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アキコノ本。

今日は與謝野晶子の没後80年である。

ここの記事は、前もって心づもりがあるのと、朝思いついたことを書くのが、だいたい半々。

○○の日をきっかけに書くときは、その日がそれと知った時点で、書いてしまうこともある。

もちろん、あらゆる○○の日に対応できるわけではない。

あ、今日はジェットコースターの日だ…

分かっていても、エピソードが無ければ、書くことも無い(→○○のひ話。)のである。

與謝野晶子の没年は、2年前に知った。つまり、その時点で没後78年だったわけだ。

晶子の出身は大阪だし、歌もいくつか知っているし、彼女を題材にした小説も読み、面白かった。何か書けば書ける気はした。

しかし78年はいかにもキリが悪い。

書くとしたら2年後だな…

その時、私は思ったのである。

そして、2年の歳月は瞬く間に過ぎた。歌人晶子について書くべきことの、ひとつとして思い浮かばぬまま。

80年の節目を、そのままに措くのは惜しい。

さりとて10年後に先送りするのは、なんぼキリがよいからとて、無茶というものであろう。

本でも紹介して、お茶を濁すこととしよう。

與謝野晶子(1878.12.7 - 1942.5.29)、その為人を知るため、1冊挙げるならばこれか。

ちすじのくろかみ
(「千すじの黒髪-わが愛の與謝野晶子」田辺聖子著 文藝春秋刊)

せんすじ、ではなく、ちすじ、と読む。念のため。



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ブックガイド | コメント(2) | トラックバック(0) | 2022/05/29 11:30
コメント
No title
没後もう80年ですか~
私が生まれて間もなくなくなったことになります。
あまり本人のことは知りません。
名前を知っている程度かな?
Re: No title
Carlos様

ゆかりの大阪・堺に、晶子の記念館があるんですよ。

華の乱という映画もありました。緒形拳の与謝野鉄幹は良かったですが、吉永小百合は晶子という感じじゃなかったですね。

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