せきはん話。
お身内にお祝い事のあったご近所の奥様に、お赤飯をいただいた。

ツヤツヤと光るお米粒がパックに透けて、喜びと心弾みが伝わってくる。
折々のお祝いに、お赤飯を炊く。じつにお目出度くゆかしい習慣である。
家族にいいことがあった時、腕をまくって
さあ、今日はお赤飯にしましょうね!
そう言えるお母さんには、すごく憧れる。
母はなぜか赤飯を炊かなかったので、たまに食べるのは、よそからいただく折詰。
冷めたお赤飯は、突き刺してもびくともせず、箸も折れよとばかり力を籠めれば、折詰の四角い形のまま、全部が持ち上がってきた。
お祝い気分と、ごま塩の味と、折詰の経木の香りで、ようよう食べたようなものである。
そのせいか今も、お赤飯は少し苦手だ。
大きな声では言えないが、私もお赤飯を炊いたことがない。
ムスメが賞をもらおうが、ムスコが大学に受かろうが、うちの食卓にお赤飯は上らない。
だから、こともなげにお赤飯を炊いてみせるお母さんには、劣等感を刺激される。
お赤飯は、ちゃんとしたハハオヤじゃなかった、という、ほろ苦い反省の味でもある。

にほんブログ村

日記・雑談ランキング

ツヤツヤと光るお米粒がパックに透けて、喜びと心弾みが伝わってくる。
折々のお祝いに、お赤飯を炊く。じつにお目出度くゆかしい習慣である。
家族にいいことがあった時、腕をまくって
さあ、今日はお赤飯にしましょうね!
そう言えるお母さんには、すごく憧れる。
母はなぜか赤飯を炊かなかったので、たまに食べるのは、よそからいただく折詰。
冷めたお赤飯は、突き刺してもびくともせず、箸も折れよとばかり力を籠めれば、折詰の四角い形のまま、全部が持ち上がってきた。
お祝い気分と、ごま塩の味と、折詰の経木の香りで、ようよう食べたようなものである。
そのせいか今も、お赤飯は少し苦手だ。
大きな声では言えないが、私もお赤飯を炊いたことがない。
ムスメが賞をもらおうが、ムスコが大学に受かろうが、うちの食卓にお赤飯は上らない。
だから、こともなげにお赤飯を炊いてみせるお母さんには、劣等感を刺激される。
お赤飯は、ちゃんとしたハハオヤじゃなかった、という、ほろ苦い反省の味でもある。

にほんブログ村

日記・雑談ランキング
スポンサーサイト
母はいやがってましたけどね。
北海道にいたときは、甘納豆が載っていて、食紅で味がついている赤飯に驚愕したことを思い出します。
熱々をつまんで食べたのが懐かしいです。
お赤飯だけが愛情じゃないですよ。
立派にお子さんを育て上げたじゃないですか~
愛情たっぷりに・・
お赤飯って特別感がありませんか?
息子の運動会はいつも栗を入れたお赤飯(栗ご飯)でした。
なぜかと言うと、夫と私の両親に来てもらってたから。
炊いた栗ご飯を重箱に入れるだけなので簡単♪
半殺しと言ってもち米とお米を半々にすると炊飯器で炊けます。
冷めても硬くならないしね。
小豆は一度湯がき捨ててもう一度柔らかくなるまで炊きますが
魔法瓶の中にお湯と一緒に入れておくと柔らかくなるので
あとはお米と一緒に炊けば良いだけなんですよ。
私にとって特別な手抜き料理でした。
手抜き出来ないのが栗を剥くこと・・・
今はむき栗を売ってますね♪
ピラニアたちが成長したら、こんな量では間に合わなくなってね。
糯米をひやかしておけば、何合でも蒸かせることを会得して。。。簡単だし、失敗無いしね。
以後、(大量)にお赤飯を蒸かしてます。
すべて、、、ピラニア軍団の為。
母も多分買っていました。
母は姉が三人いて、女学校の時もお弁当すら作ったことがないと
伯母によくからかわれていました。
料理が得意でない母でした。
その母に似て私も日常の家庭料理以外はさっぱり出来ません・・・。
こちらのお赤飯てちょっと違うんですよ。
甘納豆入ってて食紅で色付けするから桜餅のようなピンク色なんです。
甘納豆の周囲がね 甘いんですよ。もうこうなるとおかずとの相性なんてどこにもないんです 笑
個人的にはお葬式の時の黒飯のほうが好き。でもだからといっていつでも食べれるものでもないしあえて作るっていうのも・・ね。
私のパソコンがいつどうなるか分からないので、ぢょん子さんブログリンク貼らせてもらいました。事後報告ですみません。
最高のコンビネーションだと思います。
いいなぁ、赤飯。
おめでたさの共有ですね。
面白い!おはぎみたいのができるわけですね。
今度いただくことがあったら、やってみようと思います。
もし好物なら、もう少し頑張ったかなとも思います。
勝手なんですよね、自分の好きなものばかり作って。
運動会のお弁当がお赤飯とは、皆さん嬉しかったでしょうね。
お弁当作りに四苦八苦したのも昔の思い出になりました。
そうですねー、年代的にね。
結婚披露宴に呼ばれることも少なくなり、お葬式ばっかです。
そうそう、アイハート先輩はご家族大集合の時腕を振るわれますよね!楽しそうだけど、大変そう!
うちなんか娘と息子だけなのに、「外食にしようか」ってなっちゃう…ダメだなあ。
うちの母は専業主婦でしたしけっこうマメなほうなので、なぜ赤飯だけ炊かなかったのかはちょっと謎です。
まあ、母が炊いていても私は炊かなかったと思いますけど…。
リンクはご自由になさってください。お気になさらず!
ところで、黒飯って何?知らないです!
お赤飯を炊いて、食べるだけじゃなく、お裾分けできるのがプロっぽくて立派だなあ、と。
私なんかいつまでもアマチュアで…。