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ふるほん話。

イシザキさんは頼れる業界の大先輩。

資料収集を怠らず、最新の機材や道具の情報にも詳しくて、困ったときはまず彼女に相談する。

先日も知りたいことができて問い合わせたら

ちょっと古いけど 分かりやすいから貸すわ!

即座に返答があった。

数日後手渡された本は、ちょっとどころかかなり古そうで、厳重にハトロン紙でくるまれており

広げたら壊れるから コピーしないでね

注意付きで、恭しく拝借してきた。

よく手を洗ってから目次を確かめ、貴重な本を傷めないよう、ゆっくり読む。なるほど疑問だったことが、すらりと解決した。

いい本だなア…

自分も手元に置きたいけれど、イシザキさん曰く

7、8年前に古書店でやっと見つけて…1万円くらいだったかしら

絶版の専門書で入手しにくいうえ高価らしい。

もちろん新刊書店には無いし、近隣の図書館にも蔵書していないが、もしや万が一再版でも出ないかと、ダメもとで検索してみたら

…あった…

ネットの古書店で、ポツンと1冊。

しかも、1000円という破格のお値段に、ドキドキする胸を押さえ、あわてて注文した。

♪ぴんぽ~ん♪

今朝、宅配で届いた包みをふるえる指で開くと

なんということでしょう!

お借りした本より数段状態が良く、コピーくらいではビクともしないであろう美本である。

やったー!

喜びの小躍りが、ハッと止まったのは

これ…イシザキさんには絶対見せられない…

つまり、職場の誰にも自慢できないことに気がついたからだった。

にほんのふるほんや
(お世話になっとります→日本の古本屋



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ごきんじょ | コメント(9) | トラックバック(0) | 2023/12/10 11:30
コメント
No title
貴重な本を貸して下さるのも、太っ腹ですね。

いくらネットで探しても、古本屋さんでみつけたら、震えますね。いや~あるところにはあるんですね。

でも自慢できないのも悲しいですね。
いっぱい冊数があれば、買って新しいのお渡しできるんですけどね。
ありがたき電子化
1000円で手に入ったのよ~!
誰にもいえませんよね。

紀行作家として有名な作家が記した唯一の短編小説集。読みたいと思えども昔に出た本ゆえに文庫さえ遠に絶版。検索したところ、美品はプレミアが付いてとんでもない価格に。
文庫にこの価格はなぁ…とそこで、電子版がないか検索したところ、文庫本価格で普通に出てました。

昔の文庫本ですから、紙のほうは多分文字も小さそうで、読書ルーペ on 遠近両用メガネは必須。一方電子版はサイズを変えられるのでそのままで読めますし、電車の中でもどこでも楽しめる、と。

最近は電子版ばかり買ってます。
No title
「日本の古本屋」は私も使ってます。神奈川県内の郷土史の本を何気に遠隔地の古書店で在庫していたりして、そういう時はやっぱりネットの威力は強力だなぁと素直に思いますね。
No title
あはは。あるあるですねえ。古本は時々そういうことが起こりますね。
Re: No title
レツゴ―一匹様

ありがたい先輩で、お世話になってることを考えたら、今回買ったのと取り換えて差し上げた方がいいくらいなんですけど、そうもいかず…難しいですね~。
Re: ありがたき電子化
中林20系様

電子書籍にはそういうメリットもあるんですね。

私は青空文庫は時々見ますが、電子書籍にはまだ手が出ないです。
Re: No title
kanageohis1964様

遠くのお店の在庫も見られるのはネットならではですね~。

逆に欲しかった本が近くのお店だったりすると、バカバカ自分何やってたんだと思います。
Re: No title
TORU様

相場があるようで案外そうでもないという、複雑な世界ですね~。
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