですかね~。
いやぁ~コアなところをご存じで・・・。
テレビ 見てました。
メルモちゃんはねー、あれはわざとやってますよね、パンツ出すの。
女から見るとあざとい。
手塚先生はヅカファンですからね、リボンの騎士とかのほうが本領発揮って気がしますね。
> 色気を感じた少女時代ですか~
そう言われるとなんかすごいですが、子供時代は色気と捉えていたわけではないと思います。
くすぐったいような、ホワワワーンとするものがあったんですよね。
リアルタイムの記憶はあんまりないんですが、うちにずっと本があったんですよね。
何百回も読んで、今も持ってます(笑)。
メルモちゃんは確か夏休みのテレビマンガにあったような…。なんであんなスカートが短いんだ…と思ってました。
メルモちゃんは確か幼女の時の服をそのまま着てるのでパッツパツのムッチムチなんですよね。
押入れにお母さんの服があるだろうに。