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おべんと話。

夕飯を食べきれなくて、オカズが残った

若いころならエイと食べてしまうくらいの量だが、今そうすると明朝に後悔することになる。

1食には足りなくても、箸休めにはなるだろう。ラップをかけ、冷蔵庫にしまった。

明けて翌日は、出勤の予定。

牛乳を出そうと冷蔵庫を開けて、昨日のオカズが目にとまった。

おべんと…作ろっかな…

4年前までは、毎日作っていたお弁当。

前夜の残り、冷凍食品、玉子焼とウインナ。ありあわせを詰めたパッとしない弁当でも、毎日作るとなるとそれなりにプレッシャーはある。

ムスコが高校を卒業したときは、長年の重荷から解放された気分で、使い続けた玉子焼器を捨て、弁当箱を捨て、スッキリした。

以来、職場のお昼はコンビニや、近くの店で済ませている。

それがどうしたことか、ふと、久しぶりに弁当を詰めてみようか、と思ったのだ。

さいわい炊き立てのご飯もある。

弁当箱の代わりに、小さめの密封容器を出して、ご飯とオカズを入れた。

だんだん楽しくなって、玉子1個の玉子焼を作り、ハムを巻いてお花にし、隙間に詰める。

昔取った杵柄で、考えなくても手が動く。

見て見て!と誰かに言いたくなる。お弁当をインスタにあげる人の気持ちが、わかる気がした。

ハンカチに包んだお弁当を入れれば、通勤バッグがいつもより暖かくて

♪おべんと おべんと うれしいな♪

時々やってもいいな、と思ったけど、ホントにやるかどうかは、分からない。

べんとう



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もろもろ | コメント(7) | トラックバック(0) | 2020/10/23 11:30
コメント
私も義務感でしか作ってなかったです。
夫が定年になって晴れて弁当作りから引退できて、朝が楽ちん。

残り物のリメイクプラス卵焼き等、くらいのチョー手抜き弁当でしたけど、

たまたま作ったのに持っていかなかった弁当を、私がうちで食べたんですけど、思いの外美味しくて、

水分はきちんと取ってからとか、甘じょっぱいものとそうでない味付けの組み合わせとか、そんなことには一応気をつけてたので、不味い弁当ではなかったかも~。

でも毎日作るのはもうごめんです!

楽しさは、
 向こうからやって来る楽しさを待っているだけではダメの様です。
” 楽しさは作り出す ” のだそうです。
バイクの先輩から教えられました。
 お弁当作りも楽しめるのはステキな事ですね。
やっぱり
毎日やると楽しくなくても、気が向いたときにだけだったら、楽しいですよね。
 そういう感じ、わかります。
それはつまり、毎日山登りをするのは絶対いやでも、1年に2回なら楽しみに出来る、というようなことと同じのような気がします。
Re: タイトルなし
うさきち様


私も息子が弁当要らないって言わなかった日、作っちゃったのを食べたことありますが、アレ?心こもってない惰性の弁当、結構おいしいじゃん、と思いました。

これから時々作ろうかな。
Re: 楽しさは、
マーニ様

弁当作りは楽しくはないですね、ただの家事ですから。

お昼にあけるときはちょっと楽しかったです。自分で作ったプレゼントみたいで。
Re: やっぱり
まこ様

ハハハ、まこさん、例えが悪い!

わたしゃ山登りは1年1回でもゴメンです!
匠の
技発揮。

時折技を見せましょう。
そしてこれからは自分のためだけのお弁当!

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