ばばあの話。
かあちゃん参考書買うから金くれよお~
ついこの前やったばっかじゃないか! 参考書なんて言って、どうせ遊ぶ金だろ!
なんだとこのクソババア!
やなこった! 金はあっても、親不孝なガキにくれてやる金は無いね
うっせーババア!黙って金出せ!
… うーむ、心がささくれ立つような親子の会話ではないか。
ドラマなら、この後取っ組み合いの親子喧嘩となり
かあちゃん、にいちゃん、もうやめて!
と、セーラー服の妹が泣きながら止めに入るのであろう。
ドラマと違うのは、うちにはけなげな三つ編みおさげの妹娘がいないこと、ムスコも、私も、まったくの平静であることである。
くれてやる金は無い、と言った私は、すぐ財布を開けていくら?と聞き、ムスコも普通の顔で、ありがとう、とお金を受け取る。
なぜならムスコの請求しているお金は、本当に必要な参考書の代金なのである。
いつの頃からか、ムスコは学校の集金がある時、わざとガニ股でやってきて
かあちゃん金くれよ~
などとチンピラ風の口調で請求してくるようになった。
高校生にもなって「おかーさんお金ちょうだい」は、気恥ずかしいのだろう。
面白いので、私も不良息子に稼ぎを持っていかれまいと抵抗するオバサンを演じ、応戦する。
ムスコはともかく、私のほうは完全にワルノリだ。
最近ではクソババア、とか言いながら、双方が笑っていたりするので、タケナカナオトの往年のネタ「笑いながら怒る人」みたいだ。
ムスコは、リアルでは私に向かってババア、クソババアを言ったことはないので、案外、こんなことでも気晴らしになるのかもしれない。

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ついこの前やったばっかじゃないか! 参考書なんて言って、どうせ遊ぶ金だろ!
なんだとこのクソババア!
やなこった! 金はあっても、親不孝なガキにくれてやる金は無いね
うっせーババア!黙って金出せ!
… うーむ、心がささくれ立つような親子の会話ではないか。
ドラマなら、この後取っ組み合いの親子喧嘩となり
かあちゃん、にいちゃん、もうやめて!
と、セーラー服の妹が泣きながら止めに入るのであろう。
ドラマと違うのは、うちにはけなげな三つ編みおさげの妹娘がいないこと、ムスコも、私も、まったくの平静であることである。
くれてやる金は無い、と言った私は、すぐ財布を開けていくら?と聞き、ムスコも普通の顔で、ありがとう、とお金を受け取る。
なぜならムスコの請求しているお金は、本当に必要な参考書の代金なのである。
いつの頃からか、ムスコは学校の集金がある時、わざとガニ股でやってきて
かあちゃん金くれよ~
などとチンピラ風の口調で請求してくるようになった。
高校生にもなって「おかーさんお金ちょうだい」は、気恥ずかしいのだろう。
面白いので、私も不良息子に稼ぎを持っていかれまいと抵抗するオバサンを演じ、応戦する。
ムスコはともかく、私のほうは完全にワルノリだ。
最近ではクソババア、とか言いながら、双方が笑っていたりするので、タケナカナオトの往年のネタ「笑いながら怒る人」みたいだ。
ムスコは、リアルでは私に向かってババア、クソババアを言ったことはないので、案外、こんなことでも気晴らしになるのかもしれない。

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我が家もそういう家族です。
子どもがまだ小さかったころ、ワンボックスの後ろで、妻と子どもたちが「イヌになるごっこ」をしてました。まだ、幼稚園の息子は段々本気になり、ウ~~~ッと唸り、二歳上の姉の二の腕をガブリと・・・
しばらく跡が残ってましたねえ(笑)
母親に対して息子は、素直に話すのが照れ臭いんですよ。
悪ぶってみたり、ぞんざいな言葉を使ってみたり・・
でも、楽しそうな家族でうらやましいです。
息子さんは、ちゃんと母親に感謝してますから。
「クーソ!・クーソ!・クソ!(バーバァ)」←口真似で。
(クーソ・クーソ・クソまでは、デカイ声で)
言った後で、「私達、順調に成長してるよね」と言った。
(こう言うのは、反抗期であって、その過程を通って成長する自分たちは、正常なのだと言っていた)
全て、承知して言ってたんだよね~。
(そして、二人は看護婦になった)
その後、第一子の発言ミスはなくなりました。
嫁さんは子供が高校生の時、友達を連れてきたら、一人一人、フルネームを言わせておりました。
怖い。
ぢょん でんばあ様の家庭はぢょん でんばあ様の統治が行き届いています。
素晴らしい。
子供はいないので、自分の事ですが、反抗期ってありましたが、クソババアって言った事ないです。
逆に、なにかねだる時に母に『お母さん』って言うのは恥ずかしく『マ~マ~♪』なんて言うと、気持ち悪いから止めて!と怒られました。
『ええやんかぁ~マ~マ~』っていう遊びを、姉妹でやってましたよ。
それと、母は父からは『〇〇』と名前で呼ばれてたので、ふざけて『〇〇さん』って呼んだりするのも冗談でしたね。
娘のお友達まで真似こ・今になってお婆ちゃんとも呼ばれない🌸くそ婆🌸と言われて糞なんか未だ付けて無いと言い返したい・僻み婆さんです。 合掌 寿芳
かわいい思い出ですね。
子供が小さい頃、私は付き合いの悪い親でしたし(小さい子が苦手)、子供が何ごっこして遊んでいたのかわかりません。こういうやりとりをするようになったのはわりと最近なんです。
ちょっと変則パターンかな?
いつも褒めてくださって、ありがとうございます。
今は家に二人しかいないので、顔を突き合わしてケンカしないように、お互い無意識にガス抜きしてるのかなと思います。
Carlos様にも悪ぶった少年の頃がおありでしょうか。
そんな思い出話もまたブログでもご紹介ください。
団結力の強いご姉妹ですね!
私にも反抗期はあったはずなのですが、その年ごろにはもっぱら、親ではなく、妹との仁義なき抗争に明け暮れていました。
机に向かって勉強していたら、後ろから妹におさげを引っ張られて、それをきっかけに、とんでもない取っ組み合いの大げんかになったことなど思い出します。
子供の友達に名前を言わせるのは、小学生の時には、私もやってましたね。
あと「『お邪魔します』はっ?!」と、無理にも挨拶させたり。
幸か不幸か、中学以降は子供がオタク化し、友だちがどんどん減っていったので、その必要もなくなりました。
私自身は自分の親に反抗したって記憶があんまりないんですよね。
ただ、親の言うことはぜんぜん聞かなかったなー。
進路とか、就職とか、結婚とか、親にも希望はあったと思うけど、全部無視です。
今になってみれば親の言うとおりにしときゃ良かったと思うこともあります。
私と妹は自分の母をお母さんと呼んでいますが、その他親戚一同からは、母はあだ名で呼ばれていました。
自分より年下のいとこが母をあだ名で呼ぶのにはちょっと複雑な思いがありました。
今となっては懐かしい思い出です。
(*^-^*)
我が息子達が高校生の頃を思い出しました
私が高校生の時「参考書を買う」と云うと無条件で出してくれました
ちゃんと参考書も買いましたが…
どさくさに紛れて『星の王子様』の原書版を買ったのは内緒です
( *´艸`)
わあ、ステキな買い物!
いいじゃないですか。それはきっと人生の参考書ですよ(私、いいこと言った?)。