せみなー話。

今日は県主催のセミナーに参加。
このご時世、人を集めるイベントはいかがなものかと思いつつ、民間ではなかなか呼べない講師の話が聞けるので、迷った末に行くことに決めた。
会場は寒いほどに換気よく、座席は間隔を置いて設定されていて、ひとまずホッとする。
時間になって、県庁職員が、開始を告げた。
諸注意と、配布物の確認と、講師紹介。
…なお、新型コロナウィルス感染防止のため、講師のナニガシ先生はリモートで…
はぁ?!
耳を疑う間もなく、前方のスクリーンに、満面の笑みを浮かべた講師が映し出された。
えーと、わざわざ県内各地から集まってきて、雁首揃えて画面を見る?
いや、だったら全員、リモートでよくね?
驚く眼前に、パワーポイントが映し出される。
パワーポイントとは、資料発表のためのソフトで、文字や図形、表やグラフを組み合わせ、見栄えのいいプレゼンテーションができる。
昔で言う、スライドみたいなものだ。
ところが、まったく同じ図のプリントアウトが、全員の手元に配られているではないか。
いや、そんならスクリーン要らなくね?
講師はリモート、聴衆はマスクして集合。
パワポの画面と、コピー用紙の厚い束。
ハイテクとローテクの驚くべき融合に、混乱は増すばかりなのであった。

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私も昨日リモートで受講。全国200か所以上をつないだよ。資料は事前ダウンロード。私はもう1台のPCに資料を表示。
パワポもね、よくある話ですね。講師がスクリーン読んでるだけ。スクリーンにも紙にも興味を失くしてしまうわ。
なんか味気ないセミナーでしたね。
「やれば良いんでしょ」って、考えなしのところが如何にもです。
さすがお役所仕事です(*_*)
その会場に居た人は唖然としる光景が目に浮かびます。
県庁職員はマジメでいい方が多いんですけどねエ。
民間の感覚では計り知れないものがありますね。
全国規模の会議をかずかずご経験済みですものね。先日の記事も興味深く拝見しました。
そのご経験を我が県庁に教えてやってください!
そうなんですよ~。
お昼をはさんで一日仕事なので、他のことを置いて出かけましたのにね。
内容自体はけっこう興味深かったのですが…。
ピントがずれている感は否めませんね。
公務員さんとお付き合いしていると、発想の根幹から違うんだなと思うことが多いです。
みんなが営利で動くようになったら、それはそれで困るんでしょうけれども。
私はビックリしたんですが、同じように驚いてる様子が、他の出席者になかったのもビックリでした。
内心で驚いてたのかな?わかりません。