ばかぼん話。
時々通る歩道に面した家の庭に犬がいた。
最近は家の中で飼う人が増えたから、外飼いの犬って珍しい。
見たところありふれた中型犬だが、この犬の変わっているところは、そのフレンドリーさである。
とにかく、通行人が大好きらしい。
いつも柵越しに、誰か来ないかな~という期待に満ちた目で、歩道を見張っていて、人が通りかかると、伴走するように柵の内側をついてくる。
犬にかまわずその人が行ってしまうと、つまらなそうに小屋の横の定位置に戻る。
また誰か来ると、いそいそと伴走だ。
左右から同時に人が来ると、両方を見ながら、ジグザグに行ったり来たりしている。
たまに犬好きらしい人がかまってやると、ハアハアいって尻尾を振り回し、ちびりそうなくらい喜んで喜んで、しまいにはお腹を出してひっくり返ってしまう。
知らない人が大好きじゃあ、番犬の用をなさないだろう。ドロボーが入っても歓迎しそうだ。
人でも犬でもそうだけど、あんまり人懐っこいとバカに見える。口には出さねど、私は密かに、彼をバカボンと呼んでいた。

(犬だけどこんな感じ)
バカボン、最近見ないな…
気づいたのは先月の末頃だったろうか。
散歩か何かだろうと、気にもとめなかったが、通りかかったら、バカボンの家の柵に貼り紙がしてあった。
我が家の愛犬アレックスが寿命を終えました(享年11歳)
生前はご通行の皆様にかわいがっていただきありがとうございました
なんだ、バカボン、死んじゃったのか。
私は特に犬好きじゃないし、かまってやったこともなかったが、見慣れたものがいないのは、ちょっぴり寂しい。
それにしてもバカボン、アレックスって名前だったのか。全然イメージ違うけど。
バカボン改めアレックスの小屋はそのまま、中にはよごれた毛布が、きちんと畳んで入れてあった。

(アレックスっつーとこんな感じ)

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最近は家の中で飼う人が増えたから、外飼いの犬って珍しい。
見たところありふれた中型犬だが、この犬の変わっているところは、そのフレンドリーさである。
とにかく、通行人が大好きらしい。
いつも柵越しに、誰か来ないかな~という期待に満ちた目で、歩道を見張っていて、人が通りかかると、伴走するように柵の内側をついてくる。
犬にかまわずその人が行ってしまうと、つまらなそうに小屋の横の定位置に戻る。
また誰か来ると、いそいそと伴走だ。
左右から同時に人が来ると、両方を見ながら、ジグザグに行ったり来たりしている。
たまに犬好きらしい人がかまってやると、ハアハアいって尻尾を振り回し、ちびりそうなくらい喜んで喜んで、しまいにはお腹を出してひっくり返ってしまう。
知らない人が大好きじゃあ、番犬の用をなさないだろう。ドロボーが入っても歓迎しそうだ。
人でも犬でもそうだけど、あんまり人懐っこいとバカに見える。口には出さねど、私は密かに、彼をバカボンと呼んでいた。

(犬だけどこんな感じ)
バカボン、最近見ないな…
気づいたのは先月の末頃だったろうか。
散歩か何かだろうと、気にもとめなかったが、通りかかったら、バカボンの家の柵に貼り紙がしてあった。
我が家の愛犬アレックスが寿命を終えました(享年11歳)
生前はご通行の皆様にかわいがっていただきありがとうございました
なんだ、バカボン、死んじゃったのか。
私は特に犬好きじゃないし、かまってやったこともなかったが、見慣れたものがいないのは、ちょっぴり寂しい。
それにしてもバカボン、アレックスって名前だったのか。全然イメージ違うけど。
バカボン改めアレックスの小屋はそのまま、中にはよごれた毛布が、きちんと畳んで入れてあった。

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ただ、生け垣に阻まれて、そこから手を入れて触ってくれる奇特なお方は少数ですが。
アレックス君と違うのは、喜んで吠えること。
これで、小さい子どもさんからは確実にビビられてます。
番犬には、なるのかな。
我が茅屋を狙うバカボン泥棒はいないだろうけど。
アレックス君のご冥福を、密かにお祈り申し上げます。
昨日、息子と「バカボン」の話をしていたんです。
太陽がどちらから昇るかを覚えるのは、今も昔も「バカボン」の歌だそうです。
アレックス君は「バカボン」の歌のように、密かにみんなの心に浸透していたのかもしれませんね。
アレックスのように私はなりたい。
アーメン
我が家の ワン子も一緒です
だから みんなに 可愛がってもらって
11歳 それも一緒です
もう そろそろ 寿命かな?
アレックス君のご冥福をお祈りします
バカボン亡くなったんですか~
人懐っこい犬だったんですね。
でも、なんだか可愛い感じです。
でもいなくなるとなんとなく寂しい気がしますね。
アレックス君には毎日、通行人との接触と遭遇という楽しみと喜びがありました。
それは素晴らしいことです。
合掌。
わあ!ごめんなさい!
ご令嬢の野豚ちゃんも、人懐こいタイプとは知らず、「バ○に見える」などと書きまして、大変失礼いたしました。決してそんなことはなく、お利口ぶりはブログでも時々拝見してます。
わんわん吠えてなついて行くのなら、番犬効果はばっちりですね。
ハハハ…。あれで間違っちゃう子もいそうですけどね。
私は元祖天才バカボンのエンディングテーマが好きで、お勝手仕事などしながらよく歌います。
アレックス君はしばらく前から、外の犬小屋からお家の中に入れられて、療養生活をしていたんじゃないでしょうか。
大切な家族に見守られて静かになくなったのだと思いたいです。
人懐こい犬って私が思っていたよりも多いのかな?
寿命なんておっしゃらず、いつまでも長生きさせてあげてくださいね。
変わらない景色と思っていたものがなくなると、通りがかりの縁の薄い関係でも、寂しさは感じるものですね。
犬小屋がそのままあるのを見ると、さらに寂しさは募ります。
犬にも生活があり、日々の楽しみがあるんですね。
犬を失くしたご家族にとっては、これから花咲く明るい季節になることは、せめてもの救いかもしれません。
春だからか、トシだからか、それともわたしが天使のような優しい人間だからか(テヘ)
涙の理由…それはやっぱり、春だから、乙女だから、でしょう。
春って物悲しいわね~。