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こよみの話。

日付にまつわる記事を書くことがけっこう多い。

最近だと、12月7日、クリスマスツリーの日の記事(→かざりの話。)なんかがそうである。

何を書こうかな、困ったなと思うこともあるわけで、そういう時にきっかけになる○○の日というのは、正直ありがたい。

この春買い替えたスマートフォンが

今日は高圧洗浄車の日です

頼みもしないのに教えてくれるのも、日付の記事が増えた理由かもしれない。

今日も今日とて、日付を検索してみると

12月14日は忠臣蔵の日です

元禄15年12月14日、赤穂浪士の吉良邸討入があった。

私も60年近く日本で生きてきたから、忠臣蔵に関して2つや3つのエピソードは思い浮かぶし、紹介したい本もある。

しかし、記事にするについて気になるのが、暦の問題なのだ。

元禄15年12月14日は、西暦では1703年1月30日

はたして、2021年の今、

12月14日は忠臣蔵の日でーす!

言ってしまっていいのだろうか。

細かいことが気になる性分が邪魔をして、書くのをためらってしまう。

いきおい旧暦の時代の記事は少なくなり、明治以降、もしくは西洋に関する記事が増える。

私の記事がミョーにハイカラに見えるとしたら、それは暦のせいだと思う。

だいしょう



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もろもろ | コメント(11) | トラックバック(0) | 2021/12/14 11:30
コメント
No title
まさについさっき私の心のなかで思った事です。(笑)
12/14は討ち入りの日と思うんだけど、暦がかわってるよね・・・と。

そうか1/30になるんですねえ・・・。
そりゃ~雪もシンシンと降りそうですね。f(^^;)
時に元禄14年12月14日
そう、今日は赤穂浪士討ち入りの日です。
今の暦に変換しては話が成り立ちません。背景は年末でないとだめです。
まあ内容は、歌舞伎や講談で脚色されて、事実とは異なる部分もあるそう(雪は降ってなかった、太鼓はたたいていない、揃いの衣装なんか着ていない等々)ですが、日本人の心に響く話です。
数年前、自治会の行事に絡み、「14日、討ち入りの日ですね」と言ったら、40代とおぼしき奥様に「それなんですか」と返されて、忠臣蔵を知らないのかと、年代の差を感じました。
先日NHKで歌舞伎の赤穂浪士をやってました。一般的に知られている討ち入り以外のスピンオフが様々あるんですねぇ。江戸の日本人の想像力スゴいな。

史実はどうであれ、日本人の何かをくすぐる何かがあるのでしょうね。
まちがいました
上記の年号元禄14年→15年です。
失礼しました。
No title
確かにそうですよね、新暦で12月14日が忠臣蔵の日というのもおかしいですよね。
年末でいいんですよ
今も昔も暮れの時期ってことで、ひとつ。年明けに俵星玄蕃は聴きたくならないですし。
Re: No title
akkyan様

1月半も違ったら、寒さが全然違いますよね。

まあそれを言ったら気候変動もあるわけだし、悩ましいところですね。
Re: 時に元禄14年12月14日
とっしー様

忠臣蔵と言われたら、時代劇だなと分かっても、中身までわからない人も多いかもしれませんね。

討ち入りだけじゃ「どこに?誰が?」てな感じだったりして。
Re: タイトルなし
うさきち様

年末のテレビは忠臣蔵、っていう時代もありましたね。

私は歌舞伎にいっこうに詳しくないのですが、あの手のスピンオフが豊富なのは歌舞伎らしいですよ。
Re: No title
Carlos様

旧暦も、私が子供のころはまだ親しみがありましたが、どんどん実感が無くなっていきますね。

うちの子供なども全然ぴんと来ないみたいです。
Re: 年末でいいんですよ
中林20系様

年末は忠臣蔵、というのもまた一つの風物詩ですね。

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