きかれた話。
久しぶりにムスメが帰ってきたので、みんなで昼を食べに出る。
いつもの店でいつものようにバカ話をしながら食べていると、隣の席に3歳くらいの子供を連れた夫婦が案内されてきた。
子供が騒いだらイヤだなと一瞬思ったが、幸いマナーのよさそうな一家なので、特に注意を払うことなく食事およびバカ話を続ける。
デザートを待つ間、ムスメのアブラ取り紙で、ムスコと私も鼻のアブラを取ってみた。3人で、とれたアブラじみを見せ合う。
うわ~!ヤバい、超とれた!
あたしなんか見てみ、50過ぎたらこんなもんよ。アブラもろくに出やしない
昔はテカってたのにねえ~。それよりアンタ、痩せてるくせに、意外にスゴイね!
フフフ…、高校生男子をなめるなよ…
バカの極地みたいな会話である。親子連れのマナーをうんぬんする資格などない。
ムスコの甘いもの好きをからかいながらデザートを食べていると、隣席から声をかけられた。
あの…お久しぶりです…アオキです…
はっ!
見ると、5年くらい前、習い事でご一緒だった女性である。結婚され、ご主人の転勤で遠くに越されたので、まさかこんなところに、しかもご一家でいらっしゃるとは思わなかった。
しどろもどろに挨拶をして、デザートをやっつけ、シツレイシマスと先に席を立った。
それにしても、彼女はどの時点で私に気付いたのであろうか。
席に着いてすぐなら、アラ!となったはずだから、しばらく経ってからだろう。
… 隣の席、ゲラゲラ笑って、下品でウルサイわねえ … うちの子はしっかり躾けて、あんな風にならないようにしなきゃ … (にらみつける) … あら?あのお母さん、たしか…
うわああ!
特にアブラ取り紙のくだりが、彼女の耳に入っていないことを祈るのみである。

(もともとは金箔の副産物らしい)

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いつもの店でいつものようにバカ話をしながら食べていると、隣の席に3歳くらいの子供を連れた夫婦が案内されてきた。
子供が騒いだらイヤだなと一瞬思ったが、幸いマナーのよさそうな一家なので、特に注意を払うことなく食事およびバカ話を続ける。
デザートを待つ間、ムスメのアブラ取り紙で、ムスコと私も鼻のアブラを取ってみた。3人で、とれたアブラじみを見せ合う。
うわ~!ヤバい、超とれた!
あたしなんか見てみ、50過ぎたらこんなもんよ。アブラもろくに出やしない
昔はテカってたのにねえ~。それよりアンタ、痩せてるくせに、意外にスゴイね!
フフフ…、高校生男子をなめるなよ…
バカの極地みたいな会話である。親子連れのマナーをうんぬんする資格などない。
ムスコの甘いもの好きをからかいながらデザートを食べていると、隣席から声をかけられた。
あの…お久しぶりです…アオキです…
はっ!
見ると、5年くらい前、習い事でご一緒だった女性である。結婚され、ご主人の転勤で遠くに越されたので、まさかこんなところに、しかもご一家でいらっしゃるとは思わなかった。
しどろもどろに挨拶をして、デザートをやっつけ、シツレイシマスと先に席を立った。
それにしても、彼女はどの時点で私に気付いたのであろうか。
席に着いてすぐなら、アラ!となったはずだから、しばらく経ってからだろう。
… 隣の席、ゲラゲラ笑って、下品でウルサイわねえ … うちの子はしっかり躾けて、あんな風にならないようにしなきゃ … (にらみつける) … あら?あのお母さん、たしか…
うわああ!
特にアブラ取り紙のくだりが、彼女の耳に入っていないことを祈るのみである。

(もともとは金箔の副産物らしい)

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気にしない 気にしない
みんなで仲良く
おしゃべりして 笑って 食べて
いつまでその状態が続くやら?
うちなんか
私ら 親子3人で良く出かけておりましたが
他人が入ったら もう~~~~
親なんか いっらない
うちにくることもなし
向こうに呼んでくれることもなし
いつも 二人が いいんですってよ~~~
ご家族で楽しい食事でしたね。
それにしてもびっくりしたでしょうね。
隣に・・・しかも脂取り・・・
きっとしっかり聞かれてましたよ。
私個人としては
そう云う話が楽しく出来るご家族が好きです♪
確かに50を超えるとカサつくばかりです
流石(?)男子高校生です
タイミング見て声かけられるのでしょうけど
本当に...いつ気づいたんだろうとか思えてしまいます。
最近の我が家の外食は、思春期の男の子と黙々と食べる夫ゆえちょっと静かな食卓ですゆえ
楽しく会話で盛り上がってるのは羨ましいくらいです。
仲の良い家族って感じで微笑ましく見ていたことと思いますよ^^
...金箔入り油取り紙?も気になりました。
列車のドア超しに別れの挨拶をした時。
エレベーターで「失礼します」と言った後で「すみませ~ん」と言って他人が乗って来た時。
タイミング良く「発車」できれば良いんだが、なかなか「出発」できなくて。
この時のバツの悪さって、誰しも経験している。
声掛けのタイミングも難しいもんだ。
大丈夫です。
そうは思われてはいません。
油紙を題材に話が盛り上がりを見せているなぁ。
油紙に火がついたようだとかますます話に油が乗ってきたぞと思われただけです。
子供たちがそれぞれに、またバカ話のできる家庭を築いてくれたら、それは嬉しいことですよね。
そうなったら、シングルの私は、ネコでも飼うかなあ…。
あれだけ大騒ぎしたんだもん、きっと聞かれてるでしょうね…。
3歳のボクはきょとんとしてましたよ。
脂の話がひと段落したタイミングで声をかけてくれたのかなあと思いました。
昔は脂取り紙1枚じゃおっつかなくて、まずティッシュで押さえてから使っていたのに、あの脂が今あったらなあ…などと無駄なことをと思う今日この頃です。
うちは大体、よくしゃべる家だと思います。
実家もおしゃべりばかりですし、別れた元亭主もうるさいほどしゃべる人間でした。
脂取り紙は、金箔をたたいて伸ばす時に間に挟んだ和紙を再利用したのが始まりで、金沢は金箔工芸で有名なので、脂取り紙も名産なのだそうです。
タイミングで気まずい思いをすることは多いですよね。
私も甲羅を経てかなりのことでも平気で流せるようになってきましたが、それでもまだまだ恥多き人生でございます。
何をタラタラ油売ってんだと思われたわけですね。
鼻の油紙に火がついたらいやだなあ~。