げしゅく話。
ムスメが下宿してる、と言うと、同じ年ごろの子供がいる友達が言う。
いいわね~、遊びに行ったりするんでしょ?
しかし私はムスメの下宿に行ったことがない。
正確には一度だけ行った。不動産屋と一緒に、どの部屋にするか、見て回った時だ。
その時は当然ながら部屋はガランドウであった。
入居を決め、荷物を入れて住むようになってからは行っていない。
なんで?!あんなに近くなのに!
そうなのだ。ムスメの学校は、通えば通えなくもないくらいの距離。
その気になれば日帰りできるが、用事がないんだから行く理由もない。
世の中のお母さんは、折々に、お土産を手に子供の下宿を訪問し、散らかった部屋を片付け、心づくしの手料理を冷蔵庫一杯に作る、というようなことをなさるらしい。
そんなの無理!と思ってしまう私は、母性本能が枯渇しているのだろうか。
過去の経験に照らせば、ムスメはおそらく部屋をものすごく散らかしていると想像できる。
一歩踏み入れたら、二歩目から足を引き抜かねば歩けない底なし沼状態を呈しているはずだ。

母親たるもの、そんな状況を見れば、まずムスメをがみがみ叱らねばならない。
叱られるのはイヤだろうが、叱る方だってイヤだ。
長年の経験で、叱ったって子供の性分は変わらないことも分かっている。
無駄と知りつつムスメを叱咤激励し、どうせまた散らかすと思いつつ片付けるのか、と想像するだけで、ヘナヘナとやる気が失せていくのだ。
下宿に行かなきゃ底なし沼を見ずに済むし、見なけりゃがみがみ言わずに済む。
ムスメの大学生活も終盤だが、おそらく私は下宿に近づくことなく終わると思う。

(三重県に実在する底なし沼)

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いいわね~、遊びに行ったりするんでしょ?
しかし私はムスメの下宿に行ったことがない。
正確には一度だけ行った。不動産屋と一緒に、どの部屋にするか、見て回った時だ。
その時は当然ながら部屋はガランドウであった。
入居を決め、荷物を入れて住むようになってからは行っていない。
なんで?!あんなに近くなのに!
そうなのだ。ムスメの学校は、通えば通えなくもないくらいの距離。
その気になれば日帰りできるが、用事がないんだから行く理由もない。
世の中のお母さんは、折々に、お土産を手に子供の下宿を訪問し、散らかった部屋を片付け、心づくしの手料理を冷蔵庫一杯に作る、というようなことをなさるらしい。
そんなの無理!と思ってしまう私は、母性本能が枯渇しているのだろうか。
過去の経験に照らせば、ムスメはおそらく部屋をものすごく散らかしていると想像できる。
一歩踏み入れたら、二歩目から足を引き抜かねば歩けない底なし沼状態を呈しているはずだ。

母親たるもの、そんな状況を見れば、まずムスメをがみがみ叱らねばならない。
叱られるのはイヤだろうが、叱る方だってイヤだ。
長年の経験で、叱ったって子供の性分は変わらないことも分かっている。
無駄と知りつつムスメを叱咤激励し、どうせまた散らかすと思いつつ片付けるのか、と想像するだけで、ヘナヘナとやる気が失せていくのだ。
下宿に行かなきゃ底なし沼を見ずに済むし、見なけりゃがみがみ言わずに済む。
ムスメの大学生活も終盤だが、おそらく私は下宿に近づくことなく終わると思う。

(三重県に実在する底なし沼)

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我が家も、同じです 用事があれば、向こうから言って来ますよ
言われないのに行くのは、家族といえども嫌なものです
自分に置き換えたら、すぐに分かりますよね
子どもが巣立つ邪魔だけはしてはいけません
自信を持ってください
以前からひっそりお邪魔させていただいている者です。
私の実母もぢょん・でんばあさんみたいなタイプです。
義母は真逆というか、絶対やってないから私が行ってあげないと!っていうタイプです。兄弟2人大学へ行っている間毎週のように掃除に通っていたそうで、今は上京している妹のところへ月1くらいで行っています。
え?普通のお母さんってそんなことするの?もしかして私もしないといけない?という不安があったので、実母タイプの方がいてちょっと安心しました…
昨日の『かくにん話』のメールの件も、同じですよ。
一方通行なので必要最低限な事だけになりました。
私も娘夫婦が新居を構えて義父母と同居しました、
が 1回も 行ってません、
親が同居では 気が引けます、
メールも ほとんど来ません、
そんなものだと 思っています、
いつもありがとうございます、 たか
でんばぁさんのように放置(?)するのが
良いのかもしれないと読んでて思いました。
見れば、あーだこーだ言いたくなる。
きっと世話も焼きたくなるだろうと思うは
私自身も想像がつきます。
お嬢様との関係の取り間違いです。
現在、お嬢様はお母様の管理監督下にあります。
とゆーことはお母様にはお嬢様に対しての監査義務があります。
監査内容は投下資本の有効性測定です。
この中には生活環境も含まれます。
どんどを監査には行って改善報告書を提出させ、その実行をチェックしましょう。
結果次第ではペナルティを課します。
当然報償もあります。
娘さんの下宿に行ったことがないんですか~
親として、心配じゃありませんか?
やはり、たまにはどんな生活をえいているのか見なくちゃ~
変な虫がついたら困るでしょう。
励ましてくださってありがとうございます。
娘はのんびりしていますが実は自立心の強いタイプで、家にいた時分から部屋をいじられるのはいやがりました。
思い出してみれば、私自身もそうでした。ただ私は自分で片付け・掃除はしてましたけどね(笑)。
コメントありがとうございます。
当方はいつも勉強させていただいておりますのに、コメントの一つもなく失礼いたしております。
京都にいらしたんですか。私も学生時代は京都でした。11年もいらしたら様々思い出おありでしょう。そんな記事も拝読できたらなと思います。
うちも上が男の子だったらわかんなかったですね。
女の子の部屋って、独身でも若くても「お城」っていうか、その子のものじゃないですか。
でも男の子の部屋は、あんまりそんな感じしませんものね。汚ければ町内のゴミ溜めみたいな感覚で掃除してしまうかもしれません。
娘の時の習慣で、まだ家にいる息子の部屋にも入りませんが、たまにチラッと見ると大変なことになっています。
あ、ここにも枯渇(疑い)派がもう一人!
私の周りにはあんまりいないのですが、こうして記事にしてみると案外そういうお母さんって多いんだなと思います。
おたがい、子離れできない心配だけはなさそうですね、我々。
お姑様とご同居では行きにくいですね~!
うちの娘の場合、そもそも結婚できるのか、そこが心配ですが。
娘が家にいる時から、私は片付けたり掃除したりしなかったです。
チラッと見てひどそうなときは「落ちてるものを拾って掃除しないと水を撒くよ!」とおどかしたりしてましたが、それ以上はコミットせず。
娘の部屋は描いた絵が貼ってあったりオブジェ的なものがあったり昔から面倒なんですよね。
ご冗談を。
ほかの方のコメントも見てて思いましたが、男性のほうがやっぱり娘の一人暮らしに対する危機感というかファンタジーがありますね。
たまに見たって、親に隠したいことは隠しますよ。私もそうでしたからわかります。
せっかくの1人暮らし、虫の一匹くらいはついてもらわないと、と思っています。
私もそんな虫、いや男性の1人と結婚したクチです(笑)。まあ結婚自体は失敗でしたが、そんな虫、いや男性がいなければ、娘も息子も生まれなかったわけで、後悔はしてません。
娘はオクテですが、虫、いや男性の趣味は良いみたいなので、大丈夫だと思います。
ホントにいろんな意見があるもんですね~。
実はうちの母も、女っぽいタイプに見えて、私の部屋には来たことありませんでした。
うちの家に気楽に来るようになったのも、父が亡くなってからです。
そういえば私が母に密に連絡を取るようになったのも、母が一人になってからですね。
父がいるうちは、私が差し出たマネをしちゃいけないなと思っていたように思います。
ウフフ…私は筋金入り、3代続きの関西人ですよ。
普段はヘラヘラしてます。