ケサレタ本。
前から探している絶版文庫本がある。

(消された男 フレドリック ブラウン著 創元推理文庫)
シリーズ物のサスペンス小説で、全7作のうちの6作目。
シリーズの他の作品が、同じく絶版でも数百円から、せいぜい3千円までなのに、どういうわけかこれだけが、やけに高価なのだ。
古書には往々にして、こういう謎の価格差があって、内容の面白さとは必ずしもリンクしない。
むしろ、評判が悪くて部数が出なかったもののほうが高かったりする。
ウーン どうしよっかな~
古書店のサイトで検索をかけつつ迷っていたら、ふと妙なことに気がついた。
エジソン、北斎、ダーウィン、ニュートン、島津斉彬、シャクルトン。
誰も知る、歴史上の人物たちだ。中でもシャクルトンはやや知名度で劣るが、南極探検隊を率いた探検家である。
彼らの共通点は、誰かを消したこと。
ナンノコッチャとお思いだろう。探している本の書名が「消された男」。
それを検索すると「ダレソレに消された男」というのがわんさと引っかかり、上記の人名は、すべてこのダレソレの部分に入る。
「エジソンに消された男」「ニュートンに消された男」「斉彬に消された男」といった具合だ。
どうやら歴史作家のお好みの表現であるらしい。
それにしても、これだけの男が消したり消されたりしているとは、殺伐たるものである。
ちなみに、北斎に消されたのは鍬形蕙斎(くわがた けいさい)、ダーウィンが消したのは、ロバート フックという人であるようだ。

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(消された男 フレドリック ブラウン著 創元推理文庫)
シリーズ物のサスペンス小説で、全7作のうちの6作目。
シリーズの他の作品が、同じく絶版でも数百円から、せいぜい3千円までなのに、どういうわけかこれだけが、やけに高価なのだ。
古書には往々にして、こういう謎の価格差があって、内容の面白さとは必ずしもリンクしない。
むしろ、評判が悪くて部数が出なかったもののほうが高かったりする。
ウーン どうしよっかな~
古書店のサイトで検索をかけつつ迷っていたら、ふと妙なことに気がついた。
エジソン、北斎、ダーウィン、ニュートン、島津斉彬、シャクルトン。
誰も知る、歴史上の人物たちだ。中でもシャクルトンはやや知名度で劣るが、南極探検隊を率いた探検家である。
彼らの共通点は、誰かを消したこと。
ナンノコッチャとお思いだろう。探している本の書名が「消された男」。
それを検索すると「ダレソレに消された男」というのがわんさと引っかかり、上記の人名は、すべてこのダレソレの部分に入る。
「エジソンに消された男」「ニュートンに消された男」「斉彬に消された男」といった具合だ。
どうやら歴史作家のお好みの表現であるらしい。
それにしても、これだけの男が消したり消されたりしているとは、殺伐たるものである。
ちなみに、北斎に消されたのは鍬形蕙斎(くわがた けいさい)、ダーウィンが消したのは、ロバート フックという人であるようだ。

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みんな100円ぐらいかと思ってましたが・・
んが、昔の本ですし、紙の文庫本では中古がとんでもない価格で売買されてるのです。ところが電子では定価なのですよ。断捨離で数千冊もの大量の紙の本を処分しましたから、“もの”で所持することに執着が無くなったのです。結果、ほかの理由もあって電子で定価で買いました。
短編集です。どの話もハラハラドキドキで面白く、旅の途中でふと読み返したくなっても手元の端末で読めますし。
そして電子ですから、活字を大きく出来る(笑)!高額な古本を買っても読書ルーペナシでは読めませんし、定価の電子で好かったと思いました。
けっこう幅はありますよ。私の探してるのは三万円!です
なるほど~電子で読めることもあるんですね。
私は古書が高いときは図書館で探して読むことが多いです。そのうえで紙も欲しい…(笑)