ぼっちゃま話。
イモートが小学生の時、公園でキジトラの仔猫を拾ってきた。
家猫も外飼いされ、野良猫も多かった時代。
昔ニンゲンのおばーちゃんは、ダシガラの煮干しなど投げ与え、甘やかさず野性的に育てた。
ところが仔猫は、なぜか温室育ちのようなヘタレのお坊ちゃまになった。
ケンカでは連戦連敗。
出かけてはボロボロにやられ、しっぽを垂れて帰る。
雄猫がケンカに負けるということは、痛い、情けない、彼女ができないだけじゃなく、ナワバリをなくす、ということである。
負け続けたあげく、ついにうちの庭はよその猫のナワバリになってしまった。
坊ちゃまを抱いて庭に出ると、うちの庭なのに、よその猫に怒られる。
けっきょく坊ちゃまは、後半生を引きこもりのニート猫として暮らした。
どうどうとうちの庭を横切るよその猫を、ガラスのこちら側で威嚇してるつもりの、はかない後姿を今も思い出す。
2月22日は猫の日。
うちで飼った猫は、坊ちゃまだけである。
昔は猫を撮ったりしなかったから、坊ちゃまの写真は無い。

(こんな感じだったはずだが思い出の中で美化されているかも)

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家猫も外飼いされ、野良猫も多かった時代。
昔ニンゲンのおばーちゃんは、ダシガラの煮干しなど投げ与え、甘やかさず野性的に育てた。
ところが仔猫は、なぜか温室育ちのようなヘタレのお坊ちゃまになった。
ケンカでは連戦連敗。
出かけてはボロボロにやられ、しっぽを垂れて帰る。
雄猫がケンカに負けるということは、痛い、情けない、彼女ができないだけじゃなく、ナワバリをなくす、ということである。
負け続けたあげく、ついにうちの庭はよその猫のナワバリになってしまった。
坊ちゃまを抱いて庭に出ると、うちの庭なのに、よその猫に怒られる。
けっきょく坊ちゃまは、後半生を引きこもりのニート猫として暮らした。
どうどうとうちの庭を横切るよその猫を、ガラスのこちら側で威嚇してるつもりの、はかない後姿を今も思い出す。
2月22日は猫の日。
うちで飼った猫は、坊ちゃまだけである。
昔は猫を撮ったりしなかったから、坊ちゃまの写真は無い。

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恥ずかしいからここだけの話、名前はスカーレット。大きな声で呼べないので「スーちゃん」と。
弱っちいくせに、抱かれると気が大きくなって、窓の外の野良猫を威嚇してました。
気ままだったからスカーレットと名づけたのか、スカーレットと名づけたから気ままだったのか。
私も子供のころは猫を飼っており、冬場は布団の中に入れると温かく気持ちがよかったのを覚えてます。
その猫もいつの間にかいなくなってしまいましたが・・・
よその猫の縄張りですが、庭に犬が
いるので、よその猫が来ることがないので
安心です(^^;)
ヘタレであろうがなかろうがそこに猫がいるだけで空気が変わります。
第一子が飼い猫を連れてくるだけで部屋の雰囲気が変わります。
スーちゃん、思い出の猫さんですね。
飼いものは個性が強いほうが思い出すとき楽しいです。
暖かい猫の思い出がおありなんですね。
うちの猫はこたつで暖まるばかりで、私たちのコタツにはなってくれませんでした。
コメントありがとうございます。
もしかして、キジネコってケンカが弱い種類なのでしょうか?
実家の周囲の番長は歴代茶トラなので、茶トラはケンカ強いのか?と思ったりします。
ご長男は最近猫をお連れになりませんか。
いっそ飼っちゃえばどうですか?