つつじの話。

こうも在宅が続くと、ポストに行くだけのことにも、ちょっとウキウキする。
われながら、つくづく安上がりにできている。
ハガキを手に歩きだせば、遊歩道は、初夏の緑に映えてまぶしい。
しばらく家を出ないうちに、植え込みのツツジの花はすっかり終わっていた。
前方に、買物袋を手に、仲良さげに肩を寄せた、ご夫婦連れの姿が見えた。
夫婦は家族だから、自粛中もくっついてていいんだ。
今朝のテレビによると、在宅勤務で長時間家にいることで、真剣に離婚を考えるようになった人も多い、とか。
あんまりくっついてるのも、また問題なのだ。
気楽なひとり者の考えは、あちこち飛び火する。
恋人どうしは家族じゃないから、会えずにいた人たちもいるだろう。それでお別れになるのなら、それまでの仲ということ。
恋人になるかもしれなかった2人が、会えない期間でそれっきりになったり。
この数か月で、いくつの恋が、泡のように消えただろうか。
ガラにもなくそんなことを考えたのは、今年の盛りを見ないまましおれた、寂しいツツジの花を見たせい、かもしれない。

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唐突に夫婦の在宅時間が増えたらキツイわなぁと思います。嵐に巻き込まれて不時着するようなもんやな、きっと。
退職までのかなりの期間、うちの夫婦もすったもんだありましたもん。
一人なら気楽やろなと正直思いましたよ。
街中で見かける恋人たちは、こういうご時世でもくっついてるのが多いです、オバちゃんは、後ろから『ソーシャルディスタンス!』っと言いながら、分け入ってやりたい気分を、ぐっと堪えてます(笑)
これから写真さがして、明日の記事でアップしよう~っと!!
我が家は、なるべく顔を合わせないようにしてます。
顔を見ると言いたくないことも言いたくなりますので・・・
夫婦円満の秘訣はなるべく一緒にいないことかも・・・
一人が大好きインドア派の私は、この状況があまり不自由ではありませんが、さすがに、連衆(俳句仲間)や演奏関係者とはそろそろ会いたくなって来ましたね。
ま、メールではなく、ぢょんさんを見習って、手紙でも書くとします。
逆に一緒にい過ぎる。
どちらもネガティヴな結果を生むことがあります。
しかしツツジとサツキをいつも混同するのはなぜだ?
退職後のこともいろいろ考えなければいけないんですね。
「オツカレサマデシタ」と職場で花束をもらって、その先の人生も長いですものね。
今はやめとこうね、と言って、そうだね、と気持ちを汲んでくれるような人がいいですね。
イヤだ―会いたいよーとか言われたら、気持ちは冷えていきそう。
この写真は奈良にある、古い郵便局をリノベーションしたカフェなんです。中もかわいいし、ランチも美味しいんですよ。
みのじさんの写真も楽しみ~!
>夫婦円満の秘訣はなるべく一緒にいないこと
さすが、キャリアの長いご夫婦ならではの知恵ですね。
コメ返が中途になっておりまして失礼いたしました。
ふと思ったのですがオンライン句会っていかがですか?意外に味わい深いものかも…。
大きいのがツツジ、小さいのがサツキだと思っておりましたら、そうでもないみたいですね。
雑木林の中にヤマツツジが咲いているのはとてもきれいです。