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ちこくの話。

ひー!遅刻!チコク…

昨夜遅く、ひさしぶりに帰ってきたムスメ。

今朝は寝坊したらしく、なにごとか呪いながら、朝食もソコソコに飛び出していった。

若い人は大変だねエ… へへへ…

見送る私はと言えば、5時前に自然に目が覚め、それなのに午前中の予定の無い、気楽な身の上である。

今年、仕事をひとつ辞めた

2人の子供の学資に追われ、かけもちで働いてきたが、この春ムスコも大学を出た。

職業生活の整理を考え始めて、ヘタなソロバンをはじいてみたら、ひとつ辞めても、贅沢しなければ暮らせるようだ。

拘束時間の長さが、年々つらくなってきた職場と、お別れすることにした。

辞めると早起きの理由がなくなる。

寝てれば良さそうなものだが、あにはからんや、勤めていたころと変わらないどころか、だんだん早くなっていくのだ。

朝まだき、誰に起こされるともなく目が覚めて、予定なく過ごす午前中の長いこと。

悠々自適には早いが、こんな感じなのかな、と思ったりする。

今のところ、楽しく過ごしているが、やがて、やることがなくて退屈しだすのだろうか。

年をとると、朝早く目が覚める、とだけ言うのは片手落ちである。

起きなくていいのが問題なのだ。

かつてはムスメのように、目が覚めないのが悩みだったが、いまや、ある時刻に起きねばならないこと自体が無くなりつつある。

遅刻って、若さなんだ。

そう思うと、ギリギリまで寝コケているムスメが、まぶしいような気持になる。

ちこくちこく



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もろもろ | コメント(4) | トラックバック(0) | 2021/08/18 11:30
コメント
母親が若い頃は寝坊助で、
家族が「おかーさーん、もう!」とか言いながら、脱兎のごとく飛び出て行った頃が懐かしい。
今は母もぐっすり眠れず苦労しています。

しかし漫画で定番の、
トースト食べながらの「いっへひまーふ」って実際にやります?(笑)
No title
社会人として、働き続けて何十年。
勤めている時は、ただただ退職して家にいる時間が怖くて。。
いろんな人に、退職後の過ごし方を聞いて回ったものでした。
でもね、案ずるより何とやらで・・・身体が楽になったのは良い事だったの、無理が聞かない体になりつつあったのね。
ぢょん子さんも、自然体でね。
Re: タイトルなし
うさきち様

私は実家にいた頃朝ご飯抜きで飛び出していくことが多かったので、母がパンを持って追いかけてきたことならあります。

もちろん玄関まで、でしたが。
Re: No title
アイハート様

辞めるに至るまでにはそれなりに葛藤もあり、迷いました。いまだによかったのかなあと思ったりします。

ありがとうございます。先輩のひと言、力になりました。

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