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できない話。

うちは定期的に宅配便が来る。

担当の配達員さんは、若者、中年、いろいろだが、声のデカいオオニタさん(→たくはい話。)のような個性派は、意外に少ない。

ほぼ毎日見ても、なかなか顔と名前が一致せず、覚えたころに配置換えになるかんじだ。

今の担当は、初老のオジサン。

オオニタさんとは違って静かだが、別の問題がある。

ある時は、午前中指定の荷物を、連絡もなく午後遅くに持ってくる。

別の日、午前中は出かけるから、と午後指定にしておくと、なぜか朝の早よからやってくる。

午後なら居るのに、不在票を入れるものだから、余計な電話の1本もかけねばならない。

要は全然デキない人なのだ。

時節柄宅配業界もお忙しいのだろうから、けっして無理を言うつもりはないし、少々の不手際なら笑って受け入れる用意はあるが

遅くなりまして…

時間指定を見逃しまして…


いいトシのオジサンに、泣きそうな顔でペコペコ謝られるのも、こっちが意地悪してるみたいで、いい気分じゃない。

応対するのも面倒で、受取無しで黙って玄関先に置いてもらう、置き配指定にしてみた。

生協はとうにそうしているし、1日中家にいる日なら、時々様子を見ればいいことだ。

来られるときに来て置いて行くほうが、デキないオジサンも助かるだろう。

さて、置き配の荷物が来る日。

♪ぴんぽーん♪

ドアチャイムが鳴ったので出てみると、オジサンが段ボール箱を持って立っているではないか。

あのねえ、置き配って…

言いかけた言葉は、すでに泣き顔になりかけているオジサンを見て、タメイキに変わった。

しなくていい仕事を増やすのもまた、デキない人の特徴なのである。

おおにたあつし
(今思えばオオニタさんはデキる人だった)



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ごきんじょ | コメント(7) | トラックバック(0) | 2020/09/23 11:30
コメント
No title
いるんですよね~空気読めない人が・・・
何なんでしょうね、あきれるしかないですね。
ま~大目に見ましょう。
本人は一生懸命なんでしょうから。
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宅配便の配達員さん
業者さんと地区担の組み合わせで配達員さんが決まるのですよね。

『出来ない人』は誠に残念です。
折角お互いの手間を減らそうとしても対応して頂けないですものね。

当方のそれ程年配ではない配達員さんは『持てない人』です。
先ず溜息をつき、「どっこいしょと」言いながら荷物を担ぎ、ハァハァと息を荒げて三階まで運びます。
残念です。





そーゆー人は
ゴマンといます。
溢れかえっていると言ってもいいかもしれません。

もう少し、ほんのちょっとでいいから「考える」習慣を身に付けなければ。

決して怒鳴りつけないで下さいね。
心配してます。
Re: No title
Carlos様

Carlos様も現役時代には、同僚、部下、いろんな方がいらしたでしょう。

悪気がなさそうなのが一番困りますね。
Re: 宅配便の配達員さん
山猫様

本当に残念で仕方ないです。持てない人も困りますね!

クレームを言うのは簡単ですが、それもお気の毒でできません。
Re: そーゆー人は
rockin'様

そのうちそちらに担当替えになるのではないでしょうか。

お気をつけて。

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