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だしぬけ話。

今年もまたやられた。おどかされた。

何にってヒガンバナにである。

毎日通る、駅までの遊歩道の植込。

同じ場所に同じように咲くのに、毎年驚かされる。なんでああイキナリ、あんなにまっかっかに咲くのだろう。

火花がはぜたようなあの姿には、美しい以前に、人をギョッと驚かす何かがある。

「ほころびかけた」とか、「成長途上の」なんて状態は、ヒガンバナには無い。

いきなり存在して、いきなり満開。それがヒガンバナというものである。

セミが部屋に飛び込むとか、霧の車道にサルがしゃがんでたり、網戸に寝ぼけたカラスが引っかかった(全部経験済み)なら、驚くのも当然だ。

動物に比べてアクティブさゼロの植物に、ギョギョギョと驚かされるのは、ちょっとくやしい。

ぶつくさ言ってたら、同僚のイシザキさんいわく

自分ちの庭でもビックリするもんね 自分で植えて、あそこに咲く、もうすぐ咲くと知ってても、いざ咲くとビックリ!

やっぱりちょっと、くやしそうである。

ひがんばな



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ごきんじょ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/09/20 11:00
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