きっての話。
消費税8パーセントの影響で、郵便料金が上がるという。
封書82円、2円の値上げだ。
家計を預かる者としては、あらゆる値上げには憤慨するべきだろうが、実は私はひそかに喜んでいる。
ひそかに、とは言ったが、人目がなければ
ひゃっほう!いやったー!!!
と飛び上がって喜んでもいいくらいの気持ちだ。
大昔、事務職のお勤めをしていたころ、郵便局に行くのも仕事だった。仕事の合間に見る、キレイな記念切手の一つ一つが、ここじゃないステキな世界に向けて開いた、小さな窓のように見えたものだ。
新しい切手が出るたびに、1シート買うのが習慣になり、いつしかすぐには使いきれないほどの在庫ができた。
62円切手と、41円切手の在庫が。
そして時は流れ、郵便料金は封書80円、ハガキ50円となった。
差額を足して使えばいいと思うのはアサハカな考えであって、18円切手や9円切手というものは、今はないのだ(10年位前まであったのに!)。
9円を足したければ、3円切手を3枚か、5円3円1円の3枚。18円を足すには、10円と5円と3円の、やはり3枚。
決して広くはない封筒やハガキに、都合4枚の切手を貼らねばならず、郵便番号欄を避けて縦長に貼ると、差出人を書くスペースがほとんどなくなってしまう。
かといって、
めんどくせえ、20円貼っとけ!釣りはいらねえぜ!
という気前の良さは、ケチの私にはないのである。
しかし料金が引き上げとあれば致し方ない、今後封筒には62円と20円、ハガキには41円と10円を貼ってやろうじゃないか。
この不合理な、しかしすがすがしい気持ち、日本中の貧乏性の人が、きっとわかってくれると思う。
封書82円、2円の値上げだ。
家計を預かる者としては、あらゆる値上げには憤慨するべきだろうが、実は私はひそかに喜んでいる。
ひそかに、とは言ったが、人目がなければ
ひゃっほう!いやったー!!!
と飛び上がって喜んでもいいくらいの気持ちだ。
大昔、事務職のお勤めをしていたころ、郵便局に行くのも仕事だった。仕事の合間に見る、キレイな記念切手の一つ一つが、ここじゃないステキな世界に向けて開いた、小さな窓のように見えたものだ。
新しい切手が出るたびに、1シート買うのが習慣になり、いつしかすぐには使いきれないほどの在庫ができた。
62円切手と、41円切手の在庫が。
そして時は流れ、郵便料金は封書80円、ハガキ50円となった。
差額を足して使えばいいと思うのはアサハカな考えであって、18円切手や9円切手というものは、今はないのだ(10年位前まであったのに!)。
9円を足したければ、3円切手を3枚か、5円3円1円の3枚。18円を足すには、10円と5円と3円の、やはり3枚。
決して広くはない封筒やハガキに、都合4枚の切手を貼らねばならず、郵便番号欄を避けて縦長に貼ると、差出人を書くスペースがほとんどなくなってしまう。
かといって、
めんどくせえ、20円貼っとけ!釣りはいらねえぜ!
という気前の良さは、ケチの私にはないのである。
しかし料金が引き上げとあれば致し方ない、今後封筒には62円と20円、ハガキには41円と10円を貼ってやろうじゃないか。
この不合理な、しかしすがすがしい気持ち、日本中の貧乏性の人が、きっとわかってくれると思う。
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