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じまんげ話。

テレビで鹿の映像を見て(→でびゅーの話。)いたら、別の鹿のことをふと思い出した。

親の欲目というものだろうが、老母の言によれば、私はデキる3歳児だったらしい。

物覚えがいいし、字も読めた。

積み木もていねいに 崩さずに積むしね…

遊び方も、同年配の子とはちょっと違った、と、母は言うのである。

お人形遊びなんかも いろいろ工夫してね…

オモチャが乏しかったから、工夫せざるを得なかったのだが

空き缶やお湯吞を リカちゃんの椅子にして…

アタシはリカちゃんハウスが欲しかったよ!

あの、奈良の鹿のフーセン アレを置いてるから なにかと思ったら おうちの門だって…

鹿のフーセンとはこれ

びにーるしか

ビニールの鹿の脚を門柱に見立てて、人形を出入りさせていたというこのくだり、おばーちゃんのお気に入りで、何度聞かされたか、わからない。

かしこかったわよねエ~

神童からタダの人になった、55年後の当のご本人を前に、なぜこうも自慢げなのか、まったくの謎である。



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むかしむかし | コメント(4) | トラックバック(0) | 2022/07/24 11:30
コメント
No title
おばあちゃんにとっては自慢の子だったんですよ。
何でもできるいい子。
鹿のフーセンがよっぽど印象に残ってるんでしょうね。

子どもが大人になっても、
子どもは子どものままってことなんでしょうね。

昔の子どものエピソードって、年をとるほど、親を幸せにしてくるなぁって思います。
Re: No title
Carlos様

そうですね。

そのまま大きくならなくて申し訳ないなーって思います(笑)。
Re: タイトルなし
うさきち様

一緒に駅前を歩いていると、今でもけっこうぶら下がっているんですよね、ビニールの鹿。

母が見るたんびにその話になるのでおっかしくッて。

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