しはらう話。
便利屋のミツヤさんが請求書をよこさない、と、愚痴をこぼしていた、おばーちゃん。
そんでどうしたのよ、支払いは?
奥さんからムリヤリ住所を聞きだして、現金書留で送ったわよ!
請求書は結局、年内には来なかったので、だいたいの金額を勝手に送ったらしい。
ええっ?!それでいいの?
足りなけりゃ集金に来るでしょ!もう知らないわ、あんな人!
そんなやりとりをしたのは年初のこと。3月になって
ミツヤさんが!ミツヤさんがね…
おばーちゃんから、悲鳴のような声で、電話がかかってきた。
驚いて実家に行ってみると、気のせいか、なんだか様子がおかしい。
インターフォンを押すとおばーちゃんが出てきて、玄関ポーチを指差して、言った。
見てよこれ… ミツヤさんの仕業よ…
言われてみれば、黒くすすけていたモルタルが、真っ白になっている。
ある日、おばーちゃんは、昼間お友達に会いに出かけ、薄暗くなってから家に帰った。
なんだか足元が明るいな、とは思ったのだという。
いったんは家に入ったのだが、どうしても気になってもう一度外に出、玄関ポーチが洗われていることに気付いた。
確かに、ミツヤさんが前に来た時、次は高圧洗浄機を持ってきてあげる、と言ったらしい。
相変わらず、いつ来るかの確約は無かった。
それにしても、いくら外構のこととはいえ、留守中に仕事をして去って行くとは。
しかしおばーちゃんの懸念はそこではなかった。
ホントにもう!今度はいくら払えばいいの?
支払いの苦労、と一口に言うが、こういう苦労もあるのだ。

(ちょっとくらい不便でも、オカダマサキが来たらウレシイ)

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そんでどうしたのよ、支払いは?
奥さんからムリヤリ住所を聞きだして、現金書留で送ったわよ!
請求書は結局、年内には来なかったので、だいたいの金額を勝手に送ったらしい。
ええっ?!それでいいの?
足りなけりゃ集金に来るでしょ!もう知らないわ、あんな人!
そんなやりとりをしたのは年初のこと。3月になって
ミツヤさんが!ミツヤさんがね…
おばーちゃんから、悲鳴のような声で、電話がかかってきた。
驚いて実家に行ってみると、気のせいか、なんだか様子がおかしい。
インターフォンを押すとおばーちゃんが出てきて、玄関ポーチを指差して、言った。
見てよこれ… ミツヤさんの仕業よ…
言われてみれば、黒くすすけていたモルタルが、真っ白になっている。
ある日、おばーちゃんは、昼間お友達に会いに出かけ、薄暗くなってから家に帰った。
なんだか足元が明るいな、とは思ったのだという。
いったんは家に入ったのだが、どうしても気になってもう一度外に出、玄関ポーチが洗われていることに気付いた。
確かに、ミツヤさんが前に来た時、次は高圧洗浄機を持ってきてあげる、と言ったらしい。
相変わらず、いつ来るかの確約は無かった。
それにしても、いくら外構のこととはいえ、留守中に仕事をして去って行くとは。
しかしおばーちゃんの懸念はそこではなかった。
ホントにもう!今度はいくら払えばいいの?
支払いの苦労、と一口に言うが、こういう苦労もあるのだ。

(ちょっとくらい不便でも、オカダマサキが来たらウレシイ)

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むかし不慣れなイギリスのタクシーで格好つけて"Keep the change"と言ってみたら、どうやら非常識な釣銭額だったらしく、びっくりしたアラビア系の運転手が鉄砲玉のように飛び出し、小さな手荷物なのにひったくるように持ち、数メートルの玄関先まで滑稽なほど丁重に送られたことを一瞬思い出したのです(笑)
いっそ、そういうことだったら楽でしたのにね、おばーちゃまも……。
なんだか月光仮面のおっちゃんみ
たいで素敵。
おばあちゃんの「支払いの苦労」はいかほどかと思いますが、何気に楽しみな苦労かと。
次はどんな手に打って出るのかおばあちゃん、そしてミツヤさん!
今時、こういう人っているんですね。(*_*;
頼んでも無いのに月謝勝手に決めて
近所のおばちゃん教えろって言ったおじいちゃんはいましたが。
それは老化げんしょうだとおもいましたが。
あ~~。いるんだな~と、
世間知らずだった???(◎_◎;)
材料費+工賃+経費+利益=売価(請求額)
とゆー計算をしますが、恐らくミツヤさんはこの種の計算をする商いとは別世界に身を置いているに違いありません。
その世界とは原価とか請求とかはたまた約束若しくは連絡とゆー概念のない異次元の世界なんです。
次元が違う者同士の会話も経済活動も基本的には成り立ちません。
お母様からすると耐えられないことでしょうが。
でも、何が何でも支払いを実行するとゆーお母様の心意気に打たれました。
ヘーキで勝手な値引きをしたりヘーキで支払いを延ばす大手の会社には是非お母様の高貴さを見習って欲しいものです。
お母様、素敵です。
どういうことなんでしょうかね~
ミツヤさん。
ボランティアのつもりなんでしょうかね~
でも面白い人ですね。
こういう人好きだな~
実は私も、時間的にはずいぶんずれはありますが、「お釣り的サービス」なのかなと思っております。
2か月開くぐらい、彼の感覚ではたいしたことじゃないんでしょう。
サービスにほどよく対価を支払うって難しいですね。
便利屋のお仕事の他に、地区のボランティアやら、里山の保護運動やら、とにかく忙しい人みたいです。
何がお金になって、何がタダ働きなのか、ご自分でもわかってないのかもしれませんね。
いったん大企業をリタイアされてますから、おそらく代金をあてにしないで生活ができるのでしょう。
ずいぶんゆとりあるお仕事ぶりでございます(笑)。
母の実家は商売をしていましたので、支払いについては何か骨身にしみているみたいですね。
高貴などと言っていただくと恐縮します。
ボランティアもなさっているようで、そこら辺の区別がしにくいのかもしれませんね。
ガツガツと儲け主義の人よりはずっといいですが、時々心配です。
今になってのコメントすみません。
この記事の写真で「不便な便利屋」というドラマを知り、DVDを借りて観たら、とても面白い!
個人的に大当たりでした。
情報ありがとうございましたm(__)m
それは良かったです。たまには役に立つこともありますね。
私もオンエアでは半分も見られなかったんですよ、残念。
チームNACSがいっぱい出てましたね。