しゅうり話。
あんまり使わない腕時計を久しぶりに出してみたら、えらいことに気付いた。
裏ブタがないのである。
文字盤の裏の、はめ込むタイプの金属のフタがなくなって、中の機械が見えている。
いつの間になくなったのか、見当もつかない。
なにしろ、前にいつ、どこにはめていったのかも覚えてないのだ。
どうしたもんかと、いつも電池交換をする時計屋さんに持っていった。
時計の裏を見せると、オヤジさんは、笑顔とも困り顔とも、なんともいえないビミョーな表情。
あー、これねー… これはもう、どうしようも…
やっぱり無理ですか… じゃあもう、処分するしか…
ん~、まあまあ、そう短気を起こさんでも…
オヤジさんは時計を持って、店の隅に設けた修理コーナーに入った。
時計屋さんって、電池交換にしろ修理にしろ、必ずツイタテに仕切られた中で作業する。
あの中で何が行われているのか、いつもすごーく気になるのだ。
見てはならない魔法がふるわれているのではないだろうか。
フタのない時計を一体どう修理してくれるのだろう?とワクワクして待つことしばし。
これで、しばらく使ってみて…
差し出された時計を見るとこんな具合。

丸く切ったボール紙を当て、セロファンテープで止めてある。
私は明らかに不服な表情をしていたのだと思う。オヤジさんはちょっと目をそらして
まあ、いきなり捨てるよりはね…
と、言葉を濁した。
オヤジさんは料金を取らなかったので、いいような悪いような、宙ぶらりんな気分である。
水を使う時は気をつけるように、との注意を受けて、店を出た。

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裏ブタがないのである。
文字盤の裏の、はめ込むタイプの金属のフタがなくなって、中の機械が見えている。
いつの間になくなったのか、見当もつかない。
なにしろ、前にいつ、どこにはめていったのかも覚えてないのだ。
どうしたもんかと、いつも電池交換をする時計屋さんに持っていった。
時計の裏を見せると、オヤジさんは、笑顔とも困り顔とも、なんともいえないビミョーな表情。
あー、これねー… これはもう、どうしようも…
やっぱり無理ですか… じゃあもう、処分するしか…
ん~、まあまあ、そう短気を起こさんでも…
オヤジさんは時計を持って、店の隅に設けた修理コーナーに入った。
時計屋さんって、電池交換にしろ修理にしろ、必ずツイタテに仕切られた中で作業する。
あの中で何が行われているのか、いつもすごーく気になるのだ。
見てはならない魔法がふるわれているのではないだろうか。
フタのない時計を一体どう修理してくれるのだろう?とワクワクして待つことしばし。
これで、しばらく使ってみて…
差し出された時計を見るとこんな具合。

丸く切ったボール紙を当て、セロファンテープで止めてある。
私は明らかに不服な表情をしていたのだと思う。オヤジさんはちょっと目をそらして
まあ、いきなり捨てるよりはね…
と、言葉を濁した。
オヤジさんは料金を取らなかったので、いいような悪いような、宙ぶらりんな気分である。
水を使う時は気をつけるように、との注意を受けて、店を出た。

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あららら、よもやのダンボールとはw。まぁ、腕にはめていれば気付かれることはないでしょうけれど、そのうち蒸れてくるでしょうから長くはもたないですよねぇ。
前回しまう前は蓋はあったでしょうから、その引き出しの中とか裏とかにひょっこり落ちてそうな。嵌める部分が割れていなければ何とかなりそうですね。
いつも偶然ですね、私も1昨日時計が止まったので、電池交換してもらおうと、持って行ったら、分解修理しないと治らないといわれ、いくらぐらいかかるか訊いたら、部品交換等がなければ2万5,6千円で、交換があればそれ以上・・といわれて、ちょっと考えさせてくれといった持ち帰った。
その時計は、子供たちがお金を出し合って私が定年退職するときに買ってくれた記念の時計なのです。
今どうしようか、考えているところです。
しかし、偶然ですね時計の修理。
腕時計の裏蓋がなくなるなんて、生まれてはじめて聞いた。
デンさんは地球人じゃないだろう。
時計屋を代表してどうかご勘弁をm(__)m
ただ目の前で取れたのでカバーの回収には成功しました。
それ以来、使っておりません。
ボール紙での修復は使用に耐えません。
メーカーに直接連絡を取られたらどうでしょうか?
私もだけど。
子育て・ベビーシッター・主婦の水仕事などで、つけることがなくなったまま、忘れ果てております。
主婦業をほとんど放棄した今も、出かけるときは携帯が時計代わりなので、これからもつけることはなさそう。
昨日、友人とあてなくぶらついてて、キラキラ軽そうなお洒落な腕時計をひさびさに眺めたのだけど、若い人はファッションとして身につけるのかしら。
プラスチックを切って裏蓋にならないでしょうかね?
ちょっと厚めのソフトなファイルなんかも、使えないかしら?
アバウトなボール紙も、きらいじゃないですが。(笑)
それが探してもないんですよ~。時計はいくつかまとめて同じ引き出しにいれているのですが、ひっくり返しても何も出てきませんでした。
とりあえず今の電池がなくなるまではボール紙(段ボールではないです!)でしのぎますかね。
わあ!また偶然ですね。
以前にもこんなことありましたよね。
私のは特に思い出もない安物ですが、Carlos様のは、やっぱり少々費用がかかっても直すべきですよ!
部品交換なしで済めばいいですね。
ええ~?!
私、地球人で、日本人で、関西人ですう~!
てか宇宙人は腕時計するのかな?
ウフフ…そうですかね?
龍虎相撃つ、というところでしょうか。
素敵なお友達がいらっしゃるんですね。
お近くなら相談したいですが、そうもいきません。
ボール紙でがんばります。
おお!ご本職!
ついでと言っては何ですが、あの仕切りの意味も教えてください!
何か、シロートに見られてはまずいものがあるんでしょうか?
ガラスがないのも困りますよね。
あ、でも暗闇で指で触って時間がわかるのでいいかも。
私は携帯持たないので、時計がないと不便なんですよね。
アクセサリーもあまりつけないので、時計は安物ですがいろいろ持っていて、とっかえひっかえつけています。
たまに時計を忘れると、時間を気にして何もない手首を見てしまい、情けない思いをします。
水に気をつけて・・・って、時計したまま手とか洗ったら、しみてきそうですよね?
自分ならどうするか?一円玉とかはっつけるとか・・・
イチエンダマ!
軽いし、銀色だし、それはナイスアイデア!
ちょっとあてがってみよう!
僕らは作業風景を見られると月に帰らなくては・・・
いやいや、単純に落ち着いて作業がしやすいからだと思います。
ちなみにウチはオープンスペースでやってますので丸見えですよ(^^)/
やっぱり~、作業中は鶴の姿に…ってそれは別の話か!
小堀さんのお仕事は見ることできるんですね。
小堀時計店のお客さんがうらやまし~!