ざっかや話。
老眼鏡でちょっとしたショックを味わったが、なんとか気を取り直して、もう少し店内を見て歩くことにした。
オシャレなお店だし、何か買ってもいいなと思う。
私としては最大級にサイフのヒモを緩めたのだが、驚いたことに必要なものが何もない。
ステキなものはたくさん並んでいるのに、さてウチで必要なもの、というと、見事にひとっつもないのである。
そうだ、オシャレ雑貨屋さんって、こんなものだった。
カワイイ不要品を売るのが、今の雑貨屋さんなのである。
それにしても、雑貨屋というものがこうなったのはいつからなのだろうか。
私が子供の頃の雑貨店といえば、何でもかんでも売ってるよろず屋だった。
生ものじゃない食品が少しと、チリ紙、電球、割り箸、茶封筒、子供がかぶるシャンプーハット、土瓶のツルみたいな、誰がいつ買うんだというモノもあった。

(今だと百円均一にあったりする)
あ、アレがない、コレが切れた、となった時、とりあえず駆けて来る客に備えて、こまごまと雑多な生活必需品を在庫している。
コンビニがなかった時代、無いとちょっとだけ困るものを揃えた、それが町の雑貨屋だった。
今のオシャレ雑貨店が、無くても全然困らないものしか置かないのとはえらい違いである。
そういえば、学生時代に中国に旅行した時、ホテルの近くのよろず屋で、絵ハガキを買った。
ごちゃごちゃぶら下がった商品を眺めれば、チリ紙、乾電池、ビン入りの飲み物、邦貨百円くらいの品物ばかり。一番高価で高い場所に置かれているのは写真のフィルム。
この店の名前が、東方百貨店。
さすが白髪三千丈の国、露天に毛が生えた程度の店に、よくぞ命名したものだ。
あれももう30年前のことになる。中国の経済発展に従って、東方百貨店も、本当のデパートになっているかもしれない。

にほんブログ村

日記・雑談ランキング
オシャレなお店だし、何か買ってもいいなと思う。
私としては最大級にサイフのヒモを緩めたのだが、驚いたことに必要なものが何もない。
ステキなものはたくさん並んでいるのに、さてウチで必要なもの、というと、見事にひとっつもないのである。
そうだ、オシャレ雑貨屋さんって、こんなものだった。
カワイイ不要品を売るのが、今の雑貨屋さんなのである。
それにしても、雑貨屋というものがこうなったのはいつからなのだろうか。
私が子供の頃の雑貨店といえば、何でもかんでも売ってるよろず屋だった。
生ものじゃない食品が少しと、チリ紙、電球、割り箸、茶封筒、子供がかぶるシャンプーハット、土瓶のツルみたいな、誰がいつ買うんだというモノもあった。

(今だと百円均一にあったりする)
あ、アレがない、コレが切れた、となった時、とりあえず駆けて来る客に備えて、こまごまと雑多な生活必需品を在庫している。
コンビニがなかった時代、無いとちょっとだけ困るものを揃えた、それが町の雑貨屋だった。
今のオシャレ雑貨店が、無くても全然困らないものしか置かないのとはえらい違いである。
そういえば、学生時代に中国に旅行した時、ホテルの近くのよろず屋で、絵ハガキを買った。
ごちゃごちゃぶら下がった商品を眺めれば、チリ紙、乾電池、ビン入りの飲み物、邦貨百円くらいの品物ばかり。一番高価で高い場所に置かれているのは写真のフィルム。
この店の名前が、東方百貨店。
さすが白髪三千丈の国、露天に毛が生えた程度の店に、よくぞ命名したものだ。
あれももう30年前のことになる。中国の経済発展に従って、東方百貨店も、本当のデパートになっているかもしれない。

にほんブログ村

日記・雑談ランキング
スポンサーサイト
カワイイ不用品を売るのが、今の雑貨屋さんとは、
言い得て妙です
必要な物がなくて、買う物がないのは、歳がいった証拠です
街に出ても、楽しくなくなります
「これで、いいのだ」と納得しましょう
雑貨屋さんね~いろいろ眺めていると楽しいですよね。
あれば便利だろうが、今必要か?と言われると・・・
良く、無駄買しませんでしたね。
先日100均、ダイソーに行ったが、ま~驚いたありとあらゆるものが置いてある。
100円で販売するのだから仕入れ値はおそらく50~60円ぐらいだろうか?
作るほうは20~30円くらいしか儲けはないんだろうな~。
学生時代に中国にいらしたことがあるとか。
私ら夫婦も1ヶ月ほど北京に短期留学してました~~~
それこそ30年前です。
雑貨話も、めがねの話も「同感~~~」ってこと多いです。
お家に連れて帰って来たとん色褪せして単なる不用品になってしましまいます。
少なくとも我が家ではそうです。
お褒めに預かり恐縮です。
街に出て楽しくないことはないのですが、若い頃のようにウキウキすることはなくなりましたね。
買い物に熱中している人を見て「皆の者、ようやるのう せいぜい励めよ」と、お殿様のような感じになります。
百円均一の品物にはまったく驚きますね。
こんなモノが百円で!と思うと同時に、百円もらっても、私、作れない!と思うこともあります。
見て楽しむ…全くその通りです。
博物館を見て回るのと同じ感じです。
コメントありがとうございます。
第二外国語が中国語だったし、HISの格安学生ツアーが流行っていた時代なので、何回か行きました。
当時はまだまだ後進国って感じでそこが面白かったんですが、今じゃずいぶん変わってるんでしょうね。
品物を陳列されているまま、できれば雑貨屋のお店ごと買って帰れるならねえ。
うちの既存の品物にオシャレ雑貨を並べたら、そりゃー浮く浮く。