きっかけ話。

健康維持の観点から、いたってマジメにプールに通っている私であるが、どうしても休まねばならぬこともある。
着替え途中、更衣室を抜けてフロアに出るコーチが通りかかったので、その旨をお伝えした。
あらそう 急なお仕事大変ね
まあ 呼んでもらえるうちが花ですからね~
じゃあその次は倍泳いでもらおうかな…
キャー!やめてくださいよう!
ワハハと笑ったのが先々週のこと。
2週おいて久しぶりのプールはやっぱりキツい。なんとかいつものメニューをこなして、ヘトヘトで更衣室へ。
疲れた日は、水着を脱ぐのに片足を上げるにも、よろけそうになる。衰えを感じて凹む瞬間だ。
おつかれさま~!
みんなに声をかけながら、コーチが後ろを通ると思ったら、ポンと肩を叩かれた。
スッと耳の横に口を寄せると
9月で辞めようと思ってたけど もう少し続けることにしたわ
えっ?!
言ったでしょ「呼んでもらえるうちが花」って…
あ…
ホントそうだなと思って! ありがと!
そう言うとコーチはニコリと笑い、引き締まった身体を翻して出て行った。
え、私?私がコーチの気持ちを変えさせたの?
先々週のその場面を、頭に思い浮かべた。
まあ 呼んでもらえるうちが花ですからね~
よりによって、タオルを巻いて水着をずり下げた半裸の私が、一片の緊張感もなくそのセリフを言っている。
物事のキッカケとは不思議なものだが、あんなことでよかったのか、ちょっと申し訳なかった。

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いいきっかけをつくってあげたじゃないですか~
まだまだ頑張ってください。
どやっ!
いや、ホント、表でお洋服を着て会うとわかんないんですよ。
大変なところにお勤めだったんですね。
私は幸いそういう経験はなくて、ありがたいです。
たまたま、タイミングが合ったということかなと思ってます。
仕事関係ではないですが、人生の決断で、私もそういう経験がありますので。
なぜ『一応』がつくのか、また、なぜ確認の必要がおありなのかわかりませんが、女性です。
コメント順があとになり申し訳ありません。
そうですね、なにか迷っている時だったんだと思います。良いかたなので、続けてくださって嬉しいです。